満足度★★★★
王道にも作法がいるこういうことを伝えたいという想いがあって、それを劇団全体で共有できているように思えました。皆が心血を注いでいる。よくできた話でも、作っている人々の気持ちがちぐはぐだと作品に現れます。王道という言葉はありきたりという意味に捉えられがちですが、それをきちんと実現するにも作法がいるということを教えられた思いです。いつも凝った話、刺激的な物語ばかり追い求めていると、こうした昔ながらの物語にほっとします。刺激に頭脳は楽しませてもらっていても、心は疲れていたのかもしれないと考えさせられます。
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2009/06/11 23:16
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