七緒りか(制作修団プレアデス)の観てきた!クチコミ一覧

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踊りに行くぜ!!MINI DANCE FESTIVAL

踊りに行くぜ!!MINI DANCE FESTIVAL

JCDN

別府市中心市街地(大分県)

2010/03/13 (土) ~ 2010/03/14 (日)公演終了

温泉とセットで楽しめる
15時からの商店街巡行と、19時からの旧A級別府劇場の公演を観劇。

ネタバレBOX

15時からの巡行型公演で、商店街を移動しながら、美音異星人、んまつーポス、中島由美子さんの3作品を観劇。
美音異星人は商店街の中に、異形のものがぶわっと現れる様子がおもしろかった。SFの映画の世界に自分が入ってしまったかのよう。
んまつーポスは、身体能力の高さを活かした元気でスピーディーな作品。男2人のコミカルな感じが、お客さんにも好評。ほんと、応援してます。
中島さんは、空き缶と自分との関わりを思索させてくれる作品。空き缶が何をあらわすのか、空き缶が自分にとって何なのか・・そんなことを考えました。

19時からは、元ストリップ劇場をみかんぐみがリノベーションした会場。会場のぎゅっと狭い感じが、「熱気むんむん」感をさらにあおります。
関かおりさんは、なんだか、夢にでてきてうなされそうなインパクトのある作品。なにがいったい、「垂れて」いたのか・・・ドキドキします(A^^;)
おやじダンスは、地元と福岡のおやじの作品。山中カメラさんの、お鮨を使ったシーンが笑えて好きでした。お客さんから声援も多くて盛り上がってましたね。
北村成美さんは、ソロダンスはしばらく見納めということで、、、出てきた瞬間に「しげやん」っと、声が飛ぶ人気ぶり。
喪服とその下の秘めた「赤」が、オンナの凄さ、したたかさ、強さを物語ってました。

会場近くに、たくさん市営の温泉があるので、温泉とセットで楽しめました。
奇妙奇天烈ファンシーハウス in大阪 (公演日は24日!15時と19時からです!!)

奇妙奇天烈ファンシーハウス in大阪 (公演日は24日!15時と19時からです!!)

劇団ぎゃ。

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/04/24 (土) ~ 2010/04/24 (土)公演終了

登場人物が何人?
前回が「玉の井家のエンゲル係数」という2人芝居を観たのですが、
今回はずいぶんと人が増えてました(笑)

「エンターテイメントのフリをした残酷物語。盛りだくさんの歌と踊りでうまいことごまかします」の通りでした。

ネタバレBOX

物語前半は、「人の命」をお金に換算して遊ぶギャンブル場(=ファンシーハウス)のお話。
人が死ぬシーンは、ゲーム感覚でコロっと・・・
ブラックで残酷な笑いといえば、そうなのだけど、
自分の人生というか生き方の「究極の選択」
という意味では、主体的に生きる登場人物たち。

それに対して、とにかく主体性がない主人公のユナ。
自分で自分の人生に責任を負うことができず、
楽なほうへ(自分で考えなくてすむ方へ)流されていく。

物語後半の「人間関係ブラックジャック」。
自分の人生を振り返り、将来の選択をしていく
ことは、優柔不断なユナにとって、過酷な試練。
と、同時に自分の選択に責任を持つための成長物語。

役者は4人なんだけど、
早着替えで次から次へといろんな人物が登場するので
お得な感じ。

衣装も、ウノのカラーをモチーフにしてかわいかった。
セットも便器をうま~く使って、なんだかオシャレだった。
岡村靖幸の「ハレンチ」も、個人的にツボでした。
死なない一生

死なない一生

劇団きらら

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/12/12 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了

若い役者が負けてない
リアルでシビアなヘビーなお話。

ネタバレBOX

親の介護だとか、体の老化とか・・・けっこうしんどいフレーズが並びます。

その中で、若い役者さんが、ちゃんと「自分の言葉」でしゃべってる感じが好印象でした。きららさんの作品の作り方の特長だろうと思います。

個人的には「こども廃業」の続編のようなイメージで見ていましたf^^;
類児くんのお母さん=シノブ
みたいな。
自分の中で、
類児くんも5年たって成長して、
シノブさんも5年たって40過ぎちゃったのねぇ
みたいな。

・・・自分も5年分歳をとったのねぇ。。。って。

死んでしまえば無くなるけど、
死ぬまでの時は、
自分の身体もだんだん自分のものではなくなり、
自分の心もだんだん別のものへ変わっていく
そんな時間なのかもしれないなぁ。
「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010

「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010

ハイバイ

西鉄ホール(福岡県)

2010/05/29 (土) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

訴えたいものが素直に入ってくる
作・演出の岩井さんの訴えたいものが、素直に心に届く感じ。
いろんな人への応援歌みたいで、とても好きです。

ネタバレBOX

舞台の中央が、四角いリビング。
たぶん、プロレスのリングをイメージしてるのでしょうね。

主人公のヒッキー・登美男にとっては、家族の集まるリビングすら「戦場」なんですね。
母親も、リビングで家族のいるところからは、父親に電話もかけれない。
わざわざ公園の公衆電話から、電話する。
平和に見えるけど、なかなか息苦しくて、ぎすぎすしてることが伺えます。

リビングから舞台手前に、妹の部屋があります。
ドアは、ドアノブだけのセットで、透明な部屋。
主人公の引きこもってる部屋は、客席からは見えず、対照的です。

なんとなく、、、岩井さんが欲しているのは
自分の生き方をさらすことではなく、
自分を理解して応援してくれる人(妹役)
なのかなぁ と思ったり。

だから、「妹」の目線で
部屋に引きこもったお兄ちゃんを心配することを
提示しているのかなぁ。。。

時間も短くて、
セットもシンプルで、
登場人物も少なくて、
主題もストレートで、

観終わった後に、素直に応援歌を口ずさめる感じ。

全体的に「たどたどしい」空気がながれているのだけど、
「ヒッキーだから・・・、でも、がんばれ」
と、なんとなくほほえましく感じてしまうのです。
コルテオ

コルテオ

CIRQUE DU SOLEIL

福岡・新ビッグトップ(千早)(福岡県)

2010/02/11 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

拍手を忘れて見惚れてしまう
とにかく、超人的なパフォーマンスの数々に、拍手するのを忘れて見入ってしまいます。
クラシカルなヨーロッパ風のセットや衣装も素敵です。
その日によって演目が変わるので、もう1回行きたい(●≧∪≦●)

ネタバレBOX

天使や神様などのキャラクターがでてくるのが、天国へ召されるまでのイメージでちょっと哀切を帯びています。

シャンデリアのエアリアルは、美しくて夢心地になります。
パラダイスは、古代神話の神様たちの世界みたいで優雅です。
ツアーニクは、シンプルだけどすごい!!
さすがオリンピック級のアーティスト達ですね(A^^;)

設定が「昔のヨーロッパのサーカス団」だからか、シルクにしては、わりとシンプルな作品の気がしました。

冒頭に日本語のナレーションが入るので、物語がわかりやすいです。
ところどろこカタコトな日本語の台詞もあります。
ただ、、、他の方の感想にもあったけど、私も「日本語」にちょっと抵抗があります(A^^;)

幕が、5000万円ってすごいなぁ。
珠光の庵(200811福岡)

珠光の庵(200811福岡)

劇団衛星

福岡市文化交流公園 松風園(福岡県)

2008/11/03 (月) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

心が洗われるようなお茶会
会場が松風園という、趣のある建物です。清廉な気持ちになります。

「お茶会演劇」ということで、
「お作法わからないけど、大丈夫ですか?」「ドレスコードは、着物ですか?」
なんて事前に確認して不安を解消。

なんの心配もなく、楽しくお茶会に参加、観劇できました。
過去にタイムスリップしたかの感覚も楽しい。

ネタバレBOX

席に通された時点で、ワクワクします。
上演前の待ち時間、役者さんたちが、相手をしてくれます。
遊女のお姉さまの艶っぽさに、くらくら~(///。///)
こういう心遣いも憎いです。

劇中も、座禅を組んだり、お茶を頂いたり と楽しかったです。
着物をきた役者さんの、所作も美しかったです。

設定が、すごく面白かった。
一休宗純が、アニメの一休さんと違い、かなり破天荒な人物だったことは、日本史で習いました。
劇中では、悟りを開き「生き仏」として、あがめられている一休。
瞑想に入ると、、、過去や未来を見ることができ、この世のものではない存在と話すこともできる。

村田珠光の過去を見、亡き「瞼の君」小夜の思いを託される一休。

一休にあれやこれや文句をつけてばかりだった珠光が、
自分自身の道をみつけて、晴れ晴れした様子になっていくのは、すがすがしかったです。

「演劇」という素敵なおもてなしを頂戴しながらの、「お茶会」
気軽にその場に居合わせたお客の顔をみながら、お茶をいただく。
何よりもその「場」を楽しむ。

素敵な時間が過ごせました。
非・売れ線系ビーナス「爪先、向こう側」

非・売れ線系ビーナス「爪先、向こう側」

非・売れ線系ビーナス

西鉄ホール(福岡県)

2010/05/03 (月) ~ 2010/05/03 (月)公演終了

毒気と甘酸っぱさと
非売れ初観劇。漂流画祭で、ちらっと見て気になっていたので、見れてよかったです。

ネタバレBOX

田坂さんの脚本は、「大きく広げる」という評判を聞いていたのですが、
ファンタジーな部分(見切り屋)はあったものの、割とまとまっていた印象をうけました。

今の自分達が生きている時代に、少々うんざりして毒を吐く部分と、
それでも何かしら求めている甘酸っぱいものがあって、
「等身大」というか、2010年の今の時代の空気を表してる気がします。

こういう、ちょっとひねくれた感じは好きです。

追い込まれているようでいて、どこか確信犯的な堕罪と、
強いようでいて、言葉で自分に言い聞かせないと頼りない種美。

塔子が、ひたすら走りまくるシーンは、切なかったなぁ。

田坂さんの「にやっ」て、笑い方がよかったです。

声が聞こえないシーンがあって、ちょっと残念。
「見切り屋」が「見切り屋」って、わかるまでちょっと苦労しました。
「踏切屋」の「ふ」を聞きとれてないんじゃないかって、なんか自信がもてず、しばらく自分の中でモヤモヤしたのがもったいなかったf^^;
「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー

「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー

ギンギラ太陽's

西鉄ホール(福岡県)

2009/10/20 (火) ~ 2009/10/28 (水)公演終了

「震電」とセットで見ると
「翼をくださいっ!外伝」を夏に見たあとに、本編を見る形になりました。
「震電」とのリンクも、「あぁ、こうなっていたのかぁ!」と新たな感動がありました。

ネタバレBOX

ゼロから立ち上がってがんばって、道を切り拓いていく。
そんな気概が好きです。

ギンギラってきちんと「悪役」がいるのがいいなぁ。
と、あらためて思いました。
人生って、自分にとっての「悪役」の存在はたくさんあるもの。
視点をかえれば悪役ではないけど、自分にとっては「悪役」の存在。

生きていくのは厳しいから、仲間の存在をありがたく思うのでしょうね。
ぺてんばなし

ぺてんばなし

トム・プロジェクト

ももちパレス(福岡県)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/16 (木)公演終了

年はダテに取るものではない
前々から観たかったトム・プロジェクト。岡田さんの手腕に期待大。
人生の酸いも甘いも堪能できそう・・・とももちパレスへ。

2時間のなかで、ストーリーが二転三転。笑うところも多かったですが、あれこれ推理したり、はらはらしました。
最後の台詞は、お見事!!そう来たか、やられた!!

長い人生。
ただ、ダテに年をとってはいけないなぁ
と思いました。(自戒の意味で)

ネタバレBOX

会場に入ると、幕はあがっていてリアルなセット
ちょっと田舎の古い家。台所と仏壇と縁側と風鈴。

「ぺてんばなし」のタイトル通り、登場人物それぞれの思惑で
「ぺてん」が繰り広げられます。

最後は、
・・・女ってこわい。
・・・かわいくて純情そうなコほど、こわい。

見て見ぬふりするのも、マナー・思いやり

そんな人生の教訓を学びました。
卍解SHOW code:003

卍解SHOW code:003

BLEACH イベント委員会

ももちパレス(福岡県)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

「きゃ~~~~~っ(●≧▽≦●)」
以前から、「漫画やゲーム→舞台化」って、どんな感じか見てみたくて行ってきました。

ネタバレBOX

何がネタバレになるのかが、よくわからないのですがf^^:

ミュージカルというよりは、レビューショーみたいな感じ。
お芝居のシーンもありましたが、ストーリーがあるのではなく、歌って踊って盛り上がって楽しめます。

世界観は、原作に忠実というよりは、
たぶん、、、、
同人誌の世界観というか、コミケの会場をミュージカル化したようなイメージなのかもしれません。(コミケ行った事ないので、想像)

かっこいいお兄さんや、キレイなお姉さんを目の前にすると、
心の声ではなく、本気で
「きゃ~~~~~~~~~~~~っ(●≧▽≦●)」
って、叫べるということがわかりました。

とりあえず楽しかったです。
ただ、これを楽しめるのは、独特の世界観が好きな人だと思います。
【明日16日、新宿にて反省会ライブ!】赤ペン瀧川先生のエロメール添削スライドショー!VOL.4 HALF JAPAN TOUR!!

【明日16日、新宿にて反省会ライブ!】赤ペン瀧川先生のエロメール添削スライドショー!VOL.4 HALF JAPAN TOUR!!

エロメールスライダーズ

The Voodoo Lounge(福岡県)

2009/08/13 (木) ~ 2009/08/13 (木)公演終了

赤裸々なドキュメントもの
見る前は

きっと感想は「○○が◆◆◆で」とか「▽▽▽。□が、××@*で」とか自粛しないといけないんだろうなぁ(妄想)

って思っていたのですが、実は

現代社会にいきる若者の刹那的な生き方と
人とのコミュニケーションを渇望しながらも
一歩引いたところで自嘲してしまう自分を
赤裸々にかたったドキュメント作品

・・・だと思いました。


そして、顔とお腹が筋肉痛になるくらい 大爆笑(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

嫌な事は笑って忘れたい
方にはオススメ。

ネタバレBOX

出会い系サイトに潜入しての、メールでの攻防がとにかくおかしい。

スライドでメールの文面を見せるので、それだけでもおかしいのですが、
赤ペン瀧川先生の「間」というか、ライブ感がイイです。

出会い系サイト
エロメール
会場はクラブ

という、自分にとっては別世界を覗き見して、
そのテンションの上がり方は独特でした。

一見ゆるゆるな感じの『ライブ』風だけど、
実は巧妙にいろいろ仕組まれてる気がして、奥が深いなぁ。。。

いやー、とにかくおもしろかった。.:*:・'(*⌒―⌒*)))
リーディング・フェスタ2010 戯曲に乾杯!

リーディング・フェスタ2010 戯曲に乾杯!

日本劇作家協会

座・高円寺2(東京都)

2010/12/11 (土) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

公開審査会がドラマティック!
劇作家のみなさんのやりとりが、1つの舞台を観ているような感覚になります。
特に今年は、初のダブル受賞ということで、筋書きのないドラマというか、スリリングな展開だったと思います。

遊園地3兄弟の大冒険

遊園地3兄弟の大冒険

ギンギラ太陽's

西鉄ホール(福岡県)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/17 (土)公演終了

宮崎の苦悩を思った
ギンギラは何回も見ているのですが、一段と客席が暖かったように感じました。

現在と過去、夢と現実の世界で、それぞれのキャラが生きているのですが、見ている側もスムーズに、それぞれの世界に気持ちがいったり来たりできるので、楽しいです。
キャラクターを記号化しているのは、強みだとあらためて思いました。

ネタバレBOX

戦時中の「到津遊園」が、やむにやまれず動物たちを殺さなければいけないというシーンが、ちょうど宮崎の口蹄疫の問題と重なってみえました。
自分が大切に思っているものを、自分の手で・・・というのは、本当に辛いと思います。

こういう究極の選択を迫られたときの、心情を丁寧に描けて表現できるのは、ギンギラならでは・・じゃないかなぁ。。。
トヨタコレオグラフィーアワード・ガラ

トヨタコレオグラフィーアワード・ガラ

トヨタコレオグラフィーアワード

イムズホール(福岡県)

2007/07/22 (日) ~ 2007/07/22 (日)公演終了

モニカモニカの透明な感じがいい
昔の感想を今頃m(__)m
「トヨタコレオグラフィーアワード・ガラ」
金沢、福岡、東京の3ケ所だけのゼイタクな公演。

ネタバレBOX

「SIDE B」は、むきだしの生々しい感じ。表面はちょと焦げてる、でも中は血のしたたるレアなステーキみたい。
BATIKのというか、黒田育世さんのダンスに対して、「命がけ」な感じがしました。

「モニカモニカ」は、個人的な事情で、思わずうるっときてしまいました。
さわやかな夏の夕暮れのソーダ水のよう。メンバーの個性を活かした作品。
烏山茜さんの笑顔、菊沢さんのギター、簑輪くんのジャンプ。
うるっつ。。。

「イルカ狂」
なぜだかよくわからないけど、「深夜のNY」のイメージ。
パンフの公太さんのイメージとガラッと違ったので、びっくり(A^^;)
『白波の食卓』リーディング公演(追加公演決定!)

『白波の食卓』リーディング公演(追加公演決定!)

大野城まどかぴあ

大野城まどかぴあ(福岡県)

2009/11/14 (土) ~ 2009/11/14 (土)公演終了

リーディングだけじゃもったいな~い!
この豪華なキャスト!それをまとめる演出家!!
ほんと贅沢で楽しい公演でした。

リーディングと言いつつ、かなり動きが入っていたので
「ああつ!もういっそのこと、完成した舞台がみたい!!」とじれったかったです。

ストーリーは、静かな生活にさざ波がたつような感じでした。
佐世保の風景とあわせて、NHKの地方局のドラマになりそうf^^:
落ち着いた大人の作品だと思います。

踊りに行かないで

踊りに行かないで

非・売れ線系ビーナス

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/10/22 (金) ~ 2010/10/25 (月)公演終了

東京公演もがんばれ~☆
「芸術と、セックスと、なくてもいいはずのことにばかり、僕はいつも振り回される」という、コピー通りでした(笑)

ちょっと頼りない主人公の男の子に、母性本能をくすぐられたり。

指輪ホテルの羊屋白玉さんをドラマドクターに迎え、台詞量の多い非売れがどうなることかと思っていたのですが、意外によい組み合わせだったんだなぁと思います。

今までは台詞のしゃべり方で緩急をつけていたのが、
今回は、台詞 と 身体 で緩急をつけたという感じでしょうか。。

セックスの話題が、「エロスとアート」みたいな高尚なテーマではなく、
若者のごく日常生活の一部として描かれていたので、男性は共感する人が多いのでは。。。

福岡公演を経て、東京公演はブラッシュアップして、がんばってほしいです。

ネタバレBOX

セットは、ハコの椅子が4コ。舞台奥に白い半透明のカーテンが奥につってある。カーテンの出入り口が、犬小屋のいりぐちみたいな形で、上手・下手・奥にそれぞれ1つずつ。

シンプルなセットは、こちらの想像力に任せてくれるので好きです。

娘がお父さんにおんぶされるシーンが、特に印象深かったです。
お父さんに悪態をつきながらも、やっぱり親子のきずなは深い。

最後の台詞は、逆説的に作者の願望を表しているんじゃないかと思いました。
「そういうことにして、暖かく見守ってほしい」ということを伝えたかったんじゃないかなぁ。
水をめぐる

水をめぐる

劇団こふく劇場

西鉄ホール(福岡県)

2010/04/29 (木) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

土俗的かつ現代的
宮崎弁とユーモラスな動きから
「日本昔話」みたいな感じかと一瞬思ったら、
人間の心の暗部がじわじわと描かれていて
いい意味で裏切られました。

生きていくのは、きれいごとだけじゃないなぁ。。。

ネタバレBOX

神楽や狂言などの要素がとりいれられて、舞台もそれっぽい四角の舞台。
衣装も上は白の着物、下に黒のレギンス、柄の着物等。

土俗的で性に対してもおおらかな民話の世界観を醸し出しつつ、
音楽は邦楽の楽器ではなく(たぶん)現代的なものを使っていて、
そのバランスが洗練された場を作っていたように思います。

水の周りをぐるぐる廻っているのが、おかしかった。

下手のかなり端で見ていたので、
あべゆうさんの体に目がくぎ付けでした。
王様

王様

下鴨車窓

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2011/01/29 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

解釈する楽しさ
きれいな舞台と
オイディプス王を連想させる寓話。
物語の中で、自由な遊びの部分が多いので
「これってこういう意味?」と解釈するのが楽しい。

ネタバレBOX

長いのでブログへ→http://l-project.jugem.jp/?eid=1039#comments
『漂着』福岡公演!!

『漂着』福岡公演!!

空間再生事業 劇団GIGA

あじびホール(福岡県)

2010/12/21 (火) ~ 2010/12/23 (木)公演終了

冷たさと熱さが混在
淡々と事実を表現していく絵画的な戯曲と
生身の人間の血の熱さを表現していく演出。

冷たさと熱さが混在する
焼きアイスクリームみたいだと思いました。

「若い兵士」を違和感なく演じる
五味さんの身体は、すごいと思った。

客演の長岡さんが、あまりGIGAしてなくて、
いい乳化剤になっていた気がします。

ネタバレBOX

長いのでブログに書きました→http://l-project.jugem.jp/?eid=1033#sequel
『第三章』全席指定席公演!

『第三章』全席指定席公演!

グレコローマンスタイル

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

草食系男子も肉食系女子も ぜひ!!
おもしろかった。まさにラブコメ!!
しかもオトナのラブコメ!
思わず 「キャッ(/д\*))」みたいなシーンが満載☆

ラストは、目の前で「あいのり」を見ているような気分になりました。

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