歪な王子

おにぎりスキッパーズ2（東京都）

公演に携わっているメンバー：11人

団体紹介

１９９３年、主宰、三島ゆたかを中心として、前身である「おにぎりスキッパーズ」発足。
１９９９年に動員２０００人を目前とした後、俳優としてのスタンスを模索する時期に入り、
２０００年１月に解散公演。
その後、２００１年に「作品重視の、よい作品を生み出すことだけを主眼とした」ユニット形式で、
名前を「おにぎりスキッパーズ２」と改めて演劇創作活動を再開。
再開後の公演ペースは年２回程度。
映像分野でも活躍する俳優達を中心に、確かな物語とともに、
主題歌や挿入歌といった音楽性、映像や音響といったスタッフワークを効果的に連動させていくことで、
劇場映画のクオリティに引けをとらず、かつ、俳優達がいきいきと魅せる作品づくりを継続。
観る側の世代を問わない“くだらなくも面白セツナイ”舞台には根強いファンも多く、
動員のアベレージは１０００人程度をキープしています。

　　２００９年、結成15年を経て、再び劇団化。
　　三島ゆたか以外にも若手の作家が二人増えて、
　　今後も自主映画製作やバンドとのＰＶコラボレージョンなど、
　　舞台公演にとどまらない“おにぎりワールド”を展開しようと画策中です。

応募公演への意気込み

結成1７年目の今年お送りする今回の舞台は商店街っです。

片隅で喫茶店を営む主人公が、口だてで構築したファンタジーの世界を冒険する物語です。

ステージ上にはオブジェのようなセット。
それが会話の中で商店街から店内へ、そして森や岩山や城や、ファンタジーの世界へと様々な変化を見せていきます。

舞台美術を手掛けるのは感性豊かな美しいセットに定評のある寺岡崇。

刑事たちが舞台上でなにかに「擬態」し事件を見守る、みまもり刑事シリーズで観客席を沸かせたおにぎりスキッパーズ２が寺岡氏を迎え、その発展系ともいうべき「想像する」新しい舞台表現に挑戦いたします。

名付けて新時代型ハイパー・イマジネーション！

本当に何もない舞台からあふれ出す、きらびやかなイマジネーション炸裂する想像の世界。

初めて、CoRich舞台芸術まつりに参加させていただきたく思います。

将来のビジョン

2011年秋は、
おにぎりスキッパーズ２の第２の作家、つかにしゆうたがお送りします。

『星がるキミは雲の下』というタイトルのおはなしを上演します。

顔の綺麗な男の子の部屋が火事になってしまって、
男の子はむかいのアパートに引っ越してきて、
火事になってしまった部屋からは煙がなぜかもくもくと上り続けています。
だからこの世界の空はずっと曇り空。
もうすぐ流星群がやってくるみたい。
雲の上の星たちは、男の子にいったいなにを教えてくれるのでしょうか。

おにぎりスキッパーズ２のちょっと変わった３ページ目となります。