心地よい迷走。「この話は何処に向かうのか?」。演劇に限らず、始まった瞬間からそれは気になるもので。本線を追い掛けたり先読みしたりしながら、観る側としてはちょっとしたレースの様な心境に。荒チョモに関してはそれが結構序盤の時点で迷走する。それが、悪くない。何も追い掛けられなくなったらそれは破綻しているに過ぎないけど、ここの場合は追い掛ける可能性が相当数あってどれを追うか楽しく迷える。伏線が多いのか、伏線だと思わせる線が多いのか。
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2012/01/14 17:05
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