表参道文學其の九 公演情報 表参道文學公式「表参道文學其の九」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    大島丈さんの「表参道文學」を毎月楽しみにしている者です。
    まだ表参道文學にいらした事のない方へ少しでも参考になればと稚拙ながら少し書かせて頂きます。
    この表参道文學はただの朗読イベントではなく、五感で感じることの出来る、新感覚の
    「朗読エンターテインメント」という新しいジャンルになるのではないかと勝手に思っています。

    まず一つ目は、「耳で感じる」
    この表参道文學の大きな特徴のひとつとして、目の前のブースにいらっしゃる大島さんがダミーヘッドマイクに向かって、まるで耳元で囁いてくれているかのような臨場感のある声をヘッドホンで聴くことが出来ます。
    大島さんの声はいわゆる「イケボ」と呼ばれる低くダンディーなお声なのですが、その渋いお声を使い分け、おひとりで何役も演じられているので、すぐにお話の世界へと引き込まれてしまいます。
    個人的には暗転の中で、お水を飲む音がヘッドホンから聞こえるのがとてもセクシーに感じます。
    (音量はMAXの方が微かな吐息まで感じることが出来るのでオススメです。)

    二つ目は「目で感じる」
    大島さんが表情豊かに、右へ左へ、ダミーヘッドマイクの耳元に向かって朗読されている姿や、時には後ろに下がって大きく叫んだりするところを目の当たりにすることにより、さらにリアルにお話の世界を想像することが出来ます。特に官能小説を読まれている時の細かい仕草は、その場の情景が安易に想像でき、より興奮度が増していきます。

    三つ目は「子宮で感じる」
    毎月朗読される演目は異なるのですが、
    最後は必ず官能小説を読まれています。
    大島さんの本業でもあるAV男優さんとしての本領発揮といいましょうか、男性と女性の声色を上手く変化し、身振り手振りを交え、時には艶めかしく喘いだり、耳から目から、溢れんばかりのセクシーの応酬を繰り広げながら淫靡な世界へと誘ってくださいます。
    昼間の公演は場内のカーテンの隙間から日が差し込むのですが、「昼間からこんな気分になってどうしよう!」と一種の罪悪感さえ覚えるくらいです(笑)
    でも大島さんの読む官能小説は、いやらしいけどいやらしくなく、頭の中で想像しながら、ギリギリの興奮を楽しんでいる感じです。
    上手く表現出来なくて申し訳ないのですが、例えばAVを観るのに抵抗のある女性の方でも、すんなりと聴けると思います。
    そして是非子宮が疼く感覚を楽しんでみてください。

    四つ目は「肌で感じる」
    公演後、毎回大島さんが出口でおひとりずつにサインとお写真を撮りながら、少しお話して最後はハグをしながらお見送りをしてくださいます。僅かな時間ですが、大島さんはひとりずつ目をみてまっすぐにお話してくださいます。
    さっきまでブースの中で色んな役を表現されていた大島さんが、大島丈というひとりの男性として、来て下さったお客様ひとりひとりに感謝の気持ちを込めてしてくださる暖かいハグを直接肌で感じることができ、感慨もひとしおです。会場を出た瞬間フラフラと階段を降りていく女子多数です(笑)

    そして5つめは「心で感じる」
    表参道文學の開催されているNOSE art garageのスタッフの皆さんはいつも暖かく迎えてくださり、毎回来るお客様のために趣向を変えてみたり、工夫を凝らした演出をして、大島さんの朗読をサポートされています。
    そんな大島さんやスタッフさんの想いを心で感じることができ、いつも帰る時はほっこりとした優しい気持ちで会場を後にしています。きっと初めて来る方にもこの暖かい空間を感じて頂けると思いますし、お客様はほぼ女性の方が多いですが、男性の方にも是非聴いてもらいたいです。

    長くなりましたが、百聞は一見にしかず。
    少しでも興味のある方は是非体験してみてください^^
    おひとり様でもヘッドホンで自分の世界に入れますから全く問題ありません。
    男女問わずきっと大島さんの大きな人間力に惚れてしまうこと間違いなしですよ♡

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    2018/05/09 00:33

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