青葉の観てきた!クチコミ一覧

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みなぎる血潮はらっせらー

みなぎる血潮はらっせらー

渡辺源四郎商店

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2009/12/23 (水) ~ 2009/12/26 (土)公演終了

満足度★★★★★

血が騒いだ
 ラジオも聞いたし、ステージ縮小版も観たが、今回は一言で“凄かった”
“楽しかった”、“泣いた”。(父親ってネエ・・・。)
 初日の『若手』群もまさにフレッシュ!千秋楽の舞台は役者はもちろん、音、明かり、言うことなし。店主の歌にも酔ったし工藤姉妹の達者さに安心したり・・・。終了後に友人4人で感想を語り合い、それぞれが、「次はどこの県をやり玉に?」と、次なるストーリーを描いて、楽しさが尽きなかった。
 ナベゲン店主の身幅の広さを改めてカクニンした演目であった。

ココロとカラダで考える差別といじめ-7日で作る「河童」 -

ココロとカラダで考える差別といじめ-7日で作る「河童」 -

渡辺源四郎商店

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2009/08/20 (木) ~ 2009/08/22 (土)公演終了

満足度★★★★★

中学生の「河童」
中学生が演じる舞台‥と簡単に思っていたが、なんのなんの、素晴らしい舞台であった。若鮎のような溌剌とした表現にただただ圧倒された。
演者の一人一人が目に焼きついたが、カイ、ミナミ、トモコの役者の演技にはズンズンと打たれてしまった。とにかく、短期間でこの遠大なテーマのドラマをリードした畑澤誠悟の演出力には今回も脱帽である。
 観劇後も、「感動」の涙で頬を濡らしながら夕方の浜辺を歩き、演劇の力に感謝した。

 <夏目浩光氏、トーク特別生出演決定!>まるごとA面・B面 〜両面リーディング&トーク〜 

<夏目浩光氏、トーク特別生出演決定!>まるごとA面・B面 〜両面リーディング&トーク〜 

渡辺源四郎商店工藤支店

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2009/07/24 (金) ~ 2009/07/24 (金)公演終了

満足度★★★★

リーディングの魅力
違う場所での同時進行、すなわち二点を一本の線で結ぶリーディングの
演出・・・という点に興味を持っていた。
朗読者たちのスムーズな動きが違和感なくリスナーたちをリードしていた。
芝居としての本番を観たい!という感想がロビーで交換されていたのも頷ける。
また、アフターの夏目氏を交えた店主、支店長のトークは、本題からの逸脱ぶりが三者三様にすごくて、客席を沸かせた。とはいいながら、最後はそれぞれテーマにぴたりと納めて、またぜひ聴きたいという秀逸なトークショーであった。

借景芝居「A面・B面」 (両日とも最終回完売!!)

借景芝居「A面・B面」 (両日とも最終回完売!!)

渡辺源四郎商店工藤支店

青森屋台村さんふり横丁 纏 & あきら(青森県)

2009/07/25 (土) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

不思議な空間
なんとも贅沢な観劇をした。客席7席プラス役者さんたち。
誰が役者でだれが観客なのか、と、思っているうちにドラマは展開している。
役者の息遣いどころか、客も含めて全員の息遣いが伝わる。
現実と虚構の狭間・・・そしてエンディングの真夏の雪とねぶた囃子が
理屈を越えた感動へ導いた。
贅沢な観劇タイム。

3月27日のミニラ

3月27日のミニラ

渡辺源四郎商店

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2009/04/19 (日) ~ 2009/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★

タイムリーなテーマ
観終わって、友人と長い語り合いの時間がもてた。子育てを終えたと思っているのは錯覚ではないのか。子は育てたようにしか育たないのか。人を育てると言うことは、果たして・・・などなど。
今回もまた、作、演出の畑澤聖悟さんの投じた一石は大きい。教育現場の一角を借りてはいるものの、常に社会全体への問いかけを続ける作者の姿勢はすばらしい。キャスティングは全員が適役で、危なげがない。
 熱演の若手を守り立てながら、牧野慶一、工藤由香子の抑えた演技に感動した。さあ、次は!と期待をかきたてる楽しみな劇団が青森にあることが喜ばしい。

シュウさんと修ちゃんと風の列車/県立戦隊アオモレンジャー全国放送版

シュウさんと修ちゃんと風の列車/県立戦隊アオモレンジャー全国放送版

渡辺源四郎商店

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2008/12/05 (金) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

元気もらった
「リーディング」ということで、観るほうも気楽にでかけたが、なんのなんの、
ものすごいパフォーマンス!
「シュウさんと修ちゃんの風の列車」は観客各自のイマジネーションを揺さぶって、ラジオの世界を堪能させてくれた。(しかも立体的に!)
「県立戦隊アオモレンジャー」は、ひたすら楽しい。キャスト(音響マンも)が実に、楽しく、重厚にかつ軽妙に演じていて、観客はエネルギーを貰って立ち上がる・・・そんな顔、顔が帰りの出口に溢れていた。
観られなかった人は、オキノドク!

どんとゆけ

どんとゆけ

渡辺源四郎商店

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2008/09/28 (日) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごく「今」
すごく「今」を感じさせた内容でした。
畑澤さんは平成のシェイクスピアです。「生か」「死か」と大上段に振りかざすわけでもなく、しかし大きな問いかけです。
私たちに「何を見てきたのか」「何を見ないふりをしてきたのか」という大テーマを静かに突きつけてきました。
考えることをやめてはいけない、そんな思いを強くして友人たちと観劇後のおしゃべりが続きました。

ショウジさんの息子

ショウジさんの息子

渡辺源四郎商店

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2008/05/11 (日) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

悲喜交々
まず舞台装置が目を牽いた。決して軽くはない内容に、まさにぴたりとはまった乾いた空間が観客をひきこんだ。
音響、照明がまた、出過ぎない的確さで心地良い。
役者たちは巧者揃いだが、個人的には、改めて工藤由佳子のファンになってしまった。作、演出、出演の畑澤は役者としても今後も見続けたい。
友人たちを誘ってあと数回観たい、と思わせてくれた。

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