満足度★★★★★
無題1138(14-176)
13:00の回(カンカン照り、熱い)。12:30開場(客入中には演奏と三文芝居)。「真面目に見ると疲れるよ」「お手洗いは今のうち」「本編ではありません」「三文芝居中 リラックスしてね」等の案内は山羽さん。字が掠れてゆくのがちょっと不気味。
座席は先日(二日目)とほぼ同じ、今回はネットで公開されている台本を読んでの2回目、原作にない台詞はオリジナルでしょうか。「蝶番男」は観客として登場し、舞台はこの男へ語りかける...父は客席にいる、舞台を産み創るのは観客だと叫ぶ。
役者、ダンサー、バンドそして演出。どれもLive感に満ち、私好みでした。
しばらくネットで原作(岸田さん)について調べていると...「1999年の夏休み」の脚本は岸田さんだったのですね。この映画をいつ観たのか覚えていませんが(TV放送だったのか?)、萩尾さんの作品・作風とよく合っていました。
「1999年の夏休み」角川ルビー文庫も買ったし...
このとき深津さんは「水原里絵」で出演、その後「満月のくちづけ」を観てCDを買っていました...
処女作ということは70年代、新劇 「1977年1月号 第285号」に掲載されたようですが、この作品を創るきっかけ(時代なのか。社会なのか、個人的なものなのか)が何だったのか...