とちが投票した舞台芸術アワード!

2013年度 1-10位と総評
仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

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仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

ポップンマッシュルームチキン野郎

初めて観るPMC野郎さんの作品は噂に違わぬ面白さでした。
タブーなんてお構いなしのブラックなネタから下ネタのオンパレードに爆笑の連続。
笑いだけの作品で終わらず、しっかりと兄弟愛を描ききったストーリーが素晴らしかった。
ラストの演出は今思い返しても鳥肌物。

檻の中にいるのはお前の方/机の上ではこちらが有利/随分と線引きの甘い地図

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檻の中にいるのはお前の方/机の上ではこちらが有利/随分と線引きの甘い地図

電動夏子安置システム

3作品3劇場同時上演という前代未聞の離れ業。
その壮大な世界観にどっぷりと浸れた2日間でした。

3つの作品を観劇していくうちに次第に全貌が明かになっていき、
徐々に世界観が構築されていく過程がたまらなく楽しかった。

電夏さんらしいロジカルな仕掛けから繰り広げられる笑いの数々も楽しかったです。

死が二人を分かつまで、愛し続けると誓います(黄金のコメディフェスティバル最優秀作品賞、受賞)

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死が二人を分かつまで、愛し続けると誓います(黄金のコメディフェスティバル最優秀作品賞、受賞)

ポップンマッシュルームチキン野郎

1時間弱の作品とは思えないほどの密度の濃い作品でした。
フェスでも変わらぬPMC流で、開演前からしっかりと楽しませてくれます。

死者と生者の間の普遍の愛、そして主人公の選んだ苦渋の選択。
加藤さん表情の演技がなんとも切なく、今でも忘れられません。

さよならの唄

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さよならの唄

企画演劇集団ボクラ団義

複数の時間軸で展開されるストーリー、そこに張り巡らされたいくつもの伏線。
最後畳みかけるように回収される伏線が爽快でした。
最後の最後で繋がった時には思わずあっと驚かされました。

ミトリ屋

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ミトリ屋

劇団ドドドドドド

じんわりと心に暖かい物が残るような観劇後感を覚える作品でした。
人の死を看取る役が実はアンドロイドだった、というオチも秀逸。
それまで常に冷静だったミトリ屋が最後に見せた感情の発露。
その演技が素晴らしく涙腺を痛く刺激されました。

笑う通訳

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笑う通訳

電動夏子安置システム

通訳を介したまったく噛み合わない、意思の疎通が取れない会話劇。
真剣さがおかしみに変わるシチュエーションが秀逸。

遠慮がちな殺人鬼

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遠慮がちな殺人鬼

企画演劇集団ボクラ団義

私好みの雰囲気のサスペンスミステリー。
謎が謎を呼ぶ展開で、途中休憩の間に配布されたペーパーを見ながら真相を推理するのが非常に楽しかった。
大雨、強風の中観劇に行ったことも印象深い。

いるわけないしっ!

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いるわけないしっ!

劇団東京都鈴木区

親子愛、家族愛にほっこりとなれる作品でした。
父親役の山口さんがドンピシャで、そのキャラクターを生かし切ったストーリーだったと思います。

綺麗事をかなぐり捨て、娘に、妻に、心からの想いを絞り出すように叫ぶ姿には、
何度見ても涙腺がゆるんでしまいました。
鈴木区らしいしんみりとしすぎない空気感が心地良かった。

大正浪漫探偵譚

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大正浪漫探偵譚

はっぴぃはっぴぃどりーみんぐ

空気感が素晴らしかった作品。
演出、表現がアニメ的でまさに2.5次元といった感じ。
探偵物としての謎解き、ド派手なアクションシーンと見応え十分でした。

今宵すべてのBARで

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今宵すべてのBARで

お茶の間ゴブリン

謎解きを織り交ぜながらの和やかな雰囲気から一転、
ラストの衝撃の大どんでん返しに驚かされました。

総評

まだまだ観劇初心者です。
単純に自分好みの作品を選びました。

昨年は35作品45公演を観劇。目標だった月2作品はクリアできました。
電夏さん、PMC野郎さん、ボクラ団義さんと今後も追いかけて行きたい劇団さんに出会えた年でした。

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