満足度★★★★
「首を所望せよ」あの“預言者ヨハネの首を所望したサロメ”の話が平家の落人伝説が伝わる小さな島に場所を移して語られる。古風な島言葉と島崎藤村の詩を用いた劇中歌、設定ががらりと変わることで“男と女”の普遍的な“不可解さ”が浮き彫りになる。 そうだ、預言者の首を所望せよとサロメに告げたのは、この母親だったのだと思い出させるような舞台だった。
ネタバレBOX
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2012/10/30 19:46
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