とーどーの観てきた!クチコミ一覧

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In The PLAYROOM

In The PLAYROOM

DART’S

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/10/31 (金) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日
こういうのが観れるから小劇場が好き。

多分、今年の私にとっての(長編)ナンバーワンになると思う。

テンポよく進んでいって入り込んでしまうし、芝居に違和感のある役がほぼない。
時間が気にならずもっともっと観ていたいと思った。

話がわかっていたとしても何回でも見たくなる作品。

ネタバレBOX

比較的おとなしく入ってきて、結構早めの時間からクライマックスという感じに
。「プレーヤー」がだれか、がみえてきた時点で話しが急展開。気持ち入ります。

特に印象に残ったのは、
● 椎谷さんが刺されるシーン:何かがノリウツッテイル感じ。
● 島田さんのラスト20分ぐらい:まさにそのものだった。
● 今里さんの「やれ!」シーン:あの迫力は、(TVではあるけど)半沢直樹の「やれ!大和田!」のシーンぐらい気合いが入っていた。
● ロシアンルーレット:もっと狂気に満ちていてもいいかもしれないが、あれぐらいの緊張感がいい?


あと、これまでどちらかというと「お姉さん」的な感じにみえていた佐賀さんが、可愛らしいOLという感じがでていて、驚いた。

あと、「きり」の言葉掛けは、気づかなかった。面白い。

現実の死者があの中では生きている、という設定は非常に面白いと思う。

初演のDVDを買って帰り、早速見たが、やる人によって印象変るんだ、と改めて思った。好みの問題もあるとは思うが。
(ルデコのほうが、廃墟感があった、とおっしゃっていた方がいらしたが、確かにその通りだと思う。どちらも4階だったというのは、不思議な偶然)


ちょっともったいないと思ったこと
● ほぼ移動がない。概ね高田馬場と新宿駅近辺だけ。複雑にするとわかりにくいというのがあるとは思うがちょっと物足りない
● 移動の時間、たぶん実際はあれじゃすまない。徒歩移動結構かかります。電車、すんなりきません。
● 上にも関連して、「1時間」の重さがみえない。確かに、最初の2人はいつだったか、がわかるが、その後はなんかわかりにくかった。
● プレーヤーがゲームをやる本当のインセンティブが最後までわからなかったこと。犯人捜しがあくまで、アリバイチェックしかないのがもったいない。
● 最初の朗読シーン。確かに元々の小説がどのようなものか、を示す為のものだろうが、もっとインパクトが欲しい。ちょっと入り込みづらい。

そうはいっても、全体としてはものすごいいい作品だったと思う。

おまけ:
最近、最初の5分がものすごく大事だと思うようになってきた。ここが、意味不明だったり、ムダに間があったりすると、気分が萎える。
(観客席側も)静かになるあるいは前説で盛り上げて、それからすっと暗転して、がつんと始まると、もうそこは非日常の芝居の世界。そんなのがいいなあと思います。

けっこうな結婚

けっこうな結婚

テアトル・エコー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2015/05/15 (金) ~ 2015/05/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

いい!
話は面白いは、芝居はまさに舞台、という感じで素晴らしかった。

特に杉村さんの芝居は、「舞台女優」という感じで圧巻。これぞ「女優」。めっちゃ引き込まれた。
安原さんの渋いけどコミカルな感じもまたなんともいえず好き。

『Re:』

『Re:』

Element

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2016/10/01 (土) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

日曜15:30
素晴らしかった。
お話そのものもなかなかだけど、舞台・照明・音楽もよかった。なによりもお二人の芝居がとても好き。

日付と時間もう少しちゃんと頭に入れながら観ればよかったとちょっと後悔。
設定がなかなか絶妙なので、ちゃんとわかるともっと行間がわかるような。

照明も要所要所でメッセージになっていて。

とにもかくにもお二人の芝居を観ていて感情の動きやメールのやり取りの間での出来事がスッとあたまに入ってきて感情移入してしまう。

こういう想像力を掻き立ててくれるものが、一番の好みなんだと思った。

おまけ:昨日と今日、「あれ」だけセリフが違うんだろうなあ。途中で気が付いて、さらに感極まる。

ネタバレBOX

話としては、ちょっと波瀾万丈過ぎ、って感じもするが、それはフィクションということで。

後半45分ぐらい、ずっと感涙。
夏希と参太郎、両方に感情移入してた。後半は不思議と夏希に。
そういう意味で絶対実際には経験できない疑似体験してた。

以下感想というより、自分の備忘録という感じだけど。

まず、最初夏希の怒りがビビッドで恐いぐらいだった。
やり取りもヒートアップして、ハレンチ扱いなどわけがわからない状態でなんだかとても楽しかった。ここ相当腹を抱えるぐらい楽しかった。
(まったく、個人的な話だけど、佐々木、あやの、ってちょっと違うけど身近な人がいてなんか想像してしまった。)

【最初の5分でこうやって、入り込んでしまえる芝居はやっぱりいい。】

国宝級や重要文化財級など、自分が心で突っ込んでいたことが、次のセリフで来たりと、結構予想を裏切らない展開も入っていきやすい要因かも。
とはいっても、思っているのと違う展開があったり、そういった想像がずっと続く。

そのあと、仕事で接点をもって。佐々木さんも出てきて、どうなることかと思いきや、あれあれって展開に。女性の勝手に盛り上がっている感で背中がむずむず。

鰻のくだり、ごちそうさまでした、はやっぱりって感じだけど、ほほえましい。しかし、どれぐらいのもんか想像してしまった。鰻だとそんなにびっくりしないんじゃないかと。でもここは鰻じゃないと、なんだろうか、と頭ぐるぐる。

そのあとの若干の男の身勝手さに共感しながら、スレ違いでやきもき。
和歌山の飛び地の話でえらいマイナーなとこ攻めてきたなあ、と思いつつ、1週間の滞在で、カッコつけている男の姿を想像して、複雑な気持ち。

パッと照明消えた時点で、ああそういうことかな、と思ったけど、そのあとの長時間の空白(5年?)に驚き。
あとからのための期間だと納得するものの勿体ない感じもする。

それからの告白合戦と気持ちの揺れ動き、もうこっちも気持ちが耐えられないぐらい。

飛行機が立つ前の参太郎のメールが、すごく爽快感があって(自分もこんなこと言えような人生だったらなあと思いつつ)完全に夏希の気持ちで感極まり。

成田での夏希のメールを聴きながら、完全にハッピーエンドを期待。わくわくしながら次のシーン。照明でえっ、と。最後のメール、6(5かも)年後、ということで察しながら、またちょっと嬉しそうな夏希の表情をみながら、すごく切ない気分に。

ちょっと気になったのは、夏希に対して、かわいいとかスタイルがとか料理がとかいう褒め叙述はあったのだけど、親の借金を引き継ぐって理不尽ないうことは大きいこととしてあったけど、もう少し人物像のイメージがほしかったかな。参太郎のほうが見えやすかった気がする。

全体振り返ると、あのときこうしていたら、とかいろんな分岐点を想像できるのが一番いい。
でも、ハッピーエンドになってほしかったなあ、っていうのが正直な気持ち。
「捨てる。」ツアー

「捨てる。」ツアー

feblaboプロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

笑える、泣ける
泣けるし、笑える。
いい話だし、雰囲気がいい。役者さんの気持ちが伝わってくる。
捨てる。という題名からブラックなネタかと思いきや、えらく深い内容だった。
実際は、75分程度あったような。

ネタバレBOX

ラストシーンは何回観ても泣ける。というか泣いた。
けもの撃ち

けもの撃ち

椿組

花園神社(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日に
観てきた。

暑い中、冬の設定もあり、大変そう。

野外劇ならではがいっぱいで楽しかった。

男女ともに、主役の存在感が半端なかった。
日本の伝統的な文化をうまく取り入れながら、
非常に熱い2時間だった。

【無事終幕!】 12縁起短篇集 【連日満員御礼!】

【無事終幕!】 12縁起短篇集 【連日満員御礼!】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2015/01/22 (木) ~ 2015/01/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

初日
味がある。

もう一回観たい。

衣装や小道具など凝っている。

ネタバレBOX

いくつかのパーツに分かれているが、それぞれいい味してます。

島田さんの雰囲気は最高だし、川島さんとのやりとりも見もの。
あの凶器群はいいとおもった。リアル。

”ひも男”の話。終わり方が若干理解できないところもあるが、
最後の三由さんの”崩れ方”が秀逸だし、あとの2人の危機感も見える(もっとしびれや震えがあるとリアリティ高まるが)

霊能力者&ADとバーテンの話は個人的には一番好きなお話。
普段繰り返しは嫌いだけど、なんかもっと繰り返しが観たかった。
最後の”浮遊”など細かい。(一部ピアノ線まるみえだけど)

見えたり見えなかったりの話もいい。なぜ念じると見えるようになるのか、とか、見える見えないの基準は非常にゆるいけど、コメディーだと思うと許せる。
『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

あの記憶の記録-初日
どう表現すればいいのかわからないが、いろんな意味で奥の深い作品だ。

純粋に娯楽作品として観ることもできるし、高いメッセージを持った問題提起の作品だとも観れる。

それぞれでの表現方法が秀逸。それは元々の脚本の良さもあるが、芝居・演出が初演のときよりクリスタライズされている。

重い話で、私がどこまで、造り手の伝えたい意図を汲んだのかわからないが、内容にものすごく共感できる。

この作品は演劇好きな人だけでなく、もっと一般の人に観てもらいたい。

(あとでネタバレでもっと感想書きます)

2980!!

2980!!

ボビボビ。

小劇場 楽園(東京都)

2012/02/01 (水) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

愚痴ではなくあったかい話
説明におじさんの愚痴、とあるがそんなことはなく、すごく人間味あふれるいいお話でした。(自分がおじさんだからそう思う???)

最初はおじさんくさい感じかと思いきや、全然。
迫力のあるいい時間でした

ネタバレBOX

サブタイトルにAVが入っていたから、ちょっとエログロはいるのかなと思っていたが、そんなことはなく暖かい人間ドラマ。

おじさんぽいかな、と思っていたら、大声ダイヤモンドでの踊り、このあたりから加速してきた。

みんな何か影があり、それにだんだん光が当たっていく、そんなすがすがしさがあった。

島田さんの本人役、ちょっと浮いていてよかったです。
ダーツや駅前バーの話は内輪ネタっぽくてわからない人にはわからない・・・。

あと一発で怪しいとわかる男優さん。言葉の使い方がたくみだった。とっても楽しい。

2980、泣けました。子供のは必ず覚えています。で、泣いてしまいました。
また、継母の平手打ち、思わず声を出してしまいました。激しかった。

もう少しはじけた感があればもっと楽しかったと思ったが、それも大人の芝居だからこのままでもいいのかもしれない。

今、逃げる

今、逃げる

熱帯

サンモールスタジオ(東京都)

2012/10/05 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

エンターテイメント
楽しかった。
お話としては、現実からは離れてはいるが、そんな無茶な感じがしない。

軽いタッチで楽しめるところもあれば、人間関係というか人の思いというかそんなのが随所に織り交ぜられていて、楽しい。

熱帯は、出演者が多くても、みなさんの顔が見え、印象に残るのが不思議。

当然主人公の2人はかっこいいし、ちょっと癖のある登場人物ばかり。

とてもよかった。

ネタバレBOX

一人何役かやっていて、それでも観ているほうが混乱しないのが不思議。

主人公の2人と、追いかけている2人の女性がなんとなく対になっていて、
とてもテンポがよかった。

ぼったくりのくだりはちょっといらっとしたが、そんな棘もいくつかあったりして。

熱帯らしくてとてもいい作品でした。
愛・王子博

愛・王子博

INUTOKUSHI

王子小劇場(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

超絶
メッセージ性たっぷり。でも上から目線じゃなく気持ちいい。
それでいで大爆発。もやもや感が残りません!

早稲田っぽさも感じられる。(私の偏見かもしれませんが)変にインテリっぽくなく、気取っておらず、ハチャメチャだけど自尊・他尊がある、そんな骨太の劇団が、王子で打ち上げ花火。



ネタバレBOX

劇場に入ったら真上をみてください。
これがどうなるのか・・・。
FunIQの浮気を終わらせる3つの方法

FunIQの浮気を終わらせる3つの方法

FunIQ

studio BLANZ(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

③②
ごっつ面白かった。アメリカン調だけど、会話がストレートで楽しい。

結婚している人は、そうそうと思うことが多いし、結婚していない人は、男女の世界結構勉強になるのでは?

正直今年観たなかで、一番観終わって楽しい気分にさせてくれた作品。

ネタバレBOX


最初のうちは噛み合わない2人のやり取りが少し長く入りづらかったが、作家が入ってきてスッと進んだ。

どの人物もその感情の変化やホンネの暴露での変容が楽しい。

作家の感情のいったり来たりや、ちょっと幼稚とも言える思考回路が楽しい。そして最後の虚栄を張ってお嬢様口説いているところも好き。
作家婦人は、最後のどんでん返しからの取り乱しようが印象的。
精神科医は、最初の支離滅裂さから徐々に落ち着いてきて、お嬢様がらみで大騒ぎしているときに座って浮かべている笑顔がとっても素敵。オチに向けた冷静さもいい。
お嬢様は、セリフの言い方が絶妙で、プレイボーイがはまってしまうのもうなずける。首を左右に振っている姿が目に残っている。
プレイボーイは 、わがままプレイボーイから情けない男へ。これが一番の皮肉がこもっていた。

②は、
会計士夫婦が秀逸。もう笑いがとまらないぐらい面白かった。
下ネタ多めだけど、まあ本心で思っていることをはっきり口に出すとあんな感じになるのだろうと想像しながら観てた。
日記を見たときの表情、奥さんの浮気の回数のやり取り、それから最初の「初めてのとき」の話、鏡の話とオチ等々。


結局、どちらも本質的な夫婦生活の真実を示しているような。
とはいえ普通あんなに頻繁にかつ身近な人ばかりで浮気が行われるのはないと思うけど。(もしかするとないとおもっている&縁がないのは自分だけ??)
いろんなすれ違い、特にナイトライフとかがあり嫌になったり間違いをおかしたりもするけど、なんだかんだ実際は長く一緒に一緒にいると似た者になると言うか、理解が進むと言うか。

そういう意味では大人のお話でした。
20代前半までの人が見ると、嫌な大人の世界に見えるかも知れないが、私には無邪気な子供のような大人の世界。
この世の楽園

この世の楽園

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

いい芝居だ
話は若干「拍子抜け」感はあるのだが、逆にそれがいいようにも思える。
タイトルが秀逸。内容をこれだけはっきり伝えるタイトルはないのではないか。
もしこのタイトルが違っていたら、たぶんここまで面白いとは感じなかった。

芝居もよかった。間の取り方がとても大人。

ひげの旦那が非常にいい味出している。ああいう生き方もありかなあ。
とはいえ、皆さん役の人柄が染み出ていて、ほんといい演技だった。

ネタバレBOX

携帯が分解したり、ハイヒールのバンドが切れたりしたのはアクシデント???(29日マチネ)

にやっとするシーンが多くて困るぐらい。
若い人には理解し辛い内容かもしれない。
エビス朗読の会 終了

エビス朗読の会 終了

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

2回目
B。

素直に好き。いい芝居だった。
やっぱり観終わっていい気分になれるのがいい。

他のも観たかった。

空想、甚だ濃いめのブルー

空想、甚だ濃いめのブルー

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

Bチーム - 手触り感
ブルーというよりは、結構ホワイトというイメージだった。

話自体は、飛んだものでなく素直な感じだったが、
演技としては、いくつかの意味で非常に面白かった。(ネタバレに)
特に、2人の男性陣(宮崎さん・津和野さん)は七変化で楽しい。

ネタバレBOX

「どかして入る」というのがわかりやすくて好き。
場面展開がくどくなく、それでいてちゃんと行間が埋められるぐらいの間隔なので、観ているほうの想像力をちゃんと刺激してくる。

「言葉」にこだわっていたかどうかは実はよくわからなかったが、その言葉の世界に自然に取り込まれていたからかもしれない。
ものすごく自然に中に入って行ったし、頭の中でストーリーを考えていた。
たとえば、ありきたりかもしれないが、高橋さんの件は、私もどこかで「二股」や「悪い男」を想像されられていた。(まあ、これは、つっちーの「ピンチ」という言葉に誘発されているのだが)

全体に(袖にいる時も含めて)役者さんの感性が出ているような気がして、なんだか楽しかった。

あと幕の間での中島さんのコメントも、「リアルタイム」感があって新鮮。

どういう形で創り上げていったのかよくわからないが、制作過程とかどうやって積み上げていったのか気になる。

広報まるだ

広報まるだ

劇団まるだし

OFF OFFシアター(東京都)

2011/05/19 (木) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

メガネ
メガネがほしい。

ぴえろのうた/さくらはうす

ぴえろのうた/さくらはうす

くりあらんすきかく

pit北/区域(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちょっと涙腺に
ちょっと涙腺にきた。

よーく考えるとなんだかよくわからないところ(=描き切れていないところ)もあるのだが、感覚的になんかうるっとしてしまった。

全体として、ちょっとばかりうざいキャラクターはいるものの雰囲気が心地よく流れていく。なんか余韻がいい。

ネタバレBOX

さくらさんの、コミカルだけどかわいらしいそしてなんか全体を暖めるような雰囲気がいい。

狂言誘拐の二人組でなんかしんみりさせてくれた流れもあるのだろうが、最後のピコピコハンマーはきいた。

まあ、ピコピコハンマーに書いてある文字がえらくふざけた感じはしたが。

話はよく考えられていると思います。もう2深まりぐらいあるともっといいが。
でもなんとなくこういうネタは気持ちが入ってしまうんだなあ。
儂が燃えて死ぬまでの噺(大炎上) 他【公演終了致しました!ご来場ありがとうございました!】

儂が燃えて死ぬまでの噺(大炎上) 他【公演終了致しました!ご来場ありがとうございました!】

ミジンコターボ

王子小劇場(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

ええわー
迫力ありました。
衣装が気合入っているし、会話で相当な臨場感がありました。

役者さんの気合がすごかった。

信長がほんまによかった。ほんまに「噺」でした。

ネタバレBOX

面白いですが、小田和正はなんとなく今回のお話には合わない気がした。
それ単体で観ると面白いですが、
個人的に、全体としてもっと男くさい感じを見たかったからかも。

でも、衣装・お話の流れ・役者さん動き・踊り・遊び、すべて秀逸でした。
ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

Restroom
純粋に面白かった。混じりけなしのコメディ。と言ってもいろんなタイプの楽しさが詰め込まれていて、具沢山。

気に入った役が多すぎてうまく書ききれない。
衣裳もいい。というか衣裳がはまりすぎているぐらい。

この「劇場」はとても好きなのだが、Restroomの存在の大きさに気づいた。全体の配置がうまく使われている。

後方席中央少し入口寄りがベストポジションかも?

ネタバレBOX

伊丹さんのセリフでもあったが見終わってこちらもいい意味で疲れた感じ。

どの登場人物もクセがあるのだが、子どもっぽいというか素直というか「いい人」っぽいクセで楽しいどんちゃん騒ぎ。

一番面白かったのは、動画を取り始めるところ。それまでのシーンの盛り上がりもあって思わず指差してしまった。行儀悪くてすいません。

その他にも面白かったこといっぱい。
菊地さんの焚き付け方はこっちの気分を盛り立てる。
書きたいこといっぱいだけど羅列になりそうなので割愛。

ラストシーン、それぞれのエピローグみたいで印象的。関さんと平塚さんしかみれなかったので他もまたみてみたい。
Rebirth

Rebirth

革命アイドル暴走ちゃん

あうるすぽっと(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

美しい
私には、表現されていることの10分の1も理解できていないと思うが、ただただ美しい、と思った。
そして、案外結構じわっときたりもします。

Rebirthってまさにその通り。産まれたばかり感がしつつ、完成された感もあり。

若い人に観てもらいたい。

ネタバレBOX

日本でもU30とかU20とか女性だけとかやればいいのに。
ほんとのアイドル集団になるのでは?

で、自分のようなおっさんは場違いかも、って思うようになってきた。
ファッションショーと同じようなものに思えるので。
JUMP!

JUMP!

シグナルズ

シアター711(東京都)

2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

飛ぶの飛ばないの?
前半は、なんとなく飛んでいない感じがした。

話自体はわかりやすいが、
なんとなく、何人かの登場人物のセリフ回しが急いているような気がして、
単調な印象を持って、入り込みづらかった。

最後一気にJUMP!した。

ネタバレBOX

最初、お弁当屋さんとニッカポッカの人のセリフが迫力はあるんだけど、わざとらしい感じがして(わざと???)、ちょっとテンション低いところからスタート。
後輩や課長もなにかどことなく”いやな印象”を出していたような。
また、管理人も20代というのはちょっと無理があるかなあ、

と最初の80分か90分ぐらい思っていた。

課長とのバーでのシーンあたりから一気に攻めてこられた。
課長の右手がなかなかだったし。

花火大会のシーンは、べただけどストレートで素直によかった。
(あの後輩は浴衣着るようなキャラじゃないかもしれないが
後輩が浴衣着ていたら、完全に後輩を応援してしまったかも)
後輩の告白。芝居とわかっていながら、男なら言われるほう、女性は言うほうに自分を重ねてしまうんだろう。

金麦がさりげなく、というかかえって目立つように置いてあるのが個人的にはツボった。

その時の2場面切り替えは、もう少し時間かけてもよかったかもしれない。
それぞれとってもいいシーンだった。

ラスト、あそこで「ごめんなさい」するというのはないのかなあ。ごめんなさいしながらも、ハッピーエンドになることもあるかも、などと今も考えてしまう。

ストーリーテラーが、案外自然に感じられたのは不思議。
しかしさすがに、冒頭で主人公が死んだらだめだろう。
トーマの心臓/1999年の夏休み、じゃあるまいし!!!

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