満足度★★★★
「全身がアンテナなのでわ!」というような俳優たちの演技体にびっくりしました。役者のつまらないかっこつけが入り込む隙のない、高い集中力! それゆえに逆に際立つ存在感! 言葉や音や空気によってぐにゃりと変化していく面白い身体! こういったユニークな作風は、「ストイック」になりがちですが、ユーモアが舞台に風通しのよさを生んでいました。独特の文体を持つ戯曲は、「個性的な言語感覚」と「ただのダジャレ?」の狭間をいったりきたりしつつ、確実にこの世界を立体化するために必要な旋律を持っています。
ネタバレBOX
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2017/06/18 22:27
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