実演鑑賞
満足度★★★★★
千穐楽を拝見。初めて観た「ナイゲン」は、シアター・ミラクルでの2017年のfeblaboプロデュース版。以来、ミラクルで「ナイゲン」をやる度に観てきたので、ここで観るのも今日が最後かと思うと寂しさも。にーらぼ版とは違う角度の席で観たが、このキャラクター、この場面でこんな仕草や表情してたっけ?と思うことも度々で、よく練られた舞台だと改めて感心。
実演鑑賞
満足度★★★
面白かった。
この話の展開上、そのときどきに要のキャラがいて、そこをきっちり押さえていくとどんどん盛り上がる。そのスイッチがハッキリ見えて感心した。
序盤はハワイ庵(環幸乃さん)が鍵。彼女の天然な疑問がいろんな問題を炙り出す。梅こんぶLOVE。
中盤はアイスクリースマス(坂本七秋氏)が鍵。この会議というゲームのルールを観客に知らしめて回す。3148の答弁にペンを机に打ち付けて一つ一つ煽るアクション、計算され尽くした動きに唸った。
この二人にリスペクト。役者側から作品を幾らでも面白くすることは出来る。
全体芸としてもよく出来ている。全員が今何をするシーンなのかを理解して行動。出番じゃないキャラがリアクションで細かく張る伏線。見事。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/04/22 (土) 19:00
何度観ても楽しめる。
出演者それぞれのキャラクタが色が出ていて良かったです。
特に二年生が自分としては好きでした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
「にーらぼ版」からの「R05年新宿版」の観劇!
にーらぼ版のほわほわで全力で熱い会議に比して、R05年新宿版はメリハリ効いててじわじわ熱い会議と好対照でした
役者さん変われば舞台の空気が変わるのは当たり前のことだが、議長がもう対照的に違ったキャラなので、自ずと会議の沸き方・落ち着き方・居方が違って、両方見てなお良かった
にーらぼ版さんをご覧になった方にも是非こちらもおすすめである
シアターミラクルが閉館になってしまうのは、実に残念
主宰池田さんが創り出した「創る側にとっても見る側にとっても優しい劇場」として空間
多くの学生役者さん演出家さんや団体さんがこの劇場で腕を振るい、学生さんたちにとってはホームな暖かい劇場だったとおもう。
U18・U22割引も他の劇場ではほぼ見かけなくなってきていたので、見に来る学生さん達にとっても居やすい空間だったようにおもう
それなので、ことさら寂しく思っている
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
先日は、同じシアターミラクルで「ナイゲン(にーらぼ版)」を観たが、脚本(冨坂友 氏)、演出(池田智哉 氏)が同じにも関わらず キャストが違うと印象が全然違って観える。そこが<演劇>の魅力であることを再認識した。
「シアター・ミラクル」は、2023年6月に閉館するが、「ナイゲン」はこの劇場において特別な作品であるという。2012年のアガリスクエンターテイメント「ナイゲン」に始まり、「feblabo✕シアター・ミラクルプロデュース」として2016年~2019年、コロナ禍での中断を挟み 2022年まで上演してきたという。自分は「feblabo✕シアター・ミラクルプロデュース」は全て観劇し、閉館前 最後の「にーらぼ版」と「R05年新宿版」の2バージョンも観ることが出来た。シアター・ミラクルの歴史を語る上で絶対外せない「ナイゲン」という作品は、自分にとっても大切で特別な存在である。シアター・ミラクルのマスターピースである会議劇コメディ、しっかり堪能した‼
上演前の蝉の鳴き声。夏休み前の或る日の午後、これから始まる文化祭の為だけの会議<通称:ナイゲン>の熱き激論を連想させる。案外 文化祭当日より会議<ナイゲン>の方が思い出深くなったりして、を思わせる高校生たちの台詞。
会議を終え、3年生・花鳥風月の「こんなナイゲンがやりたかった!」が物語の肝。そして照明…会議中は明るい陽光、しかし夕刻には黄昏に変化する、その哀愁がシアターミラクルの閉館に重なる。
(上演時間2時間15分 途中休憩なし)