死に際を見極めろ!Final
ライオン・パーマ
駅前劇場(東京都)
2019/12/11 (水) ~ 2019/12/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっぱりライオンパーマは面白い‼️
なんともシュールなおかしさだったり、絶妙な間の取り方だったり、ストレートな笑いの台詞だったり、ひねった笑いの台詞だったり、登場とともにひと目で笑ってしまう衣装(?)だったり、もうライオンパーマらしさ全開の舞台だ。
カーテンコール含めて約140分だったが、時間が気にならないうちにあっという間の終演。ほんとハズレのない劇団といえる。
このヒューマニズムあふれる(笑)長編ドラマは、演劇を初めて観る人にもおすすめできる、わかりやすくて楽しめる舞台だ。
コーラボトルベイビーズ
第27班
駅前劇場(東京都)
2018/06/22 (金) ~ 2018/06/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
面白い!
最初の方は伏線に気づかず、頭の中に?マークがいっぱい。しかし、だんだんわかってくると、ぐんぐんと引き込まれて時間の経過を忘れて楽しめた。
瀬沼さんのことを何も知らない
ライオン・パーマ
シアターKASSAI(東京都)
2022/06/08 (水) ~ 2022/06/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
下北沢での公演が中止になり、やっと観られた。台詞の面白さや間の取り方など相変わらずのライオンパーマらしさ。メロンパンなどお約束の笑いだが、やっぱり笑いを誘う。個人名のタイトルがそのまま役名というのは、なるほどだった。そして今回、明らかに深化した作品に仕上がっていたのはライオンパーマの進化の証だと思った。コロナ禍にめげず、劇団の神化を期待‼️
ビギンズリターンズアンドライジングフォーエヴァー
シベリア少女鉄道
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
いやぁ〜、幕が開いてビックリ‼️
頭の中が「?????・・・・・」ってなった。
この劇団、なんの予備知識もなく初めて見たんだけど、こういうテイストの作品を毎回上演してるの? あるいは今回だけなの?
事前にフライヤーをみても当日、場内に入って舞台美術をみても、なんの疑問も持たずに、なんとなくサスペンス的な作品かな?って、勝手に想像してた。
だって舞台には蝙蝠のシルエットが映し出されているし、なんとなくバットマンとゴッダムシティ的なイメージを彷彿しても不思議はない。
で、幕が開くと・・・・確かにバットマンは出てきたんだけど(公演中につきネタバレ回避)。笑
ほんと、演劇って奥が深いわぁ‼️こういう見せかたがあるんだなぁ。完全に、負けた‼️
らぶゆ
KAKUTA
本多劇場(東京都)
2019/06/02 (日) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
キャラメルボックスの活動休止ニュースと前後して迎えたKAKUTAの再始動、が偶然とはいえなんとも印象的。
日常の市井の生活を切り取ったドラマ。なのにたっぷりと笑かして、切なさでジワっとさせて。まさに人生ドラマが凝縮されていた。もちろんキャスティングの妙も完成度を高めて。とくに「マリア」の存在はピカイチ。
終わってみれば3時間弱(休憩含む)の大作だが、最初のシーンから入り込んでしまい、場内が明るく(休憩に)なったとき、「こんなに早い休憩?」と感じたが、実際には約1時間半も経過していた。それほど面白かった。
初日とはいえ日曜の夜に本多劇場が満席というのは、KAKUTAの集客力のスゴさを垣間見た気がする。待ち望んだKAKUTAファンはもちろんだが、初見の人も観て損のない作品に仕上がっている。
POP −Piece of Paper−
Theatrical Magic Project
上野ストアハウス(東京都)
2018/06/12 (火) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
真・恋愛漫画
ライオン・パーマ
シアターKASSAI(東京都)
2019/07/31 (水) ~ 2019/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
この作品、再演ならぬ再々演というだけあってそのクオリティはさすが‼️「あ、ここでこうきて笑わせるな」とわかっていても、ついつい引き込まれて笑ってしまう。板の上の役者だけでなく、客席も、実は台本どおりに動いているんじゃないか、と思えるような感覚。ホントにハズレのない劇団なので観劇初心者にも安心して進められる。
私たちは全力でホラーに挑みます!
ライオン・パーマ
駅前劇場(東京都)
2020/09/23 (水) ~ 2020/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
さすがライオンパーマ、といえる面白い作品だった。じつは2月以来控えていたが久々の観劇。
で、記念すべき30回公演とか。フライヤーを見てもオドロオドロ?したデザインで、「私たちは全力でホラーに挑みます」と記されている。メモリアルらしいチカラの入れ具合が、・・・っていうかこれがタイトルなんだぁ!いかにもライパらしい!(笑)
ホラーといっても、そこはライオンパーマ!さすがの構成力で終始笑いとのミックスが巧み。ライパの新しい路線誕生を確信できた。ただ、今回の内容だとちょっと上演時間に冗長感があって、惜しい気がした。
1時間45分ぐらいに凝縮したほうがホラー部分を強調できて、幕が降りた後の余韻が残り、印象的な作品になるんじゃないかな〜、と。
フィクション・モテギモテオ 2023
ライオン・パーマ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
バーチャルとリアルの空間を彷徨う浮遊感?とでも表現したくなる、なんとも不思議な作品。前回(コロナ禍前)、 下北沢で同じタイトルの作品を観たので今回は再演といっていいだろう。もちろんまんまコピーではない。当然台本はブラッシュアップされている。しかし、ライオンパーマは数年前から少しずつだが、明らかに変化している。脳科学者の茂木健一郎氏がTVで披露する「アハ❗️体験」と同じことだ。どこが変化しているのか、すぐにはわからないが少しずつの変化で時間が経過し、最後の最後に「なるほど‼️」となって脳内でピントがバシッと合うのである。いや〜、実によく出来た作品だ。これからも進化、いや深化するであろうライオンパーマから目を離してはいけない。
笑う茶化師と事情女子
匿名劇壇
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/08/31 (金) ~ 2018/09/03 (月)公演終了
満足度★★★★★
大阪の劇団ということで、初めて観た。
面白かった!会話のテンポやセンスがお見事。しかも、最後の伏線の回収には、「そうきたか!」と感心!85分の上演時間がこんなに短く感じることは滅多にない。それほど集中して観られた。
ツヤマジケン
日本のラジオ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/06/05 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
小島弥太郎 槍襖仁王立ち異聞
劇団東京ドラマハウス
シアターKASSAI(東京都)
2019/07/25 (木) ~ 2019/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
いや〜見応えのある作品でした。「上杉謙信は女性だった説」がにわかに信じられるほどよく出来たプロットだし、キャスティングの妙もあって大河ドラマっぽい仕上がり。なかでも感心したのは、あれだけ声を張り上げた台詞回しが多いのに各役者、まったく喉を潰していなかったこと。鍛えているんだろうなぁ。
見えない同居人
山猫幻燈會
劇場MOMO(東京都)
2018/11/21 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★
フライヤーと当パンでは、脚色・演出家の名前が違っていた。果たして作品として当初の狙いどおりに仕上がっていたのだろうか?
ま、病弱の女子大生、首吊り少年、アイヌの戦士というプロットそのものは面白かったので、杞憂かもしれない!
ビシバシと 叩いて渡る イシバシ君
劇団ジャブジャブサーキット
ザ・スズナリ(東京都)
2018/10/26 (金) ~ 2018/10/28 (日)公演終了
じくりじくりと蝕まれていく
Antikame?
シアター風姿花伝(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/10/28 (日)公演終了
満足度★★★★
なんともシンプルな舞台美術、出演者も4人だけ。しかもほとんど出ずっぱり。そのうえ長台詞と、役者にとって、自らのポテンシャルを発揮するには最高の舞台。それだけに濃密な作品に仕上がっていた。
が、この静寂に包まれた舞台をぶち壊す客がいた。開演から終演までズゥーと咳こんでいるため、台詞が聞こえない。
たまたま咳き込んだならわかるが、明らかに風邪をひいていて、入場時から咳がうるさかった。他人への迷惑を考えて欲しい。ほんと、最近は客のマナーが悪い。
七夕小夜曲
晩餐ヒロックス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/27 (水)公演終了
「あつまれ!『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』まつり」
DULL-COLORED POP
サンモールスタジオ(東京都)
2019/02/14 (木) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
白雪姫という女
ライオン・パーマ
駅前劇場(東京都)
2018/08/23 (木) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
ライオンパーマらしい、安心して観られる舞台。約2時間の大作だが、舞台に集中しているからあっという間にエンディング。
ただ、独特の笑いが過去の作品に比べて少ないような気がした。その分、真面目な部分が増えているから、出来としては悪くないのだが、もう少し笑いも欲しかったような。
大豆生田家の庭に咲く花は薔薇かスミレか!
ライオン・パーマ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
いかにもライオンパーマらしい作品で、舞台を初めて観る人にもおすすめできる、小劇場を代表する劇団だと思う。毎回、少しずつ進化しているのもわかる。が、これはちょっと、個人的にさみしさを感じる部分かも。もう少しコント要素が・・・。(笑)
それよりも、上演時間が長過ぎて冗長感が、惜しい。もちろん観ていて面白く、内容も楽しいのだが、てんこ盛りすぎるのはどうなのかな〜?
つまりサービスしすぎているから、満腹になってしまう。腹八分目でいいんだけど。(笑)
歌姫・ネバーダイ! in deep
ライオン・パーマ
萬劇場(東京都)
2021/09/08 (水) ~ 2021/09/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「いかにも」、ライオンパーマらしい作品。壮大な時間旅行に相応しい2時間超えの上演時間だが、十分に楽しめる内容だった。ただ、今回は独特の笑いが少なく、そこがちょっと消化不良な感じが残った。もしかして、笑いすぎると飛沫感染のリスクがたかまるから、そこを考慮したコロナ対策ということなのか?(笑