灯影ノート

演劇ユニット「クロ・クロ」（東京都）

公演に携わっているメンバー：12人

団体紹介

2012年4月までカフェ「JUNCTION CITY」（中野・2013年12月閉店）にて公演を行う。
以降、活動拠点を劇場に移し公演規模の拡大を図っている。

2012年5月に演奏・上雄人、amtorを、
2013年10月に衣装・shokoをメンバーに迎え、
演劇・音楽・服飾という何の団体なんだかわからない編成になる。

ユニット名は、クローズ(精密な)・クロッキー(速写)の略。
現代に散在する「実感」をその瞬間でしか表せない形で表現するという意味。

応募公演への意気込み

審査対象の「灯影ノート」は、2013年「望遠ノート」、2014年「絵空ノート」に続く、ノート三部作の第三部です。テーマは共通していますが、別作品としてご覧いただけます。
ノートシリーズでは、「わからない」と「わかろうとする」が一貫したテーマとなっており、今作では全てのものに疑いを向け、その上でなお信じられるものを探していくお話です。

劇団としての停滞期を乗り越えて、たくさんの方々の協力を得て成り立つ公演です。
より多くの方に見ていただき、より多くのものを持ち帰っていただくため、日々稽古を重ねています。

将来のビジョン

無気力、無感動、無関心など、人と人との距離が離れてしまっている現代において、ご覧いただいた方に「そうではないかもしれない」と思っていただけるような作品作りを目指しています。その目的の達成には、大きな舞台でしかできないことがあり、劇団の動員拡大を目指しています。
動員2000人を超えるためには劇団の力のみでは不足を感じ始め、昨年から賞レースへの参加を検討しています。