15 Minutes Made Volume12 公演情報 Mrs.fictions「15 Minutes Made Volume12」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    ステキな2時間
    それぞれに特徴があり、全体として楽しめました。

    ネタバレBOX

    15分で6チームが共演する企画ではどうしても意外性とか衝撃的なシーンで笑いを取った方が記憶に残り易いのは仕方のないことだと思います。

    そういう意味では、顔に白いゲル状の液体を付けたMUの『HNG』は、しらーっと普通に進行する中で顔を見るとつい笑ってしまうといった印象に残るシーンがあって面白かったです。

    Mrs.fictions 『祭りの準備』  子供の頃いじめられていた青年二人が爆弾攻撃をした後で自爆しようと計画する話。最後のオチはミエミエでしたが、アイウエオ順の昆虫食はグッドアイデアでした。

    20歳の国 『消えないで、ミラーボール』  高校の時のマネージャーに当時も今も思いを寄せる同級生の話。死んじゃったのかと思わせるところが、えっなんだーで、素敵でした。

    MU 『HNG』  HはNGと言って公園など人前でのセックスを取り締まるボランティア組織HNGと、特にセックスを極端に嫌う青年の話。

    第27班 『夏の灯り』  夏祭りに誘われた男の話。男はウキウキしているわけでもなく、彼女を慕う別の男が世話を焼く不思議さなどがありましたが、ラストで全て納得できました。

    The end of company ジエン社 『私たちの考えた墓に入る日の前日のこと』  東京で起きた大災害でどこか遠くの海岸にまで流された多くの死体や物と、それを片付けるボランティアたちの話。海岸が茨城の海岸であることは終演後中野さんから聞きました。この作品は他と異質で、だからこそこういう企画のアクセントになって良いことだと思いました。

    シンクロ少女 『性的人間 あるいは(鞭がもたらす予期せぬ奇跡)』  官能小説家の私生活を描いた話。徳橋みのりさんのような素敵な妻を持ちながら気付かない小説家や哀れ。

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    2015/07/11 14:36

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