シド・アンドウ・ナンシー【CoRich舞台芸術まつり2009春　グランプリ受賞作】

MCR（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

団体紹介

舞台芸術をもっと身近な存在にしたい。これがMCRの一貫した姿勢です。身近にするために、劇場を出たり無料公演を打ったり、様々な方法があるでしょう。MCRは、「何の因果か観に来てしまったお芝居が、今まで感じたことの無い面白さを持っていた！」とご来場のお客様に思って頂くことで、その裾野を広げて行きたいと考えています。奇をてらうのではなく、正々堂々、舞台と脚本と役者の質を高めることで、こんなにも楽しい舞台芸術を知ってもらいたいのです。

応募公演への意気込み

MCRは様々な側面を持つ劇団ですが、やはりその根源は「笑い」にあります。前回公演では、その笑いに物語の切なさを見事に融合し、高い評価を頂きました。本公演では、その方向性を更に推し進め、笑ってリラックスして楽しんで、劇場を出た後には、楽しんだ公演の事について面白おかしく、時に深く考えられるような公演をお届けします。笑いだけではない。物語あっての舞台芸術を是非ご期待ください。

将来のビジョン

10月末～11月初旬にかけ、再び下北沢駅前劇場にて次回公演を行う予定です。舞台を楽しむ垣根を低く構える下北沢という地において、より多くの皆様に気軽に楽しんで頂ける公演をご用意致します。より円熟を増す脚本と役者に加え、敢えてMCRの安定の真逆を行く不安定さを引き出す客演陣や舞台美術を加え、更に奥深く物語をMCR得意の笑いと共にご覧頂けるよう計画しております。舞台上と客席が一体化した、質の高い舞台芸術をお楽しみください。