かわひ_の観てきた!クチコミ一覧

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東京裁判

東京裁判

パラドックス定数

pit北/区域(東京都)

2007/11/29 (木) ~ 2007/12/02 (日)公演終了

生きている。
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これは真実じゃない、ということはわかっていても、舞台の上の男たちが実に生き生きと描かれ実在を錯覚してしまう瞬間が何度も。

楽屋ちゃん

楽屋ちゃん

中野劇団

アートボックスホール(東京都)

2008/06/28 (土) ~ 2008/06/29 (日)公演終了

ちょっと凄い。
パラノイアのように細かく作り込まれた二部構成。しかも前後半がちゃんと面白い。もっともっと、という気持ちが溢れてしまうのです。

ルーファス奪還

ルーファス奪還

JAM BAL JAN JAN パイレート

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2007/09/15 (土) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

荒削りだけれど溢れるイメージ
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荒削りで、しかもわかりやすくないのだけど、一匹のライカ犬のものがたりから、イメージが溢れ出していることを感じ取れるのです。

演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

東京デスロック

リトルモア地下(東京都)

2007/09/30 (日) ~ 2007/10/09 (火)公演終了

(3人いる!)三本の中でも圧倒的に
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最新作が必ずしもアタシの好みにはまるわけではないのだけど。まあ。

3人の人物がくるくると入れ替わるおもしろさ。それなのにあまり混乱しないまま見ることが出来る抜群の見せ方。これも舞台ゆえ、のプレミアムを持っていました。

傷は浅いぞ

傷は浅いぞ

柿喰う客

王子小劇場(東京都)

2007/11/14 (水) ~ 2007/11/26 (月)公演終了

イキオイというもの
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クセのある題材選びの多い彼らの中では比較的フィクションとして受け入れられるものを選び、圧倒的なスピード感とテンションをよりすぐりの劇団員だけでタイトに魅せる魅力。筋肉質で実によい仕上がりで。

ちょっと公演数多すぎないかと思ったりもしますが。

翼をくださいっ! さらばYS-11

翼をくださいっ! さらばYS-11

ギンギラ太陽's

天王洲 銀河劇場(東京都)

2008/01/09 (水) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

この見かけでちょっとすごい。
ビジュアル見たら、ほんとにこてこてのコントだと思うじゃないですか。
鉄道だの飛行機だのの「インフラものの感動」に弱いアタシだということを差し引いても、これだけしっかり泣かせられるってのは、たいしたものかと。

芝居とは違う軸のプロモーションが行われそうなのがちょっと心配なので、見るなら今。

“Kiss me, deadly”

“Kiss me, deadly”

smartball

王子小劇場(東京都)

2008/07/04 (金) ~ 2008/07/14 (月)公演終了

観たいに書き損なったので。
三人の女性、表向きの刺激の強さとは裏腹にいい話だったりもする。
中央か、やや下手側を狙って。←上手端で見たらしい

お台場SHOW-GEKI城「おねがい放課後」

お台場SHOW-GEKI城「おねがい放課後」

ハイバイ

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/16 (日) ~ 2007/12/21 (金)公演終了

端は見えません
下手端席は壁際の芝居まったくみえないのです。誰が理由かはわかりませんが。

Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

タイニイアリス(東京都)

2007/10/12 (金) ~ 2007/10/15 (月)公演終了

見たい、と書く前に見てしまった。
ポップな感じを勝手に想像してた(劇団名だ、それ)。
のだけど、やけに骨太な120分。

自転車の盗難

自転車の盗難

ナカゴー

王子小劇場(東京都)

2009/01/07 (水) ~ 2009/01/12 (月)公演終了

ちょっとすごい。
芝居としちゃ、低すぎる舞台に段差のすくない客席とか、あれこれのスタッフワークが行き届かない感じ、なのですが..

中二のさまざま、大人のさまざまを寄せ木のように組みあわせていくうちに、確実に描かれる世界。中二のケラ、という妄想がアタシの頭に浮かんではなれません。

鱈。

鱈。

Hula-Hooper

7th FLOOR(東京都)

2007/05/07 (月) ~ 2007/05/16 (水)公演終了

ここで起きたことは内緒、だそうなので。
まあ、たしかにそうかもしれない。

音楽と芝居のコラボというか「境界を壊す」公演。みんなチャーミングで歌い踊る、そりゃオヤジは喜びますとも。

ストレートな想い、学校の中で女の子同士で微妙な恋心になる(けど見つめ合うぐらい)ような雰囲気の瞬間を描かせたら抜群に巧いなぁ。

いつでもここは夏である

いつでもここは夏である

@@ has a headphone

STスポット(神奈川県)

2008/07/25 (金) ~ 2008/07/28 (月)公演終了

音に身を任せ
観たいに書く前に観てしまいましたが。
音に身を任せ好きな場所で観るべし75分。ビール三本でおまけが。

身体表現と、静かな台詞と混ざり合って楽しくて。横浜で育ったアタシには終幕近くのシーンがちょっといい。

ドラマ進化論 (ベータ版)

ドラマ進化論 (ベータ版)

北京蝶々

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2007/04/27 (金) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

60分のβ版。
コンパクトにまとまり、さまざまに仕掛けを凝らして構造を作っています。公演自体がその構造の一部だということを思いついた時点で勝ったも同然、という気はします。

ふたりが見た景色

ふたりが見た景色

play unit-fullfull

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/03/14 (水) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

濃密、だけど闘いも
説明が細かすぎるところに対して想いが見えづらいと感じたり難点がないわけではないのですが、客演の強力さもあいまって、この世界は愛おしい。

ジューゴ

ジューゴ

TEAM 発砲・B・ZIN

本多劇場(東京都)

2007/04/13 (金) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

彼ららしい
芝居を「遊び場」と云い、思い切り遊んでいるところを見せる感じ。また遊ぼう、と言う言葉を信じたいのです。

グッズの販売は少々混み合い気味。DVD予約とパンフレットだけは別のカウンターにした方がいい気もしますが。

短編集・不埒

短編集・不埒

中野劇団

アートボックスホール(東京都)

2007/04/14 (土) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

口コミは重要だ。
もちろんノーマークなのだけど友人に聞いての観劇。10分ほどのコント12本立てで平均点が高く、作り込まれているのです。

ネタバレBOX

誰も知らない名産品と地名のことを説明して貰おうとして更に訳のわからない単語で溢れてしまう「有給休暇」とか、嘘を聞くと激痛が走る特殊能力を持った借金取りにばれないように嘘を突き通す「誘拐」が秀逸。

一本モノを是非見てみたいです。
紅の舞う丘

紅の舞う丘

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2007/04/04 (水) ~ 2007/04/11 (水)公演終了

プロジェクトXとは、ちょっと違うけど
成長期を舞台に女性起業家、といわれると力強い成功譚かと思うと、ちょっと違う。強く純粋な想いは報われるという視点は青臭いといえば確かにそうなのだけど、そうあってほしいものなぁ。

強いコミカルさのあるキャラクタが数名、最初こそ違和感なのだけど、馴染んでしまうのは大したものだと思います。

泣いてもちゃんと前を向く、あるいは人生の途中の選択肢でそれまでとはまったく違う方向を選び取る女たちの力強さが、アタシは愛おしい。

癖

メタリック農家

劇場MOMO(東京都)

2007/03/28 (水) ~ 2007/04/03 (火)公演終了

すっきり
死んだり血糊だったりする物語の印象も強いけれど、物語がごちゃごちゃせずにすっきりと見やすくなっているのは格段の進歩だと思うのです。

作演を兼ねる葛木英に客演はキャリアが段違いな中田顕史郎を組み合わせた世界は物語に説得力を持たせている気がします。

問題があるとすれば、ほんの少し先を走る本谷有希子との立ち位置の差を何処に置くかではないかと思うのですが、今作は比べようと思わせるほど、ちゃんと作られているのです。

PARADE FROM H〜2007

PARADE FROM H〜2007

JAM BAL JAN JAN パイレート

吉祥寺シアター(東京都)

2007/01/13 (土) ~ 2007/01/14 (日)公演終了

膨大なテキスト
ストーリー気にせず、膨大なテキストと、美しいシーンが嬉しい。

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

冨士山アネット

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

初めて観ました。
たっぷり2時間、観たことないものもあるので、観られたけれど。

ライン京急、いわゆるチェル口調すらすでに過去の物になりつつあるのだと思う。17夜だけの松村翔子が久しぶりで楽しい。

ままごと、いままでみられなかった「あゆみ」を初めて。ガーリッシュな視点がとても心地よい。

カステーヤ、観客に甘えるにも程があるなと思います。これはアウトリーチとは全く正反対で、ならば実験室の中だけで閉じておくべきものじゃないかしら。力のある作家がやってるだけに期待感はあるのに。音楽の力で乗り切ろうとするわけじゃないと思うけれど、著作権、なんてことばが頭をよぎる。

モモンガ。拍手のさまざま面白くて楽しい。コンテンポラリダンス風だけれど、ダンスだけでなくて言葉があるのは、アタシには助かります。

岡崎、面白い、けれどさて。


冨士山。初めて観たのでそれなりには楽しい。わかるようでわからない感じ。

開演前のダンスパフォーマンスは、理由があって「EKKYO-! デスロック」(東京封印中なので)。ロミジュリ目隠し。でもさ、その目隠しされてからくるくる回されたわけでもなく、音楽の方向もわかってるのに、観客席に突進してくるのは、作り物すぎないか、と思う。

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