満足度★★★★
鑑賞日2019/06/18 (火)
18日19時開演回を拝見。
旧ソ連(今のロシア)のディストピア小説「われら」を基に脚色された舞台は、終演後、カラダのリキみが取れたと同時に、相当な疲労感に襲われた2時間20分強だった。
だが、一昨年の『ドグラ・マグラ』、昨年の『フランケンシュタインー現代のプロメテウス』と比較しても、相変わらず難解ながらも、転び伴天連な私には親近感さえ湧く設定(ディストピアな超管理社会である近未来の「エデンの園」)。実は一番手が合ったかなぁと。
役者陣。
まずは、何といっても、主演の田村真帆さん。
緩急の変化なし・まっしぐらな硬質の演技に、当初は違和感を覚えたが、話が進むにつれ、そんな「D503」に、フランス革命を描いた絵画「民衆を導く自由の女神」のイメージが重なった。
2時間20分出ずっぱり!のフルスロットルな役柄だが、どうか千穐楽まで舞台上にガッシと踏ん張り続けて下さい。
それから、(フライヤーの顔写真とイメージが異なる方が多いので、実はやや自信がないのだが)S4711(岩野未知さん)、O90(灘波愛さん)、U1984(市川洋平さん)、そして唯一、フライヤー無しでも認識できたI330(千葉哲也さん)が、個人的感覚だが、若いヒロインの役者さんを盛り立てているようにも映り、強く印象に残った。
2019/06/20 04:40
2019/06/20 02:46
特に、灘波愛さんのO90…妊娠していたのは彼女だったよなぁ⁈と認識がおぼつかなかったので、ハッキリわかって、ホッといたしましたw