実演鑑賞
満足度★★★
面白かった。
この話の展開上、そのときどきに要のキャラがいて、そこをきっちり押さえていくとどんどん盛り上がる。そのスイッチがハッキリ見えて感心した。
序盤はハワイ庵(環幸乃さん)が鍵。彼女の天然な疑問がいろんな問題を炙り出す。梅こんぶLOVE。
中盤はアイスクリースマス(坂本七秋氏)が鍵。この会議というゲームのルールを観客に知らしめて回す。3148の答弁にペンを机に打ち付けて一つ一つ煽るアクション、計算され尽くした動きに唸った。
この二人にリスペクト。役者側から作品を幾らでも面白くすることは出来る。
全体芸としてもよく出来ている。全員が今何をするシーンなのかを理解して行動。出番じゃないキャラがリアクションで細かく張る伏線。見事。