Cendrillon

チームジャックちゃん（東京都）

公演に携わっているメンバー：15人

団体紹介

「大人になったあなたに、想い出したかった童話を」
子どもの頃、夢中になった沢山の童話。
我々の舞台は、いわば大人のための食材に、大人のための味付けをしたお子様ランチです。
誰もがかつて親しんできた様々な物語をより深く読み解き、大胆に想像するならば。
私たちと同じ、等身大の人物として彼らの悩み、喜びを、生身の人間が生きる舞台で描くならば、なじみのストーリーは、誰も知らない新たな顔を見せて、それはちょっとドキドキするような素敵な物になるんじゃないかな？と言う予感から始まった団体です。

多くの人に親しまれてきた童話をベースに大胆な構想と演出で夢の中のお伽噺ではなく、史実にあったようなリアルな物語に作り替え「誰もが知っている物語の見たことない姿」を描き出します。

応募公演への意気込み

『シンデレラ』『オズの魔法使い』『人魚姫』と、公演を行ってきたチームジャックちゃん。シアターKASSAIに始まり、中野・ザ・ポケット、新宿村LIVEと、規模を拡大して参りました。そして今回の公演は、チームジャックちゃんの更なる飛躍を目指し、初演大好評で幕を閉じた『サンドリヨン』をロングランで上演。チームジャックちゃんの新たな一歩を踏み出します。

「弱いのさ。弱いからこうやって従うしか無いのよ。だからせめて強がらないとね」
誰もが知っているシンデレラのストーリー。でもその主役がシンデレラではなかったらどうだろう？主役はシンデレラの意地悪な義姉。シンデレラと王子が真実の愛に結ばれる裏で、弱くもしたたかに夢を描いた女達の真実があったとしたなら。この物語は、我儘で勝ち気な弱い女性が、強くあろうとした物語。彼女の本音と心情こそが、今私たちの心を打つ。

※今回の「舞台芸術まつり」の審査対象作品は、『かぼちゃチーム』でお願いします。

将来のビジョン

我々は、舞台演劇には、人を幸せにする力があると信じています。
そして、自分たちにも、その力があると信じています。
エンターテイメントが溢れている昨今、舞台を観に行く事は、ニッチな趣味とされる傾向にあります。しかし、もっと身近に、ふらりと映画館に立ち寄るような、そんな気軽な物にしたい。一人でも多くの人に、舞台を通して幸せになって貰いたい。日々の活力になれるような、そんな団体にしたい。そう志しております。
チームジャックちゃんは今年で結成4年目です。今まで様々な劇場で公演を行いました。総集客数は4000人程となりましたが、まだまだ多くの人に観て貰いたいと思っています。我々は、人々の心に響く舞台を作れる確固たる自信があります。今後、劇場の規模の拡大の他、地方公演も視野に入れ、今まで私たちを知らなかった人たちにも知って貰い、我々の舞台を観て貰う。そして観た人を幸せにしたい。そんな挑戦をしたいと思っています。