リチャード三世

芸術集団れんこんきすた（東京都）

公演に携わっているメンバー：13人

団体紹介

2001年5月3日に結成、2018年で17周年を迎える。
その間、年二作品以上の舞台を上演し、昨年末までに27回公演。また数々の地域イベント等の出演を経て、高齢者施設への訪問ショーや招待公演、被災地でのレビューショーやワークショップ開催など演劇の広げうる様々な活動を展開。
老若男女の枠を超え、ダンスに歌に芝居に変幻自在のパフォーマンスで魅せる主宰の中川朝子と、歴史や文学に造詣が深く、バランス感覚に優れた作品を生み出す奥村千里の二人の最強タッグが劇団の一番の魅力。

応募公演への意気込み

2015年４月に初演のれんこんきすた版リチャード三世、待望の再演。
初演当時、英国において実在のリチャード三世の遺骨が発見され、話題となった。
DNA鑑定の結果、シェイクスピアの描いたリチャード三世とは外見も性質も違う人物像が明らかに。悪の魅力に溢れ、いつの時代も人々を惹きつけるシェイクスピアの「リチャード」。その影で、数百年も忘れ去られ、史実を抹殺され続ける実在の「リチャード」
この二人の「リチャード」を、凄まじい熱量と重厚さで魅せるれんこんきすた特有の
史劇として描き上げる。「奥村千里とシェイクスピアのマリアージュ」と銘打ち、
シェイクスピアの流麗な台詞回しや人物、物語の魅力はそのままに、初演脚本から改定を加え、黄金バランスの融合を目指す。

将来のビジョン

　小・中劇場界の質の底上げ、舞台演劇・芸術の可能性を広げ、その価値創造・向上のために、生涯を捧げる覚悟をもって前進し続けていきたい。一人の心に、一言でも残る言葉があるように。一人の目に、一瞬でも一生残る何かがあるように。100年先も、200年先も、私達の紡いだ戯曲が誰かによって演じられるように。私達は、この道を、この生き方を択びとりたい。
２０１９年にはチケット即日完売の劇団へ成長し、舞台演劇の持つ力、魅力をもっと広げて参ります！