第一次審査(ネット審査)結果発表!

地域別

最初に審査員それぞれが10票ずつ投じ、票の入った作品について5人で審査し、10作品を決定しました。

関根 知っている団体についてはどうしても過剰に感情移入してしまうので、応募PRを 印刷してから団体名を見えないように隠し、文章の魅力だけで選ぶことから始め ました。
個性があるか/将来性があるか/活動を続けるか/自分がプロデュースしたいか 等を尺度に選びました。
高野 舞台芸術について客観的な視点を持って活動していること、グランプリを受賞し た場合、次回公演をなるべく大勢のお客様に観て頂けること等を重視しました。
木元 自分が福岡県出身ということもあり、東京以外の地域の団体や、次回公演が多地域になっている団体に注目しました。 また100万円が支援される次回公演についてのみでなく、 ここでグランプリを取ることにより今後ステップアップしていってほしい団体を選ばせて頂きました。
松月 CoRichをどれだけご活用いただいたかの実績を様々な角度から数値化し、それを もとに選ばせていただきました。
それでは10作品の発表です!

※公演初日順。

今回の公演は4都市ツアーという半年間にわたって演劇の楽しさを伝えていきた いという意気込みが非常に感じられた。
また、劇団収入により演劇を興行として成り立たせるという気持ちは応援したくなります。
足を運んでいただけるお客様に演劇は「娯楽」だというところ伝えてください。
期待しております。
(関根純一)
KUDAN Project(愛知県)
多地域という枠を超え、ミタコトモナイ≪演劇≫は名古屋から世界へ。 最も壮大なビジョンを掲げていた団体だと思います。 何度も再演が繰り返され、公演の度に話題となってきた過去2作に続く、 KUDAN Project二人芝居の最終章が向かう先を楽しみにしています。
(木元太郎)
NEVER LOSE(東京都)
演劇の楽しさを伝えたいという気持ちが、 CoRichに書き込みをしてもらえると招待状をプレゼントするという姿勢に感動いたしました。
また、2つの劇団で1つの物語前編・後編での展開に非常に興味をもっています。
ホームページにも、新聞の切り込みを掲載するなど、かなり手の込んだ演出が舞台ではどのようになるのか。。。。
期待しております。
(関根純一)
スロウライダー(東京都)
応募作品の詳細に書かれた演劇に対する考え方と、団体ページの写真画像からも伝わってくる「心理ホラー」というそのこだわりに心引かれました。 また、支援対象となる次回公演で、公演日数の増加を考えているその姿勢も応援したいと思った理由の一つです。 公演、楽しみにしています。
(木元太郎)
風琴工房(東京都)
詩森ろばさん率いる風琴工房は、作品の質を上げるために何をすればいいのかを 真摯に考え、ひとつずつコツコツと実践している劇団だと思います。劇作・演出 などの創作面の試み以外にも、制作業務や俳優養成などの舞台製作の基礎の段階 から、丁寧に取り組まれています。昨年とても好評だった「砂漠の音階」に、そ の鍛錬とノウハウの蓄積が確かな質として表出したのではないでしょうか。今回 も地道な取材をもとにした、人間味のある暖かい作品を観せていただけることと 期待します。
(高野しのぶ)
劇団SKグループ(北海道)
今回、私の審査基準の一つである「プロデュースしたいと思うか」にビシッと来ました。偉そうですみません。要は「お金を払って、世界へ出したい」と 思ったので、選考させていただきました。
「芝居は見世物」という言葉がビジュアルにもコンセプトにも結びついて、SKグループさんのカラーがダイレクトに伝わってきました。
心に残る見世物を見られると期待しています。
(森静子)
時間堂(東京都)
高校生のデートの選択肢にお芝居があって欲しいし、映画のような低価格で気軽 にお芝居を楽しみたいし、小さなカンパニーがレパートリー作品を持って色んな 地域に旅公演に行って(来て)欲しい・・・時間堂 堂主の黒澤世莉さんが提案 する新しい演劇環境に、心から共感しました。公演と教育研究を続けて来られた そうですが、黒澤さんの演出作品を観る限り、それは嘘ではないと思います。質 の伴ったフットワークの軽さが実現するのを見届けたいです。
(高野しのぶ)
快飛行家スミス(東京都)
自身のサイトでのブログによる告知だけでなく、 「CoRichブックマーク!」まで利用頂いたり、 戦略的に「CoRich」を活用頂きまして有難うございます。 今回は、埼玉県川口市の廃工場での公演ということで、 どのような体験をさせて頂けるのか全く想像がつきませんが、 「<時間>をその身に有する<場所・空間>の力の偉大さ」を体感しに廃工場に行かせて頂きます!
(松月虎次郎)
ハイバイ(東京都)
銭湯という日本のメタファーを舞台に西洋唯物論のテクストが「劇場」でどう展開 されていくのか。そこにこの劇団の奥深いメッセージを感じました。
嘘です。
とにかく、内容に魅かれました。どうしようもなく魅かれました。説明文を読ん でいるだけでわくわくしてきました。ロングラン公演という優しさにも魅かれました。 要は、とにかく魅かれたということです。公演楽しみにしています。
(森静子)
SUPER★GRAPPLER(東京都)
「CoRich舞台芸術!」に新しい機能が提供される度にどんどん活用して頂いたり、 多くのファンの方にCoRichを広めて頂いたこと感謝しております。 また、「CoRich舞台芸術まつり!2007春」に最初に参加表明頂いたということで 勝手ながら非常に思い入れのある団体です。 テーマが「人間賛歌」で基本理念は「ボケ倒し」というSUPER★GRAPPLER様の 「痛快で明快な超ド派手エンターテイメント」な公演、楽しみにしております!
(松月虎次郎)

以上の10作品です! 次の最終審査では、審査員が実際に公演を観にいきます。

最後まで候補に残っていた、大変惜しかった5作品です。
“審査員注目の作品”ということで、公表させていただくことにしました。

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