unicornの観てきた!クチコミ一覧

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平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

隣にいても一人。B。60分。

ネタバレBOX

Cとは違った趣。それでいてやはり面白い。Aも観たかった。
姉役の根本江理が端整な顔立ちながらコミカル。妹役の福田倫子も存在感あった。伊藤毅と太田宏も悪くないが。
平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

隣にいても一人。C。60分。

ネタバレBOX

兄姉夫婦が離婚間際の義理の弟妹同士が、朝起きていたら「夫婦になっていた」という話。

当人同士もよくわからん中、兄姉夫婦も含めての会話から、夫婦とはをぼんやり浮かび上がらせる快作。不条理劇な色合いだが、絶妙に笑えてちょい暖かめな感じが好き。藤谷みきと伊藤毅の離婚間際夫婦は、落ち着きつつもコメディしてて上手いと思う。
実際に結婚して子もいるけど離婚に進む二人と、愛情とかないけど夫婦になったという実感事実はある二人の置かれている状況とか気持ちの違いが発露する会話がじんわりキタ。木引優子と吉田庸の微妙な距離感を空けつつ微妙に近づきそうな感じが上手い。

「夫婦って何」ってセリフが響いてくる作品で、制度でもSEXでもなく心ということなのか。根本はシンプルだけど、なぜか社会的なところが人間にあるから複雑になってしまうのが夫婦というものなのかななんて。
世界は一人

世界は一人

パルコ・プロデュース

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2019/02/24 (日) ~ 2019/03/17 (日)公演終了

満足度★★★

135分。

ネタバレBOX

仲良い夫婦を持つ平凡な松尾スズキ、金持ちだけどクズな父とパチンコと男狂いの母を持つ松たか子、貧乏をコンプレックスに持つ瑛太の幼馴染3人を主軸に半生を描く。

ハイバイ作品より笑い控えめな感じ。ところどころ笑えるけど。冒頭のどんよりした感じが根底に横たわってる。舞台美術も無機質な印象だし。
無常観とでもいうのか、寂しさを感じるけど、ラスト舞台セットに乗る3人の様子は、どこか一体感もある。世界は一人というタイトルだけど、孤独さと一つになれるという背反した感覚が見て取れる。そういう意味で面白い。
作品的な面白さは低い。冗長に感じるとこもあるし。歌は好きでもないが、松たか子や瑛太の歌は魅力的だった。松たか子の松尾スズキ母演技とか成人したミコ演技は惹かれる。瑛太はイキってる演技より、ダメダメな表現の方がしっくりくるかな。

あえてプレイハウス二階最後列で見たけど、役者の表情は見えない(見にくい)。やはり1階席でないと厳しいのかも。
そして今日も、朝日

そして今日も、朝日

無隣館若手自主企画・福名企画

アトリエ春風舎(東京都)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

65分。

ネタバレBOX

香緒里(堀夏子)…32歳。ケイタイショップ勤務。恭平との先を意識している。死んだスナガワカオリのことを気に病んでいる。
由夏(秋元ふせん)…香緒里と誠の同級。脚本家デビューしたが、スナガワのことをネタにしてしまう。
恭平(佐藤岳)…28歳。フリーター。定職につく気がない。
誠(矢野昌幸)…香緒里らと同級。告白魔だったが、香緒里への想いをこじらせたまま好きでもない女と結婚した。香緒里宅に盗聴器を仕掛けるというストーカー気質。

冒頭でスナガワ殺害シーンを見せて、インターフォンとかでサスペンスな印象を与えつつ、スナガワという殺害された人間への想いに焦点を当ててくる。興味を引き付ける仕掛けが上手いなと思う。立ち上がりの凡々としたような空気が徐々に変わっていくサマは見事。香緒里がスナガワからのメールだと言って終幕するのもヌルっとした感触と小ぎれいさがあって好み。
転校生でありながら、どのグループにも属さずみんなと仲良くできるが修学旅行で一人行動するというスナガワのミステリアスさと、各人の関係性と想いがじわじわと描かれ、舞台を満たしていく感じが良かった。
平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

忠臣蔵・武士編。55分。

ネタバレBOX

殿の人傷事件と切腹で窮地に立つ浅野家の武士達は、身のフリや武士道のハザマで右往左往しながら、吉良邸討ち入りを決定する…。
前回も観たけど今回も面白かった。スマホやレッドブルが登場するゆるーい雰囲気が武士で緊迫しているハズの状況とズレててとてもユーモラス。役者も達者でワクワクしてみていられる。快作。

実際、非常な事態で人生に大きく影響することを決めるなんて、おいそれとはできないし、予測もできない(というか悪いことを考えられない)中で、なんだかんだ討ち入りを決定(方針ということだけど)できた面々は、決断力あると思う。
武士道ってよくわからん、武士道的になっていけばよい、というセリフのとおり、精神が先に来る必要はないのかも。精神は見えない隣人(伴走者)のようなものなのかもと思った。
平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★

銀河鉄道の夜A。65分。

ネタバレBOX

貧乏でバカにされてるジョバンニ(井上みなみ)が祭りの夜に唯一信じられる友人カンパネルラ(藤松祥子)と銀河鉄道の旅に出るが、現実ではカンパネルラは川で溺れていて…。
ジョバンニとカンパネルラの笑顔が印象深い。特に藤松のは、その背景もあってひと際魅力的に映る。
星々が離れて見えることと一つに見えることと、人と人との存在や関係性がリンクする作品。壮大な感覚も持てるし等身大なトコに響いてくる、そんな感じ。良いも悪いもあるけど運命とかを連想させてくれる。
いつかそのアレをキメるタイム

いつかそのアレをキメるタイム

シベリア少女鉄道

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/02/06 (水) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★

90分。

ネタバレBOX

とある製作所が舞台。ロケットにかかわるナニかを作るためドラマティックに会話する面々だが、誰かがナニかを決めることで失速、方向転換をしては、誰かがナニかを決めて…というごっこ遊びな構成。

笑えるとこもあるけど、話的な、仕組的な面白さはそこそこという感じ。ナニかを決定し直す際の融資担当?とかライバル会社の人の裏で糸引いてるというくだりのサムズアップとかは大いにウケたけど。あと、決定する際に使用する家族写真を皆が探し出すトコとか。
小関えりかの役回りはおしいくて楽しめた。浅見紘至のごっこ遊びに興じる表情がいい味出してた。

目標?を設定して過程を飛ばして、その場を楽しむという道楽に興じる(ように見える)面々を見ていると、確かにそういう時って楽しいのかもななんて思えてくる。ちょっとだけ哲学な味わいのある作品だった。
平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★

コントロールオフィサー。30分。

ネタバレBOX

大飯(中藤奨)…予選会で結果残せず後輩に当たる気難し屋。彼女の浮気に薄々気づいていた。
志賀(海津忠)…泊が大飯の彼女を奪ったことをバラす。
浜岡(大竹直)…予選会1位。
泊(伊藤毅)…予選会入賞?。大飯の彼女を奪う。

ドーピング検査の待機室。後ろに検査員が立つ中、成績のことや恋愛のことでピリピリ、ワイワイ騒ぐ選手達。そしてそんな選手らを微笑する検査員という構図。試合にも敗れ彼女も取られる大飯を嘲笑する検査員らが、ルールブックの「コントロールオフィサーは中立ですので…」と読み上げるとこで幕。

コメディなつくりで笑えて、時間も短く見やすい作品。試合も検査も中立公平でよいけど、人の情という部分は中立なんてない(なくてよい)んじゃないかなって作品。検査員の島田桃依が意味もなく検査用品を入れ替える演出が妙にウケた。
平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★

走りながら眠れ。70分。

ネタバレBOX

アナーキスト大杉栄(古屋隆太)と妻伊藤野枝(能島瑞穂)の夏の会話劇。
舞台上は落ち着いているけど、その後二人が殺されることを考えると落ち着かない気持ちになるような感じ。上海?に移住しようかという大杉に無邪気に喜ぶ野枝の姿がかわいくて、背後にある死が寒々とした感覚で迫ってくるとこがすき。
前回見た時より、感じ入るとこはすくなくなった気がする。別キャストでも見てみたい。
シェアハウス「過ぎたるは、なお」

シェアハウス「過ぎたるは、なお」

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/08 (金) ~ 2019/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

75分。

ネタバレBOX

安達(林本恵美子)…海彦らの母。核燃料(ブルーコア?)が原動力のロボット。子の環境を整えるのが仕事。
グエン(木村知子)…ベトナム人。途中からロボットに。ブルーコア?の開発者。
まりりん(山上由美子)…ロボット。慰安的な。
塚田(野倉匡泰)…ロボット。会社をお払い箱になってシェアハウスに流れ着く。
浅利(佐藤宏之)…ロボット。役所のニンゲン。シェアハウスの管理者?
海彦(工藤和徳)…兄。海軍に入る。弟のテロを止めにシェアハウスを訪れる。
山彦(松尾健司)…弟。反社会組織に入り爆テロ実行を画策する。後にエンジニアとしてアダチウミヒコを作る。
満(畑澤聖梧)…父。いかつい。

ブルーコアの開発で二万五千年もの長寿を誇るロボットが活躍する近未来。コアの事故後集められたロボットは、青森のシェアハウスで共同生活する。その中で安達母も他のロボットらと仲良く過ごすが、母を捨てた海彦山彦がやってきて…。
全世界の放射線廃棄物の受け入れを青森が行うという世界にあって、それでもなお紡がれる母子の想いという感じ。ドラマッティクな印象も受けるが、淡白な感覚。ロボットと人間の存在とか、山彦がテロに落ちた考えとか(母を自爆テロに使う気なのか)、もうちょい掘ってくれてパンチ利いた感じでよかったかな。
グエン役と海彦役の役者は好き。
売春捜査官

売春捜査官

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2019/02/07 (木) ~ 2019/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

C。100分。

ネタバレBOX

木村(眞鍋登喜子)…表情の迫力とかあるし、声も出てる。表情の振れ幅あるとなお良い。
熊田(深沢研一)…安定した感じがした。実直さは相変わらず。
大山(池田大輔)…以前観たときより熱気があった。
万平(村林正敏)…万平と李演技の雰囲気の違いが良い。よい存在感出してた。ダンスは流石に厳しいということか。

作品としての抑揚がもっとあると良いかな。引き込むチカラというか。とはいえ浜辺あたりからは熱く見れたので良かった。ダンスはもっと頑張れる気がする。
『本当は知らない。 』ソロ・グループ2本立て公演

『本当は知らない。 』ソロ・グループ2本立て公演

lal banshees

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/01/30 (水) ~ 2019/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

75分。

ネタバレBOX

後藤ゆう、小山衣美、水越朋「海底に雪」
水越朋のダンサブルなトコは好き。コミカルな感じがチラチラしててそんなトコも好きだが。

横山彰乃「水溶媒音」
目を奪われるとこがそんななかったかな。起伏が激しくないからか。
母という名の怪物と、朽ちた筈の愛

母という名の怪物と、朽ちた筈の愛

HIGHcolors

小劇場B1(東京都)

2019/01/23 (水) ~ 2019/01/27 (日)公演終了

満足度★★

120分。

ネタバレBOX

美冬(setsuko)…母。子供を置いて出てったが死期が近づき母を味わうため家政婦として戻ってきた。
有紀(山田真由子)…長女。母の代わりで青春を捧げたため結婚や出産を肯定できない。
紀保子(山本夢)…次女。不倫中。妊娠するも不倫相手の反応から別人の子と告げ別れる。堕胎した。
心陽(絵理子)…三女。母の帰りを素直に喜んだが、妻としての本音の部分を受け入れられなかった。
一番ヶ瀬(西泰平)…有紀の彼氏。プロポーズするもOKもらえず泣く。一番実直な人。
芳文(仲田敬治)…紀保子の不倫相手。本妻と別れようとはしている。
祐樹(永吉悠人)…芳文の子。高校生で実母の介護や弟の世話をしている。
龍之介(すがおゆうじ)…三姉妹を気に掛けるおせっかいさん。
陸(山口翼)…龍之介の子。普通の若者。

色々あるけど、ラストは母を(家政婦として?)受け入れる三姉妹で幕。母に反発するも母の気持ちや辛さを理解する長女が主軸ともいえるが、二時間かけていいインパクトがあったという感じがない。
あと、客席の上手はキャストが背を向ける感じになり、盛り上がるシーンでも表情が見えないということが多々あってとても残念だった。見え方意識した演出だったのか疑問。
わたしとわたし、ぼくとぼく

わたしとわたし、ぼくとぼく

劇団うりんこ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/01/24 (木) ~ 2019/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

75分。

ネタバレBOX

ゲイを打ち明けられない保育士の健人(宮腰裕貴)は保護者からのセクシャルな意見の影響で引きこもる。そこに女の子(鷲見裕美)がやってきて世界を救ってと、健人を20年前に連れていく。子供の健人は引っ越してった男友達が好きなことを悩んでいて、男友達に会いに行くとツレなくされ傷ついていたが、札幌でのセクシャルマイノリティのデモに参加し世界観が広がり晴れやかな顔を見せるようになる。そして現代に戻った健人は、仕事に復帰しゲイであることをカミングアウトする…。

子どももみること想定している作品だからか短く作られているが、テンポの良さとところどころのコメディなシーンがツボを得ていて満足度高い。テーマもシンプルながら孤独な心と向きあうサマが、じんわりとくる快作だった。内向的な作品だけど、爽快感みたいなのもあって。
独りじゃないっていう、子供も大人も抱えがちなネガティブな心に光を当てるような前向きさが、ストレートに響いた感じかな。

演技も上々で、気取ってない柔らかさがあった。
魚座はラッキー、素敵な出会いが待ってるかも。

魚座はラッキー、素敵な出会いが待ってるかも。

あひるなんちゃら関村個人企画

live space anima【2020年4月をもって閉店】(東京都)

2019/01/19 (土) ~ 2019/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★

45分。

ネタバレBOX

うお座なので観劇。

夜の公園のベンチでの女二人の会話。ミリ(未莉)はとある雑誌の星座占い欄に占いを掲載しているがスランプなのでその掲載を大学来の友人のスズキ(鈴木朝代)に、不安ながらも(ゴーストライターとして)依頼する。スズキはうお座を一位にした占いを4週にわたり寄稿し、人気を得る。さらにうお座一位は続き、ミリは思い悩むが、星座占いを勉強し、うお座一位の占いを掲載し占い業から卒業し、小説家としてデビューする…。

ほんわかな無職大貧民スズキと真面目なようなヌケてるような平民ミリの脱力会話劇。会話があっちこっちに飛んで妙な展開になりながらも小綺麗に収束する。ミリは小説家になれて晴れやかになれてよかったね。スズキは貧民のままなのかな。貧民でも楽しそうだからいいけど。

鈴木朝代の不思議系な笑顔が魅力的。未莉はやや固い気がする。動きほぼないから逆に大変なのかもしれないが。
笑いが中盤少な目になったかな。
28時01分

28時01分

演劇屋 モメラス

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/01/14 (月) ~ 2019/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★

60分。

ネタバレBOX

アオジ(上蓑佳代)夫婦が暮らす家へ夜訪問するウソ(井神沙恵)。みかんのおすそ分けの代わりにアオジが身ごもる胎児をくれと言い出し、逃げるアオジ。という話を並行世界的に繰り返し(三か月、六か月、九か月)、産気づいたアオジは助産婦であるウソの助けで子を産に幸福に包まれる…。

妙な魅力のある快作。ただ、繰り返しのような部分がやや退屈かな。意図に反するのかもしれないけど緊迫感あると良かったかもしれない。

男は臭くて醜いと断ずるウソの夫・コゲラ(黒川武彦)が六か月で馬として登場し、ウソにムチ打たれ騎乗され罵られる。出産した子が馬頭(というイメージ)で、男児だったことで興味を失うウソと、幸福な表情を見せるアオジの対比が印象的な幕切れで、妊娠出産の女の苦労とSEX位しか役に立たない男という分け方は、突飛ながら変な説得力があったし、嫌悪感なく見ていられたかな。

極端を提示しつつも今の世にあったような感じを覚えさせるというところが魅力な作品だったのかなと。
トロンプ・ルイユ

トロンプ・ルイユ

パラドックス定数

シアター風姿花伝(東京都)

2019/01/09 (水) ~ 2019/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

110分。競馬ってあんまり詳しくないけど。

ネタバレBOX

馬主・山田宏平…ミヤコヤエザクラ。16歳の高齢馬。厩務員とともに調教師の世話になる。なんだかんだ結果出した。
調教師・加藤敦…カミカゼバンチョー。厩舎の馬たちのまとめ役。種馬?話もあるが競走馬としてやっていくことを決意する。
調教助手・井内勇希…ドンカバージョ。中央競馬から落ちてきた。祖父の血筋にプライドあり。レースで足を複雑骨折し処分される。
厩務員・植村宏司…アイゼンレイゲン。弱気で心優しい。
予想屋・諌山幸治…ウィンザーレディ。実力あるが本気を出さない系。バンチョーの気持ちに寄り添う。
青年・小野ゆたか…ロンミアダイム。逃げ馬。

地方競馬の一厩舎の馬主や調教師ら人間と、競走馬を描く。
人間と馬を一人二役する手法でじんわり一体感を出していき、双方の想いを重ねていく感が上手い。ラストのアイゼンレイゲンと調教助手のシーンのナチュラルな重なり具体は神々しくもあった。
なぜ走るのかっていうとこで、馬も人も希望があるからかなと。希望じゃなくても光るモノが見えてないと走れないんじゃないかなって。それが舞台上にあったように見えたのが良い。
プライベート

プライベート

キュイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/01/03 (木) ~ 2019/01/09 (水)公演終了

満足度★★★★

95分。

ネタバレBOX

「プライベート」公演を打った後のアフタートーク的なのから始まり、稽古の日々を綴るというようなテイ。

不思議と面白かった。ドキュメンタリー的な色合いと舞台的な色合いが、いい感じだった。淡々としてるけど、退屈とは程遠い。照明の色味も良い。各々が動き回るようなシーンの配置とかもちょっと美しい。まあ何がいいたいのかってトコはあんまり考えずに見てたってのもあるからか、小難しさを感じなくてよかった。

最期の串尾のシーンはなくてもいい気がしたけど楽しめた。
演劇ではないって銘打つってことは演劇を考えるってことなのか。私としては、演劇の定義とか考えたこともないし楽しめればというスタンスなので結果オーライではあるけど。
せかいのはじめ

せかいのはじめ

無隣館若手自主企画Vol.26 中村企画

アトリエ春風舎(東京都)

2018/12/22 (土) ~ 2018/12/30 (日)公演終了

満足度★★★

A。90分(休10分込み)。

ネタバレBOX

中村奏太+井上みなみ。
宇宙とかはじまりと終わり的な。平易な言葉だけど掴むのムズイ。40分満たない時間で興味を持ってみていられたけど、面白味はあんまり感じなかったかな。

平田知之+山田舜也。
元脚本はバックスクリーンに映して、山田はじめをいろんな人は語るという形式。ラストの粗忽長屋(の改変)はちょい長い気もしたが、より等身大な作品でこじんまりとした印象。中村の元脚本からインスピレーションを得て作られたようなところかなと思うけど、こじんまりとしすぎたのかも。
『ソウル市民』『ソウル市民1919』

『ソウル市民』『ソウル市民1919』

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/10/14 (日) ~ 2018/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

ソウル市民1919。95分。

ネタバレBOX

1919年の京城のとある文房具店。ソウル市民の続編という位置づけらしい。

三一独立運動のまさにその日で、通りで韓国人が集まって万歳して、噂では日本から独立するというが、当の日本人らはどこ吹く風で陽気に歌ってというとこで終幕する。
ソウル市民より、作品の枠内で描かれる部分が多いからか、イメージしやすい。徐々に韓国人がいなくなっていき、それでも日本人らは今のままが続くかのような雰囲気でいるサマが、のちの歴史に結びつくようで恐ろしげ。
こっちももう一度見たかった。

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