ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち

劇団印象-indian elephant-(東京都)

公演に携わっているメンバー:7人

団体紹介
劇団印象-indian elephant-と書いて、劇団「いんぞう」と読む。鈴木アツトが劇作・演出をつとめるカンパニーとして2003年に設立。「遊びは国境を越える」という信念を持ち、言語や異文化の壁を越えて、想いを伝えられる作品を創っている。代表作の「青鬼」(若手演出家コンクール2012優秀賞・観客賞受賞)は、英訳され「The Bite」というタイトルでイギリスの戯曲コンペティションTyphoonで選ばれ、2016年にロンドンでリーディング上演。また、「グローバル・ベイビー・ファクトリー」(2012年・第18回劇作家協会新人戯曲賞最終候補作)も英訳され、2016年に国際交流基金ロンドン主催で、ロンドンでリーディング上演。他に、韓国の密陽夏公演芸術祝祭、居昌国際演劇祭、D.Festa(大学路小劇場祝祭)や、タイのBangkok Theatre Festivalから招聘され、作品を上演した。唯一の劇団員である山村茉梨乃は、Bangkok Theatre Festivalでタイ批評家協会最優秀女優賞受賞(2014年)。
応募公演への意気込み
この作品は、画家マルク・シャガールとその最初の妻ベラを主人公にした、イギリスの戯曲である。そして、私=鈴木アツトが、唯一の劇団員である山村茉梨乃のために選んだ。生活能力が著しく欠けていたシャガールのため、妻ベラは自身の舞台女優になるという夢をあきらめ、生活における雑務を一手に引き受けていた。また、ベラは家事や育児に追われながらも、自身の表現者としての道を模索し、小説や随筆を書き溜めていた。これらのことを山村茉梨乃の演技を通して、観客に届けたい。ベラの葛藤、すなわち生活者と表現者の間で葛藤するその姿は、仕事と出産・育児の二者択一を迫られる、現代の日本の女性の観客たちが切実に直面している“壁”として観客の目に映るだろう。その“壁”は日本社会自体が飛び越えなければいけない“壁”でもある。しかし本作においては、その“壁”を飛び越えるのは山村茉梨乃の演技でなければならない。それは、観客を感染させる演技でなければならない。僕らはグランプリではなく、演技賞を目指している。それが、僕らが“劇団”でやりたいことである。
将来のビジョン
劇団印象-indian elephant-は、芸術文化振興基金等からの助成金を2013年度からもらえるようになった。次のステップとしては、文化庁の文化芸術振興費補助金をもらえるようになり、年間3作品を常に上演できるようになりたい。三作品の内訳は、1.鈴木アツトの新作、2.再演もしくは既成の戯曲、そして、3.児童青少年演劇である。
1.  鈴木アツトの新作では、社会的なテーマを扱いながら、身体表現を用いて、言葉がわからなくても心が震える作品を創ることを目指す。
2.  既成の戯曲の場合、これまで劇団印象が出会ってきた国を中心にし、韓国、タイ、イギリスの優れた戯曲を取り上げる。また、自作の再演の場合は、戯曲をブラッシュアップして、“現代”を表現できるものだけを再演する。
3.  児童青少年演劇は、できるだけ、ノン・ヴァーバル(台詞に頼らない)にして、海外の児童演劇のフェスティバルに進出していく。まずは、中国、台湾、韓国のフェスティバルを目指す。
また、公演を前提としない、日々の稽古として、定期ワークショップを一週間に一回行っていき、そこで出会う俳優を基本的にはキャスティングしていく。

公演に携わっているメンバー(7)

マカロニ
音響

「ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち」に携わっている音響です。よろしくお願いします!
shinoki
照明

照明の篠木です。お世話になります。
小日向星一
役者・俳優

3人目の役者です!頑張ります!たくさんの方に観に来ていただけると嬉しいです!
山村茉梨乃
役者・俳優

劇団印象-indian elephant-の劇団員です。 ベラ・シャガールを演じます! 印象史上最も良かったと言っていただけるような舞台を目指します。 是非観に来てください!劇場でお待ちしております!
西宮
美術 その他(スタッフ)

美術・小道具製作します。
achuto
脚本 演出

「ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち」で、翻訳と演出を担当します。これまで外部演出として「Destination」(プラディット・プラサトーン作)、「海霧」(キム・ミンジョン作)、火山灰地(久保栄・作)、「神の絶望」(ニコン・セタン作)、「ハンナとハンナ」(ジョン・レタラック作) 、「クミの五月」(パク・ヒョソン作、2018年3月24日、25日、シアタートラムにて上演予定)、多くのリーディング演出の実績を積んで来ました。そこで得た戯曲を読む力を発展させ、歌や身体表現面白く魅せられる演出家としてさらに飛躍するために、この作品に精一杯取り組みます。
murie

「ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち」に携わっているメンバーです。

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