毒婦二景「定や、定」「昭和十一年五月十八日の犯罪」 公演情報 鵺的(ぬえてき)「毒婦二景「定や、定」「昭和十一年五月十八日の犯罪」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    Bプログラム『昭和十一年五月十八日の犯罪』観劇
    ハマカワフミエさん、キリッとしていて素敵でした!

    ネタバレBOX

    ずーっと鎮座まします阿部定。いい設定でした。捕まってすぐの取調室における僅かな時間の話。

    阿部定事件とは、心底惚れた男との隠遁中に金が尽き、現実世界に戻るのが鬱陶しくなったことと、首を絞めて快楽を楽しむプレイが盛り上がり過ぎたことが重なって死に至らしめた事件性のある事故であるとともに、男を忘れがたく身と残り香を持ち去ろうとした死体損壊、下着窃盗事件であったということが良く分かりました。

    ハマカワフミエさんのスムーズな着付けは眼を見張るものでした。彼女の女優力は大したものです。

    ウィキペディアで定本人と警察関係者の写真を見たとき、なぜみんなが笑っているのかと不思議に思いましたが、そんな写真から彼女をヒロインに仕立て上げることにより226事件など他の重大事件から世間の目を外らそうとする内務省の陰謀だったとする発想が生まれてくるとは、虚か実かは分かりませんが、素晴らしいことだと感服しました。

    椎茸とお刺身の件は何のことかと思いましたが、ググって分かりました。便利な時代ですね。

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    2014/06/19 15:08

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