アリスインデッドリースクール・ノクターン
アリスインプロジェクト
新宿村LIVE(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
アリス・イン・デッドリースクールの完成形を観た感じ。
主演のお2人だけでなく、脇を固めるメンバーにも栗生みなさんや八坂沙織さんなど、
惜しみなく登場していて贅沢な布陣。
またそのメンバーがとてつもなく良い仕事をしておりました。
八坂沙織さん演じる氷鏡は、氷鏡の歴代の中で間違いなく最高だったと思いますし、
栗生さん演じる高森が仲間達にエールを送るシーンがあるが、
歴代の高森だと「ここが私の見せ場だ!」と全力で絶叫するばかりだったが、
栗生さんの高森のエールはまさにこの役に求められる十分なエールであり
『そう、それだよ』と思わずにはいられませんでした。
またオープニングで、主演の一人である若林倫香さんがソロで歌うシーンに入るという演出も、
素晴らしく良く、印象的なオープニングになっていました。
最近のアリス・イン・プロジェクトさんはドンドン若手が中心になってきていて、
ベテランや舞台経験の多い方が1~2名で脇を固める、みたいな作品も多いですが、
この作品の様にズラッと舞台巧者を並べてくれると流石の見応えに直結するなと感じました。
恐らく映画化との連動で良いメンバーが揃った為、なかなかまたこれだけのメンバーで、とはならないと思うが、
是非ともまた、これくらいのメンバーが揃った作品を観たいものです。
「Water」(3rd station)
キコ qui-co.
三軒茶屋ライブ&バー GRAPEFRUIT MOON(東京都)
2017/08/04 (金) ~ 2017/08/05 (土)公演終了
満足度★★★★★
ズバリ、最高でした。
本当にもう、最高以外の何モノでもありませんでした。
「アルベルベロの木」の生演奏が素晴らし過ぎて、
そして私が元々大好きな「銀河鉄道の夜」の解釈もとても良くて、素敵過ぎる空間でした。
作品の説明に、新たな神話とか祈りとかありましたが、本当にそんな感じでした。
出来る事ならば複数回拝見する事をしたかった、生演奏に生演技と贅沢な作品でした。
優しく包み込んでくれる、作品そのものが一編の詩の様な本当に素晴らしい作品でした。
星空ハーモニー
Southern’X
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2017/04/18 (火) ~ 2017/04/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
「合唱」って「青春」だな~って思います。
学生時代から合唱する事が好きだった自分にとって、
この作品は学生時代の感覚を呼び覚ます感じでとても好きな作品でした。
プラネタリウム前でのストリートミュージシャン役の相澤香純さんの歌声も印象的でした。
主演の栗生みなさんの全力な役は観ていて清清しいものでした。
「幸せだから歌うのではない、歌うから幸せなのだ」
とても良い後味の作品でした。
大きな虹のあとで ~不動四兄弟~
Smile Earth Project
俳優座劇場(東京都)
2016/08/20 (土) ~ 2016/08/24 (水)公演終了
満足度★★★★★
凄まじい大熱演。
第二次世界大戦下の日本の4兄弟が直向に生きた物語。
特攻隊という幾度となく描かれたものを改めて描いて描き切ったという印象の本作には、
大きな拍手を送りたいと思う。
兄弟の1人が「50年とかそこらで、自分達が舞台とかの物語の中のものとして、過去のものとして忘れられてしまう」
みたいな事を言っていたシーンで、まさにその通りと思ってハッとさせられました。
たかだか数十年前の、まだ当時から生きている人もいる現代で、
彼らが命を捨ててまで守ろうとした未来に生きている我々が、
彼らの事を時にでも思い出さなかったら彼らが報われる事がない、それじゃあんまりじゃないか。。。
とても印象的な、素晴らしい作品でした。
他の団体でも再演されているし、今後も残っていってくれればと願います。
きっといいKotoあるravel
演劇集団 Z-Lion
ザ・ポケット(東京都)
2017/04/26 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
上質な作品でした。
とある田舎の、古びた中古雑貨店?に、学生時代の仲間達が集まって、
昔作れなかったものを作り出そう、というところから話が始まる。
最初は他愛も無い発明品かと思ったけども、意外とその発明品が重要な事が出来る事に気付き…
少しだけ先の未来の日本に、絶対に生まれる事が無い発明品だとは思うけども、
起こったら何だかちょっといい事がありそうな、そんな発明。
それを丁寧に描かれていて、そのバランスがなんだかとても心地が良かった。
ハートフルでちょっぴりSF(藤子・F・不二雄さんの言う「少し、不思議」の頭文字)な物語。
始まりから終わりに至るまで、とても繊細で気が利いていて、大好きな作品でした。
みどり色の水泡にキス
オフィス上の空
あうるすぽっと(東京都)
2018/10/17 (水) ~ 2018/10/24 (水)公演終了
満足度★★★★★
私は大好きな作品でした。
皆さんの感想を拝読していると、結構評価が割れているんですね。
私自身は、元々キ上の空論さんの舞台が好きなのもあるかもですし、
その時の体調や気分の問題もあるかも知れませんが、
物語がグングンと入ってきて、とても楽しめました。
場面場面のパンパンという切り替わりの独特さが、キ上の空論さんの特徴かと思いますが、
今作ではプロジェクションマッピングでの言葉、文字での表現方法なども巧みで、
物語のストーリーテラー的存在と共に、この不思議な世界を見事に彩って魅せられました。
各役者さんが演じる登場人物達のコミカルなやり取り、
学生時代に男子達から裏で呼ばれていたあだ名を、実は本人の女の子も知っていて、
再会の場面でどうしても自分を思い出さない男の子に対して「コイツ、マジかよ」の後に
「○○○の!(と、呼ばれてた!)」と叫んで、そして男の子の方も思い出す場面とか、
なんか学生時代にそういうのあったなぁ~と自分には思い出される場面が多かったです。
フラフープで水切りの波紋を表現したり、本当にちょっとした表現方法ですが、
そういうのも気が利いていて、目にも楽しく拝見しました。
個人的には大好きな作品でしたので、是非とも映像化をお願いしたいです!!
見よ、飛行機の高く飛べるを
ことのはbox
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
非常に上質な作品で、正直とても驚きました。
2時間30分は確かに短くはなかったですが、それだけの時間をかける価値が十分ある、
例えるなら朝の連続テレビ小説を1シーズン分ぐらい丸々観ているほどの満足感がありました。
明治時代の抑圧された女学生達の心情、葛藤などがヒシヒシと伝わる様で、
当時と現在のズレもコミカルに描かれていて、とても楽しめました。
主演の春名風花さんの演技もまた、目の前にいらっしゃるのに100年前の世界を生きているかの様で、
とても自然で素直に世界観に入る込む事が出来ました。
Life is Numbers
劇団6番シード
ザ・ポケット(東京都)
2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
2016年に拝見した舞台の中で、間違いなく最高の1作の1つ。
笑いながら泣けて、泣きながら笑えるというか・・・。
そのバランスが本当に見事でした。
表現として特に奇をてらったものは無くて、寧ろベタなくらいの表現も多かったのですが、
その不器用な、おずおずと差し出すラブレターの様な表現がとても良かったです。
それぞれの登場人物達、誰にどの様に共感し共鳴するかは観る人によるかと思いますが、
どこかで少なからず、この世界の人達は繋がっているんだな、となんかそう思えました。
残念ながらある有名バンドの有名曲を使っているのでDVD化はされませんでしたが、
編集版が6番シードのファンミーティングで配られたとかなんとか?
それだけでも観てみたいものである。
本当に好きな、最高の作品でした。
魔銃ドナー クロニクル
アリスインプロジェクト
六行会ホール(東京都)
2016/09/28 (水) ~ 2016/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
オープニングだけでもお金が取れるレベルに格好良く、
歌も踊りも演技も映像も素晴らしく、レベルが高い作品でした。
前作で個人的に不満があった作品の壮大さに対しての舞台の大きさでしたが、
今作は舞台も大きく、セットを動かしそこに映像を映すなど、迫力が増しており大満足でした。
主演の八坂沙織さんが存在に説得力があったのと、高橋明日香さんと今出舞さんの2人によるコンビの動きと迫力もあり、
完成度の高い作品で非常に楽しめました。
クロッシング・クリスマス・クリアランス(完全版)
バンタムクラスステージ
新宿村LIVE(東京都)
2018/12/21 (金) ~ 2018/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
抜群の面白さでした。
ハードボイルド、洋画の映画を1本観た様な感覚。
細川さん特有の臭い立つ様な空気感。
酒(バーボン)と燻らせたタバコと、そして銃口から漂う硝煙と・・・
とにかく手加減無しに作品を追及していて、豪華な役者陣がそれを支えていて、
1から100まで楽しめる作品でした。
少年アル(楠世蓮さん)に汚い世界を見せない為に、自ら組織へと入っていくレニー(福地教光さん)の行動は、
ハッとさせられるほど愛に満ちていたし、その少年アルと共にいる
3体の人形達の動きや話なども忘れていた何かを思い出させてくれている様で、
クリスマスの時期に相応しい、夢と現実とが同時に存在するかの様な世界観はただただお見事でした。
ONE DAY以来の拝見のHiroka Denzyさんのああいう佇まいも好きだなぁ~と思いました。
最終的に玩具屋の倉庫が、何故組織の取引に使われていたのか?
そこに繋がる過程も衝撃的であり、しかしとても納得出来るものでした。
ここまで大人な舞台もなかなか観られない中で非常に貴重な作品でした。
また、客席でもビクッとなるレベルでの銃声も『やってくれるぜ』って感じで、
作品に必要な要素として十分でした。
年末に本当に良い作品を観られました。大満足!
時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
5回観劇。とてもハマッた作品でした。
各々の役者さん達が非常に魅力的で、笑いもシリアスさも感動もありました。
脚本も久保田唱さんらしい緻密さと、散りばめられた謎が終盤に掛けて一気に解けていく感じが、
ボクラ団義さんのファンである自分にはタマりませんでした。
舞台上にお盆をあれだけ作って、それらが最大限に活かされた意欲と表現力は、忘れられません。
個人的には「忍ブ」が脚本・内容共に最高レベルで好きなのは変わりませんが、
だからと言ってこの206号室を減点する理由にはならないので、満点を付けさせて頂きます。
シーチキンサンライズ
T1project
小劇場B1(東京都)
2015/02/17 (火) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
役者さん、お笑い芸人さん、そういった方々の「売れる」事への焦燥感や葛藤が見事に描かれていた気がします。
また最終盤のコンビによる熱い熱い漫才は、熱と共に魂が込められている様で、
観ているこちらも熱くさせて頂きました。
若い出演者が多く、それぞれが抱える悩みを役に投影していたところもあったのではないでしょうか?
燃える様な熱演で、楽しく観させて頂きました。
Second You Sleep ~セカンドユースリープ~
ENG
上野ストアハウス(東京都)
2016/05/18 (水) ~ 2016/05/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
2016年、150ステージほど舞台を観させて頂いた中で、間違いなく最高の作品の1つ。
「Second You Sleep」(あなたが眠る瞬間)というタイトルが非常に魅力的で、
作品にピッタリで、両チームを複数回観ましたがその度に泣かせて頂きました。
「〜人はキレイなものを見ただけ寿命がのびるんだ〜」という言葉の通り、
終盤に役者さん達が我々に魅せて下さる風景は、とても美しく優しく温かいものでした。
本当に大好きな作品で、無駄が1つとして無い、こういう作品が観たかった!と言える作品でした。
個人的には井上賢嗣さんが最高に素敵でした。
両チーム、本当に最高に素晴らしかったです!
らん
秦組
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
いやはや、本当に素晴らしかった。油断してたらずっと鳥肌立ちっ放し。
何が良かったって、いわゆる芸能界的に有名で名前のある役者さん達を追い遣って?
正直有名ではない、でも実力あるベテラン役者の方々が、見事に全編に渡り活躍をされてた点です。
この事により、分厚い作品に仕上がっていて大満足しました。
主演は14歳の松本来夢さん。
「14歳なのに物凄い!」的な事前情報を浴び過ぎていて、
事前にハードルが上がり過ぎた為「とてつもなく驚いた!」という事はありませんでしたが、
それでもこの年齢の少女だからこそ出せる危うさや脆さの様なものが、
作品に非常に良い影響を与えていたのは間違いありません。
個人的には平山佳延さんが出てきた瞬間に空気を変えていて素晴らしかったのと、
田中稔彦さんがこれまで拝見した中で一番絶妙な役を演じられていて素晴らしかったです。
忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
「信長の野望」で育った自分としては、これ以上素晴らしく楽しめる作品が無い程に楽しませて頂きました。
ボク団さんらしい、随所に散りばめられた多くの謎。それらが終盤に掛けて次々と繋がっていく過程。
各演者さん達の見事な役回り…休憩2度入り、その度毎にそれまでの纏めた人間関係の相関図などを読む事が出来て本当に楽しめました。
素直に再々演を、首を長くして待ちたいと思います。
柿喰う客フェスティバル2017
柿喰う客
赤坂RED/THEATER(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
『無差別』を日数を空けて2度観劇。また後夜祭にも参戦。
1度目は事前情報無く、2度目は動画サイトに置いてある以前の公演を観てから。
恐ろしく惹き付けられる魅力溢れる作品で圧倒された。
この作品を女性キャストだけで演じ切った皆さまに素直に賞賛を送りたいと思います。
狗吉を演じた長尾友里花さん、狗子を演じた齋藤明里さんの組み合わせが妖しく、魅力的でした。
また真徳丸を演じた葉丸あすかさんも印象的でした。
作品が進み、全出演者の演技が観客を連れてトランス状態というか、カオスな世界に連れて行かれた気がしました。
面白い作品でした。
LunaRossa
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/10/13 (木) ~ 2016/10/18 (火)公演終了
満足度★★★★★
私はとても好きでした。
くるかも知れない未来の話。
エリア40に住む住民達とそこに関わる人達…
美しい少女アンナ(前島亜美さん)と、似た姿をしたこれまた美しい少女ルル(齋藤明里)…
このお2人の女優さんがどちらもとても良かったです。
よく見ると、そんなに似ていないお顔立ちなのに、作品の中では瓜二つに見えました。
教会のシーンでのステンドグラスからの光がとても美しくて、
突然始まるラインダンスでみんなが足をピタッと綺麗に上げ出したり、
悪役側の人間っぽいのに、お酒で簡単に酔っ払っちゃって可愛いミツヤ(花奈澪さん)や
隣に立つイケメンのザンギ(田中稔彦さん)だったり…
なんか愛すべきキャラが多かった気がします。
小島ことりさんとか凄かったもんな…(笑)
最後の選択に関して、家族や周りの受け入れが早過ぎた気もしますが、
それでも作品の持つシリアスさとそれをちょっとズラしたシュールな笑いはツボでした。
「イシュアはえらい!」の看板が、なんかもう大好きでした。
降板が関係しているか分かりませんが、パンフレットが無かったり、
映像としても残らない(DVDが無い)という辺りがファンとして残念でなりません。
素直にまた観たいです。
「ロストマンブルース」
SANETTY Produce
テアトルBONBON(東京都)
2016/12/20 (火) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
『この作品の1つの完成形』を観た気がしました。
前回の再演バージョンだと若過ぎる様に感じた主人公を、夢麻呂さんが演じた事で、
この作品が本来描かれるべき姿に近いものになった気がしました。
前回の栗生みなさんが歌われていた役を今作は若林倫香さんが演じられていましたが、
透明感もあり甲乙付けがたい高レベルでの役を魅せてもらえました。
そしてMVPは椎名亜音さん!抜群でした。
夢麻呂さんとお話させて頂いた時に、ふと私が
『この作品はもしかして奥さんの方が主人公な気がするんです』と伝えると、
凄く納得して頂けた気がします。
『椎名さんが素晴らしくて』と言うとそれも納得頂けました。
奥さんが主人公の感情を受けてどんな心の動きをするのか。
それがこの作品の最も注目点と思いましたし、間違いなく椎名亜音さんの演技は、
満点だったと思います。素晴らしかったです。
エデンの空に降りゆく星唄
アリスインプロジェクト
六行会ホール(東京都)
2014/08/13 (水) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
非常に壮大で、謎解きも面白く、恐らく2時間は無かったと思いますが、
ギュッと詰め込まれていて全く飽きる事なく、強く魅了された作品。
よくあるSFの類を、アイドル達を使ってちょっとやってみた、という感じと思い込んでいたら、
作・演出の久保田唱さんのパワーにスッカリやられました。
W主演の前田希美さん、なあ坊豆腐@那奈さん(現、白井那奈さん)のお2人の
アンドロイド的なスタイルの素材をそのまま活かし切った使い方はお見事の一言でした。
手を握る事すらできない
劇団時間制作
萬劇場(東京都)
2017/11/08 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
『ヤベーものを観た』
乱暴に表現すればそんな感じ。
観劇後、椅子から立ち上がるのも苦しいくらい後に引き摺るイメージ。
学校の教室での出来事…という私自身も経験をしてきている環境での事なので、
実体験ともリンクし易くそれだけに状況がヒシヒシと迫りくる作品のメッセージに、
グイグイと追い込まれていった。
若干の救い、手が差し伸べられる場面がありなんとか自身の感情のバランスは保てたが、
ずっと感情が揺さぶられ続ける様な凄い作品だった。
1作品を通してどの出演者も一切手を抜いていない、本気でその舞台上に生きていた。
その真摯な、狂気の様な真剣さの意気込みは凄かった。