七緒りか(制作修団プレアデス)の観てきた!クチコミ一覧

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14+

14+

FOURTEEN PLUS 14+

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

自分が14歳に戻ってしまう・・・
客席がL字型。(というか。。。変形)
で、ちょうどラストのいいところが、アキツ先生(雪丸さん)が、まったく見えず!

「く、くやしい~~~~、もう1回観たい」と思いました。
自分にとっては「お金返せ!!」じゃなかったのが、不思議。ただ、その理由を言葉にできないのは、私の勉強不足なんだろうなぁ。

ネタバレBOX

会場に入ると、客席が変な形。でも、満席なので、誘導されるがままに・・・f^^;

セットは、学校の教室。その中に、アシを切られて高さがでこぼこの机がたくさん。教室の後ろが、やたら広いです。何もないのに広いです。
人物が登場すると、うす暗い光の感じがなんとなく、
大橋可也&ダンサーズ「ダウンワードスパイラル」を思い出しました。
自分の中で、警戒心のランプがつきました。

なんだかわからない警戒心の中、先生たちが出てきます。
持ち物検査を行うのですが、机の上に乗るんですね。

殺意とまではいませんが、嫌悪感を通り越して、憎悪みたいなもののスイッチが入ったのがわかりました。
人の机を土足で踏む、その無神経さに。
持ち物検査については、正統性を主張するのかもしれません。
でも、それが「私の小さな領域」を侵すことの理由にはならないはずなのです。
学生時代の理不尽なことを思い出して、観ながら不快な感情がぞわぞわと上がってきてました。

ジャージ姿のサイトウ先生が、自分の中では象徴的でした。
友人の教師から「いまどきはジャージなんて着れない。だらしないって苦情がくるから」という話を聞いていたので、逆に
古い価値観の象徴なのかなぁ?

サイトウ先生だけ、ジャージで方言(博多弁とは言いたくない)なのが、
新しい価値観と既成の古い価値観のぶつかりあい
みたいな気がしました。

なんとなく、この学校は
古くからの住民と、新しい住民の間で
地域としての生活スタイルや、価値観がバラバラ
なんじゃないかなー。と連想しました。

ごく個人的な思い出から、かもしれないけど
見てる自分が「14歳」の生徒の気持ちで、
舞台上の先生たちを嘲笑ってる・・・

そんなトワイライトゾーンみたいな錯覚に陥りました。
・・・自分で怖かったです。

「十四歳の国」というタイトルから「14+」というタイトルに変えたのも
演出の1つなのだろうと思います。
作者がドラマドクターに入っているにもかかわらず、大胆なタイトル変更
って、宮沢さんの器が大きいんだろうなぁ、たぶん。

リアル14歳の人が、この作品見たらどういう感想を持つのかも気になります。
昭和50~60年代の14歳だった人とは、全然違う感想じゃないかなぁ。。。
『雷神不動北山櫻』

『雷神不動北山櫻』

博多座

博多座(福岡県)

2009/10/02 (金) ~ 2009/10/26 (月)公演終了

奥が深い
よくわからないシーンも多かったけど「また見たい」と思うから不思議。

漂流画祭

漂流画祭

マヤ北島くんを大さわぎで偲ぶ会

大博多ホール(福岡県)

2009/08/01 (土) ~ 2009/08/01 (土)公演終了

「ガラスの仮面」が読みたくなった
なんと言うか。。。理屈じゃなくて、よかったです。
あの広い大博多ホールが、あたたかい空気に包まれて
舞台と客席がひとつになった感じがしました。

それはきっと、
「生の舞台を見る」「場を共有する喜び」「舞台はお客も作る」
という、観劇の原点(?)みたいなものをあらためて感じれたからかもしれません。

「ガラスの仮面」を一気に読みたくなりましたf^^;
そういうシーンがあったなぁ。。。なんだったかなぁ。。?

そういえば、「マヤ北島」さんのお名前の由来は、
北島マヤだと どこかで聞いた記憶が。

コバルトにいさん

コバルトにいさん

劇団イナダ組

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2009/03/21 (土) ~ 2009/03/22 (日)公演終了

胸の奥が
はじめから、ストレートでど真ん中にどかんっときました。
「愛おしい」という気持ちが、せつない。

よせあつめフェスタ

よせあつめフェスタ

プロジェクトあまうめ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2010/06/13 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

DVDで拝見
遅ればせながら、DVDで拝見しました。

クロッキーのような作品群たちというか。
最初、軽めの作品からなかなかガッつりな作品へ。
短編6本で約1時間20分。 

前説や休憩中の映像トークも
ツボでした(笑)

関係者みなさまの熱意に感動です。

ネタバレBOX

役者さんの表情がわかりにくかったので、全体の雰囲気だけなのですが・・・

1話目の「ツイッター」で、しっかりオチがあって
つかみはOK!みたいな(^_^;)

上司役の三原さん、けっこう好きかも。

2話目もくすっと笑っちゃうような話。
若いダンシ2人の、雑談。くだらなさが好きです。
キャラクターがうまく活きてる感じがします。
「間」が、いいんでしょうね。

3話目は、女性3人。
東京の演劇関係者のちょっと内輪話っぽいのかな?
いかにもなガールズトークから、
いきなり身体をはっちゃう展開には驚きました(^_^;)
あと、東京は物価が高いんだなぁ・・って。

4話目目は、兄と姉妹2人の3人兄弟のお話。
今っぽい。
個人的には好きな作品。ささやかな幸せ。
ラストの拍手はお約束ですよね。

5話目「あさはかな魂よ、慈悲深い雨となって彼女の髪を濡らせ」
は、すっごい好き!!

男性3人の関係が、会話の中でだんだん明らかになっていく。
コメディのようなノリでぽんぽん会話がすすむのですが、
後半は、胸に迫るものがあります。
現実は、ドラマティックじゃないからこそ、
リアルだなぁと思います。

これ、もうちょっとちゃんとした形で観てみたい。

6話目「赤い石」
不条理じゃないんだけど、夫婦間のやりとりが、
なんだかやりきれない感じ。
ラストあっさりな感じが、逆にあれこれ考えるので面白いです
探偵〜哀しきチェイサー〜

探偵〜哀しきチェイサー〜

ココロ・コーポレーション

ももちパレス(福岡県)

2011/03/31 (木) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

3時間でも満足、満足!!
マキノノゾミさんの作品は、初めて。

音楽劇なので、「沢田研二ショー」みたいものをイメージしていたのですが、そんなことはなかったです。

沢田研二さんの歌うシーンや、ダンスシーンはあるのですが、
それ以上に物語の展開にぐいぐい引き込まれます。

ビターで哀切漂う物語。
登場人物1人1人の存在意義がきちんとしていて、
「展開の手品」を観ているようでした。

途中休憩ありの約3時間。
見ごたえありました(●^o^●)

楽しかった!!

ネタバレBOX

あとで、追加で書くかもです。
エロメール添削スライドショーVol.5 2都市ツアー

エロメール添削スライドショーVol.5 2都市ツアー

エロメールスライダーズ

The Voodoo Lounge(福岡県)

2009/12/16 (水) ~ 2009/12/16 (水)公演終了

そんな辞典が。。。
とりあえず、爆笑!日々のツライことを笑い飛ばせます。

ネタバレBOX

世の中には、そんな辞典があるのかぁ。。。
今度探してみよう。

ウェストサイド物語

ウェストサイド物語

劇団四季

キャナルシティ劇場(福岡県)

2009/09/21 (月) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

トゥナイ~ト♪
1幕終わりのTonighitは、鳥肌もの!

四季を見た翌日は、なぜか滑舌はっきりになりますf^^;

兄弟舟

兄弟舟

FOURTEEN PLUS 14+

湾岸劇場博多扇貝(福岡県)

2009/04/18 (土) ~ 2009/04/22 (水)公演終了

伏線?
物語の世界と現実をいったりきたりする感じの作品。

途中「?」と現実に引き戻される部分があったのだけど、
あとで考えると計算された演出だったので、納得。

テーブル・マナー

テーブル・マナー

AGAPE store

イムズホール(福岡県)

2009/02/23 (月) ~ 2009/02/25 (水)公演終了

マナーはみんなで楽しむためのもの
翻訳ものということでしたが、違和感なく観れました。
島田歌穂さんの迫力にびっくり。

ネタバレBOX

きれいごとだけでは、生活していけない。
実生活でも、それぞれの価値観(マナー)の押し付け合いには、
気をつけないとな。
と、ちょっと反省ました。

それぞれの立場に立つと、それぞれの言い分があるわけで・・
松尾さんのダメ男ぶりが、いらっとしつつも
それでも話がすすむにつけ許せるようになってしまうのが、すごいです。
私たちの誠実さにはいつも, 何かしらの嘘が混じっている

私たちの誠実さにはいつも, 何かしらの嘘が混じっている

village80%

西鉄ホール(福岡県)

2009/05/02 (土) ~ 2009/05/02 (土)公演終了

ガラス瓶の底にいるような。。。
冷たくてちょっと分厚いガラス瓶の底にいるような感じがした。

外の世界と壁があるわけでもないのに、
まるで液体の入ったガラス瓶が目の前にあるかのように、
ちょっと見る角度を変えるだけで、舞台の上での展開が違うもののように見える。

まつさをな

まつさをな

演劇集団キャラメルボックス

ももちパレス(福岡県)

2007/05/10 (木) ~ 2007/05/12 (土)公演終了

青空のようにさわやかでした
ARMsで、真柴さんつながりで思い出したので、今頃f^^;

キャラメルボックス初観劇の作品。
さわやかな作品でした。千鶴の健気さがかわいくて、ハッピーエンドにほっと胸をなでおろしました。
殺陣もかっこよかった。

ネタバレBOX

粟根さんの、快活な動きにびっくり~(A^^;)
黒田育世演出作品 『矢印と鎖』

黒田育世演出作品 『矢印と鎖』

BATIK(黒田育世)

イムズホール(福岡県)

2009/05/08 (金) ~ 2009/05/09 (土)公演終了

生きざま
表現する ということは、
生きざま だよなぁ。。。

ちくは 『253 自分を語る小物』

ちくは 『253 自分を語る小物』

ちくは

西鉄ホール(福岡県)

2009/04/25 (土) ~ 2009/04/25 (土)公演終了

ちくは としてはお初!
昨年の「ご近所計画」から、気になっていた作品。

ダンサー4人の個性が、それぞれでおもしろかった。

ネタバレBOX

天井から足だけ出すシーン。
自分もやってみたいです。

遊園地のふわふわバルーンへ直行したくなりました。
水をめぐる2/水をめぐる3

水をめぐる2/水をめぐる3

劇団こふく劇場

ぽんプラザホール(福岡県)

2012/09/07 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

水をめぐる2
「水をめぐる2」を観劇。

「水をめぐる」が、人間の欲望だとか業のようなものを扱っていて、とても重いテーマの作品だったのに比べると、「カライ」という独特の中腰のスタイルや、舞台の周囲を四角く廻る感じや、打楽器のリズムは前作を踏襲しているけど、「水をめぐる2」は一見ほんわかムードな感じでした。

大切な人を失った時の、喪失感や無力感は、痛みが大きすぎてある意味で無機質的な感覚を伴うときもあって、台詞やリズムの淡々とした感じが、逆に痛みの深さを表しているのかなぁと思いました。

ネタバレBOX

無邪気ゆえの無神経さは、本人の自覚がない分、業が深いものがあるかも。

アジト―Mission1―

アジト―Mission1―

謎のモダン館

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/02/12 (月) ~ 2007/02/13 (火)公演終了

声量と熱さ
2010年の福岡演劇フェスティバルにも参加ということで、以前に拝見したのを思い出しましたf^^;

とにかく白濱さんが熱い!昭和の青春ドラマのような熱さ!!
台詞の量が多くて、コメディーと言うかコントのようなシーンも多かったです。

Nine Lives

Nine Lives

コンドルズ

イムズホール(福岡県)

2009/08/15 (土) ~ 2009/08/16 (日)公演終了

9回生まれ変われ!
かっこよくて、おもしろくって、少年の心をもった
永遠の放課後☆学ラン集団。

時間とお金があれば、イムズの3回公演全部みたいくらい!!

ネタバレBOX

福岡がツアー初日が恒例らしいですが、
たまには楽にもやってほしいf^^;

そんな王子さま・・・って(笑)
ギンギラ太陽’s in 福岡市美術館 翼をくださいっ!外伝「幻の翼 震電」

ギンギラ太陽’s in 福岡市美術館 翼をくださいっ!外伝「幻の翼 震電」

ギンギラ太陽's

福岡市美術館(福岡県)

2009/08/11 (火) ~ 2009/08/16 (日)公演終了

2度目なのですが、やっぱり泣く。
「震電」はお蔵だしスペシャルで見て、2回目なのですが、
やっぱり泣いちゃいます。

ネタバレBOX

「初めてみる景色が焼け野原」という哀しさ。
そして、戦況が悪くなっていることを端的に表しているセリフだと思いました。
説明台詞じゃなくて、でもちゃんといろんなことがわかって、
感情もこめられていて。。。こういう台詞が大好きです。




演劇入門

演劇入門

青年団リンク 本広企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/11/27 (土) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

ダイジェストみたいでお得な感じ
わかりやすくて、面白かったです。
ハイバイの「ヒッキー」しか観たことなかったけど、他の作品もポイントはわかったと思います。

きっと、自分には拾えてないことが、たくさんありそうな気もします。
「演劇入門」というよりは「青年団入門」「岩井入門」だったかも。

ネタバレBOX

「ヒッキー」で気になっていたお父さん不在の謎が解けました。
そして「て」が、猛烈に観たくなりました。
『三月の5日間』100回公演記念ツアー

『三月の5日間』100回公演記念ツアー

チェルフィッチュ

早川倉庫(熊本県)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

佇まいからオーラが出てる
生チェルフィッチュは、初めて!

俳優さんが、佇んでるだけで、
身体が強いメッセージを発してるような感じがしました。

カッコつけた振付とかそんなんじゃないのに、
なにか発してるようにこちらが受け止めてしまうのは、
細かい計算があるんだろうなぁ。。。

ブログにも感想書いてます
http://l-project.jugem.jp/?eid=1286

早川倉庫についても
http://l-project.jugem.jp/?eid=1285

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