「シアワセでなくちゃいけないリユウ」「カワイクなくちゃいけないリユウ」2作品同時上演 公演情報 日本テレビ「「シアワセでなくちゃいけないリユウ」「カワイクなくちゃいけないリユウ」2作品同時上演」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    カワイクなくちゃいけないリユウ
    面白い。120分。

    ネタバレBOX

    グレッグ(村井良大)…工場夜勤。ステッフの顔が(好きだけど)並だと発言し、ふられる。親友・ケントとケンカし、ケントの浮気を間接的にカーリーへバラす。
    ケント(植原卓也)…工場夜勤。他人の心の把握とか関係を保つのに長けてる。カーリーと付き合うも、職場の新人と二股をかける。
    カーリー(吉川友)…ケントの彼女。工場の警備員。顔の良さを自覚している。ステッフの親友。ケントの子を妊娠したが、ケントの浮気に気づき始める。
    ステッフ(村川絵梨)…グレッグと同棲して5年。家を飛び出し、見た目に気を使い、彼氏をみつけ求婚される。容姿ににコンプレックスあり。

    ラブコメってよりも、男女の美醜って観点のほうが面白かったかな。それぞれに独白シーンがあって、実際の想いが吐露されるわけだけど、ケントの美人の彼女がいると気が気でないとか、カーリーのストーキングの悩みとか、そういうものかと。グレッグがラストに、(仕事やめて学校に入りなおして)美醜は個人的感覚だって〆てたけど、落ち着くとこはそんなもんだろうなと。目と下半身が美を求めているんだってセリフがなかなか印象的。

    美人なカーリーが悲惨な目にあい、(一応)幸せを掴んだのがステッフってのもありがちではあるが、舞台的な落としところとしては妥当かな。
    というかステッフはブサイクキャラには見えなくて、悩めるステッフって存在がやや掴みにくい。(男の)見た目にこだわらないというステッフが、幸せを掴んだきっかけは、自身が美に気を使ったかならのかどうか、そこらへんステッフがどう思っているか気になった。

    序盤はやや退屈かな。笑いがもっとあると良かった。グレッグとケントのケンカのときの暴言とか、ケントの浮気とカーリーの妊娠とか、どんどん空気を絞めてくる感じは良かった。

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    2015/01/31 21:56

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