カズセキの観てきた!クチコミ一覧

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孤独の観察

孤独の観察

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/15 (土) 14:00

価格2,700円

月に平均、2~3公演観ていますが、役者に知り合いがいるわけでもなく、
家が劇場から近いわけでもありません。
そんな中、シアターノーチラスの作品はここ数作品、全て足を運んでます。
重い題材なので観終わった後に笑顔で劇場を後にするわけではありませんが、
不思議と心地よい感覚で帰途に着きます。
いつまでもそんな公演を続けて行って欲しいと思います。

母と惑星について、および自転する女たちの記録

母と惑星について、および自転する女たちの記録

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2016/07/07 (木) ~ 2016/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/07/18 (月)

7月18日海の日。うだるような暑さの中、渋谷駅前では都知事候補の鳥越氏と応援の森進一氏の登場で大混雑。渋谷パルコも閉店セールの真っ只中で大混雑。自分は渋谷ではないがパルコ常連なので、この時期、冷房の効いた店内で新作レザージャケットを試着するのが恒例。余談はそのくらいにして、実は数日前、ぴあを検索していたら座席選択で2列目が1枚残っていたので観に行く事に。斉藤由貴、田畑智子、鈴木杏、志田未来と実力派女優4名が揃ったパルコクライマックスステージ。泣けるほど感動的なストーリーでは無かったけれど、三女の志田未来を軸として展開して行く流れは時間が過ぎるのを忘れさせる素晴らしい内容でした。31日までなので、もう1回観に行きたいなと思ったりしてます。

疚しい理由

疚しい理由

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/05/12 (金) ~ 2017/05/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/14 (日) 13:00

価格2,500円

シンプルな舞台セットに50分という短い公演時間。
フライヤーに「騙す者と、騙される者、どちらが悪いのか」と記載があったので
そういった見方で展開に見入っていましたが、ラスト約5分の展開は予想出来ず。
面白さが凝縮された50分、文句なし。

この日は日曜という事もあってか満席。
開演前に列が出来たので番号の書かれた整理券が渡されたのですが、
エレベーターに先に乗った人(先に並んだ人)が後から降りる為、
受付では後に並ぶ状況に。
気付いたお客同士で整理券を見せあって番号の早い人に順番を譲り合うという
微笑ましい場面もありました。

あるいは真ん中に座るのが俺

あるいは真ん中に座るのが俺

東京マハロ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/03 (水) 19:30

価格4,500円

東京マハロの公演は4公演連続皆勤。
現代劇が好きな自分としては今回の内容はどうだろうと思っていましたが、
さすがマハロ、そんな不安は序盤で払拭されました。
この日は追加席が用意されるぐらいの満員状態。
毎回、公演期間が長くないので、土日のチケットが確保出来るかが心配です。

創る奴ら

創る奴ら

トライストーン・アクティングラボ

劇場MOMO(東京都)

2017/03/02 (木) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/05 (日) 16:00

価格4,000円

この日は19時から高円寺でチケット購入済みの公演を観る予定でしたが、それまでに時間が出来たので、演劇のWヘッダー。15時開始の某公演に行くと当日券無しの案内。16時開始で探した所、高円寺の隣の中野でこの公演が行われているのを見つけ当日券で観劇。結果としては大当たり。フライヤーの画像から想像出来なかった夢を造るグループの話。子供の頃、誰でも一度は考えた「夢」って不思議だなっていう思い。いい夢を見る事が多かったのはきっとこんな夢職人達が頑張ってくれてたんだろうなって、そんなわけはないけど、そんな事を思いながら純粋に楽しむ事が出来ました。たまたま観た公演が素晴らしいとすごく得した気分になります。

口々(くちぐち)

口々(くちぐち)

サンボン

サンモールスタジオ(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/11 (土)

価格3,300円

昨年初めて観た「小野寺ずる様」に衝撃と感動を受け、「ロ字ック」「山田佳奈様」に行きつき今回の公演を観に行く事に決めたのが昨年末。全公演完売の様で早めにチケット予約しておいてよかったと思いながら今年2度目(先月はTOKYOハンバーグ)のサンモールスタジオに。「家族だからこそ知るべき事」と「家族だからこそ知らない方がいい事」、「家族のあり方」「家族愛」。いろんな事が凝縮された1時間45分、こみ上げてくるものをこらえるので精一杯でしたが、最後に流れたイエモンで涙腺が崩壊しました。役者さん全員素晴らしかったですが、ロロの亀島さんの熱演が個人的にはMVPでした。

渇いた胸の音

渇いた胸の音

TOKYOハンバーグ

小劇場 楽園(東京都)

2016/07/22 (金) ~ 2016/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/07/24 (日)

TOKYOハンバーグの10周年第2弾公演の千秋楽を観て来ました。開演前には主宰の大西さんがお客さん1人1人の顔を見ながらのご挨拶。「日曜の昼なのに満員ではないですが昨日までは入ってたんです~」と自虐ネタを盛り込みながら開演。第1弾公演時にはゲストだった事もあり、その他大勢だった永田涼香さんが今回は劇団員となり、その演技力、存在感に圧倒される。想像を掻き立てる展開が続き、ラスト10分の展開、最後の結末はきっと誰も予想出来なかったと思う。出演は劇団員3人のみ、3日間だけの短期公演、70分という短めの公演時間。凝縮された素晴らしい公演を見られて幸せでした。

ありふれた愛、ありふれた世界

ありふれた愛、ありふれた世界

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/06/18 (土)

みなさんの評価が高いので、他の用事をキャンセルし、数日前に予約して観て来ました。開演前の前説で客との手拍子を通したやり取りもあり、みんなで作り上げていく感。ダウン症という重いテーマをどの様に扱うのかに注目していましたが、時折、笑いを挟みながらの展開は自分の中でハードルを上げて観に行きましたが、それを超えるぐらい素晴らしかったです。個人的にはストーリーの重要な部分でもある非現実的な展開設定は必要なかった気がしましたが、その展開があったからこそ、重過ぎなかったのかもしれません。終演後には脚本・演出の佐藤様の息子さんが壇上に。ダウン症の彼の笑顔はお客さん1人1人に大切な何かを教えてくれた気がします。最後にはテーマ曲を製作した青木リョータさんのライブもあり、劇中こらえていた涙が溢れました。

ミニチュア

ミニチュア

シアターノーチラス

新宿眼科画廊(東京都)

2016/09/23 (金) ~ 2016/09/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/09/25 (日)

この日は午後1時から南阿佐ヶ谷で某公演を観た後、ちょっとした予定をこなし、新宿へ。シアターノーチラスさんの公演は5月の下北「紙の方舟」に続いて2作品目。前作同様、実際に起こった事件を参考にしたフィクション。失踪した女性の部屋を舞台とし、関係者数名が何度も部屋を出入りする。部屋に残った人の組み合わせで様々な展開になる会話劇に時間を忘れるぐらいのめりこんでしまいました。ありきたりの表現ですが、「すごく面白かった」。もっと多くの人に観てもらいたい劇団です。次回作は来年の3月との事。ちょっと先ですが、楽しみに待ってます。

紅をさす

紅をさす

東京マハロ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/12/11 (日)

東京マハロの第18回公演「紅をさす」を観に東京芸樹劇場に行って来ました。マハロは今年3回目の観劇。赤坂レッドシアターの印象が強いが、今回は10周年記念ラスト公演という事で大きな箱に。日曜という事もあって超満員、補助席も増設されていました。いつもと違うと感じた事が2点。1点は今回、AKBの木崎ゆりあさんが出演している事もあり、ファンと思われる方が多数いた事。もう1つは今までの様なポスターの単品販売がなく、DVDを予約した人に抽選でサイン入りのポスターを販売するというシステムだった事。意図は違うかもしれませんが、AKBファンがサインポスター欲しさにDVDを予約する事を見込んでの様な気がして、毎回、ポスターを買っていた自分としては残念でした。今回はトランジェスターが題材。日本でも最近になってやっと受け入れられる環境になって来ましたが、本人、そして周りの人達の心の葛藤が劇中で分かりやすく表現され、深くなり過ぎない様、笑いも織り交ぜながら約2時間があっという間でした。今週は某芸能人の突然の引退があり、LGBTに関しての話題も持ち上がっていました。LGBTに関していろいろ考えた1週間でした。

其処馬鹿と泣く

其処馬鹿と泣く

はえぎわ

イマジンスタジオ(東京都)

2016/08/27 (土) ~ 2016/09/07 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/08/27 (土)

残暑厳しい中、初日の公演を観て来ました。初日はチケット完売。出来るだけいい席で観たかったので、受付を開始してすぐに到着したが番号は30番台後半。風通りの悪い地下へと続く階段に並び、汗をかきながら開場を待つ。オールナイトニッポンのテーマが流れる中、開演。内容は文句なしのエンターテインメント。ここまで純粋に楽しめたのって久しぶりな気がする。演出の上手さもあるだろうが、役者さんの個性が溢れていて、あっという間の時間だった。終演後、みんな笑顔で会場を後にしていた気がする。こういうのって素晴らしい。今後の公演も期待してます。

愛犬家

愛犬家

甲斐ファクトリー

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/09/29 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/10/01 (土)

心地いい秋の陽気の中、甲斐ファクトリーさんの旗揚げ公演を観て来ました。受付開始時には20人近くが並ぶほどの人気で最終的には空席無し。遅く来られた方を空いている席に案内するのが大変そうでした。役者さん個人の経歴までは知らないのですが、いい意味で緊張感が感じられず、みなさん堂々としていた気がします。時間軸を上手く使った展開、そして最後が素晴らしかった。終演後は代表の方が感極まりながら挨拶。来年1月には次公演が決まっているとの事で今後も期待してます。

震えた声はそこに落ちて

震えた声はそこに落ちて

劇団時間制作

劇場MOMO(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/11/06 (日)

劇団時間制作さんの公演は「皮肉にも雨は降る」「白紙の目次」と今年3回目で皆勤。今回のテーマは「声」。加害者家族と被害者家族を中心に話が進んで行く。「被害者」は後遺症によって自分の家族を苦しめていることで「加害者」になっている事を苦しみ、「加害者」はある出来事の「被害者」から「加害者」となってしまった自分を責め償う。「真っ当に生きて行く」とはどういう事なのか。テーマは重いですが、みなさんぜひ観に行って欲しいです。今回はAチーム公演を観ましたが、時間を作ってBチーム公演も観に行きたいです。

うつろな重力

うつろな重力

シアターノーチラス

RAFT(東京都)

2017/03/15 (水) ~ 2017/03/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/19 (日) 13:30

価格2,000円

今回の公演も昨年の新宿「ミニチュア」同様、客との距離が近い。3方を囲む客席なのでどこに座るか考える楽しみもある。今回の公演も過去に実際に起こった事件をもとにした作品なので現実感があり、のめり込みやすい。部屋を行き来する人物、その人物の組み合わせで様々な会話展開が起こり、複雑に絡み合っていく面白さ。毎度の事ながら時間が経つのを忘れ、見入ってしまいました。冗談抜きでこのまま同日、2時間後の千秋楽の公演も観ようかと思ったぐらい。(おそらく当日券なかったでしょうが)7月には下北で「無関係な市街戦(仮)」の公演が決まっている様で今から楽しみです。

こことは

こことは

ぱぷりか

OFF OFFシアター(東京都)

2017/03/02 (木) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/04 (土) 14:00

価格3,000円

ぱぷりか第3回本公演「こことは」。フライヤーから内容を全く予想できないまま開演。女子高生3人組と先生3人、先生の奥さんの7名のみの登場人物だが、1人1人の個性が際立っていて面白い。個人的に今回の様なちょっと暗めな展開、そしてラストを終演後に色々想像できる展開(生きているのか死んでしまったのか・子供は誰の子供なのか等)は大好き。女子高生の1人、弥えが食べていたポップコーンを1つ舞台上に落としてしまい、流れを止めない様に拾ったまではいいが、それを食べてしまった時、客席からどっと笑いが起きた辺り、みんなジックリ見てるなあって思った。それぐらいみんな見入っていた素晴らしい舞台でした。今後も期待してます。

夜明けに、月の手触りを ~2016~

夜明けに、月の手触りを ~2016~

mizhen

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/10/05 (水) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/10/08 (土)

10月8日、3連休の初日。前日になり急に休出が決まる。予約はしていたが、当日清算なのでキャンセルは出来ないわけではない。そんな自分が選んだ方法は仕事を半日で切り上げる事だった。連休明けの火曜、何か問題が発生している可能性はあるが、観劇を選んだのは間違いなかったと思わせる様な内容でした。初めて見た小野寺ずる。女性5人とも素晴らしかったけど、オーラを発する彼女ばかり目で追っている自分がいた。すごく感動したという訳ではないけど、台詞量と動きに圧倒されて鳥肌が立った。そんな公演でした。

ホテル・ミラクル4

ホテル・ミラクル4

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/10/28 (金) ~ 2016/11/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

新宿シアター・ミラクルは初めて。すぐ近くの新宿FACEには格闘技を観戦する為に年に数回行っているが、こんな近くに劇場があったとは。小さなエレベーターで数名づつ案内され会場に入ると椎名林檎の懐かしい曲が流れている。開演直前には代表曲「歌舞伎町の女王」が流れ思わずほくそ笑んでしまった。120分で4短編。個人的には1番目の「メキシコ」がいちばん面白かったが、どれも甲乙つけがたい内容でした。こういう褒め方が相応しいかどうかは別として、誰が観ても面白い公演だと思います。「後戻り出来ない女」では渡辺美里の「マイレボリューション」が年の差を表現するカラオケ曲として使われましたが、開演前の椎名林檎の曲も知らない世代がいただろうな、そんな事を思いつつ歌舞伎町を後にしました。明日までですが、観て無い方は時間を作って、ぜひ。

女子穴

女子穴

東京マハロ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/07/06 (水) ~ 2016/07/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/07/09 (土)

7月9日、前日までの猛暑がウソの様に小雨の降る過ごしやすい気候の中、赤坂見附の駅を出てREDシアターに。全席指定で完売では無かったようですが、ほぼ満席の中で開演。前回の「そして友は~」と同じ様に女性陣5名が横に並び、1人づつ語る所からスタート。終演間際にも全く同じ語りがあるのですが、最初と最後で受け取り方は全然違います。不妊治療を題材にしていて、こういう展開になるんだろうなというのは想定内でしたが、男性陣よりも女性陣の抜群の演技力に引き込まれていきました。終盤の重い展開を最後には笑いに持って行ってくれたので、心地よく会場を後にしました。

白紙の目次

白紙の目次

劇団時間制作

サンモールスタジオ(東京都)

2016/08/10 (水) ~ 2016/08/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/08/13 (土)

時間製作さんは5月の「皮肉にも雨は降る」に続いて2回目。満員のサンモールスタジオは期待感で溢れ、会場放送の生ラジオからはサザンの「真夏の果実」が流れる。今回のテーマは「依存」で知的障がい者の妹を軸に話が展開されていく。半月前に相模原で起こった知的障がい者施設での惨事。連日の報道で「戦後最大の惨劇」「元施設職員の犯行」を伝える中、自分は「知的障がい者とその家族」に関して考えていました。今回の舞台の中で雄太郎が叫んだ言葉、終演間際に輪島がぼそっと発した言葉で更にその事を考えさせられました。前回の「動物の殺処分」もそうでしたが、みんなが目を背けがちなテーマを題材にして公演を行い、ただ感動させるだけではなく、その先につなげていく力には脱帽です。次回公演は11月との事ですが、今から楽しみです。

ハイツブリが飛ぶのを

ハイツブリが飛ぶのを

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/10/19 (木) ~ 2017/10/24 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/10/21 (土) 14:00

価格3,300円

翌日は台風の予報だった10月21日、小雨の降る中、こまばアゴラで
「iaku」2度目の観劇。
好き嫌いが分かれる内容ですが、個人的には大好きな内容。
帰りには思わず過去のDVDを2枚購入。
来年早々から過去公演の再演が何作品か続く様で、出来れば全部観たいです。

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