のばおんのっくすの観てきた!クチコミ一覧

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超、今、出来る、精一杯。

超、今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

熱量はすごいが
全体として「軽い」という印象を拭いきれなかった。
当然、徹頭徹尾軽いわけではなく、
ズシっとくるところもあるのだが、
どうにも「軽い」というか「緩い」という気に。
あえてそうしているのかもしれないけれども。

一陣のつむじ風というほど弱くないが、
台風というほどの強さでもない。

物足りなさが残る感じがした。

あと、振付や衣装はさすがだなあと。

ネタバレBOX

遺影がちゃんと6人分異なるパターンだったのが、
ちょっとツボだった。

錆びつきジャックは死ぬほど死にたい

錆びつきジャックは死ぬほど死にたい

ポップンマッシュルームチキン野郎

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★

少し
以前の作品と比べると優しい感じの作品だなあと。

登場人物の多さと派手さ、パワー系の作品であるところは
いつもとそう変わらない気はしたものの。

2時間を超える作品であるが、そんなに長いと思わせない
展開の巧さも変わらず。

ネタバレBOX

ジャックがその役目を終えて、「死」を迎えるところまで
行くのかと思いきや、ある意味ハッピーエンドで終わり。
せつなさが足りないかなという気はした。

泣ける度合いとしては「犬コロ」や「独りぼっちのBRF」が上か。

あと、R-18でもないのにほたてひもさんが裸w
エバーランド第三話

エバーランド第三話

フロアトポロジー

新大久保ホボホボ(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/28 (水)公演終了

満足度★★★

点と点
過去を登場させることによって、点と点がつながって、
さらに別の点が出てきて、まるでクモの巣のように
縦横無尽に広がっていく…。
そんな連想をさせる感じ。

長丁場になるであろう、この話。
どう魅せていくのやら。
自分の想像している流れからは
少しずつ外れ始めているような。

某キャストの芝居を2年ぶりくらい?に見て
ひたむきさは垣間見えた。

でも、トータルとしてはやや厳しめに★3つということで。

ネタバレBOX

「照明をうまく使った」のか「照明に頼りすぎ」なのか。
自分には後者に映った。

正直、月子の制服いるんかいな?と思ったのはここだけの話。

そういえば、小町の親らしき人物の存在が全く感じられなかった
点は気になるところである。

あと、オラフ、グッジョブw
JKからキキという手堅い主催とは大違いである。
今、出来る、精一杯。

今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/30 (金)公演終了

満足度★★★★

初演と
初演と変わらず、凄まじさを感じました。
直球ど真ん中、ただし、投げられたのは鉄球みたいな。

おぼろげに覚えているところを掘り起こしつつの観劇に。

キャストもそこまでは変わっておらず。
(まあ、キャラとして換えようがない人が多いか)

評価は4.5な感じで。

わが娘

わが娘

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2015/08/12 (水) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★

千秋楽
大人の声量が大きいってのがまずは第一印象。
そういえば最近のバー公演はこんな感じだったと思い返しつつ。

カーチェイスへのもっていき方とか、バカバカしさもよくて。
斎藤和義の曲なんかも。


ラストは演劇好きならたまらないチョイスなんでしょう。
さっぱり分かりませんでしたけども(笑)

エバーランド第二話 8月

エバーランド第二話 8月

フロアトポロジー

新大久保ホボホボ(東京都)

2015/08/12 (水) ~ 2015/09/16 (水)公演終了

満足度★★★

少し
本公演の色を出すのが早いような気が。
長期の公演になるなるなら尚更のこと。

徹頭徹尾コメディにすることは求めていないし、
(まあ、それならふり幅がデカくなったことを示すだろうが)
テイストが暗めなのは十分承知してはいるが。

まだ、起承転結の「起」ぐらいであると思っているので、
「転」くらいはまではできるだけ本公演のような感じには
してほしくないというところ。


ネタバレBOX

松森・三森のご両人はそこそこいいアクセントになっていたかと。
2人が加わったせいなのか、少し動きが多かったような。

エクレア役はやはり鈴木さんが一番かなあと。
年齢不詳妖精は伊達じゃない(笑)
エバーランド

エバーランド

フロアトポロジー

新大久保ホボホボ(東京都)

2015/07/01 (水) ~ 2015/07/29 (水)公演終了

満足度★★★

やや試行錯誤?
(プレオープンがあったものの)初回ということで、
この辺りが伏線になるのかな?というところがチラホラ。
エクレアの漢字に驚きを隠せない(笑)

コンセプト的には笑い多めにはなっているが、
回を重ねるごとで、今後どうなることやら。
そういう意味で、ここの本公演のテイストに
どこまで抗えるのかということも見所かも。

この回はシャッフルキャストということで、
新鮮ではあった。
多少はアドリブもあったのかもしれない。

評価としては今後の伸び代もあるだろうということで
これくらいに。

ネタバレBOX

序盤に小道具の辞書として「会計法規集」が。
久しぶりに見た(笑)
まさかこんなところで目にするとは…。

あと一番笑ったのは仲井戸の「先々週よりは若く見える」のくだり。
あれがアドリブだったかどうかは知らないけれども。

7月は5回公演ということで、
手を替え品を替えということで、
シャッフルキャストも必要だとは思う。
ただ、小崎さんの山田役は
「よくいえばパンチが効いている、
悪く言えば悪目立ちしている」という印象。

男性陣の役は年齢的なものもあって、
どちらでもそんなに違和感がなさそう。
女性陣の役は、
 尾花:小崎さん(放任主義的)、
     福永さん(サバサバ)
 山田:鈴木さん(「痛い」感じ)、
     福永さん(より我儘に)
 村上:福永さん(「陰」のある感じ)、
     小崎さん(「陰」というより「闇」のある感じ)
というような気がする。
アイアイアイ

アイアイアイ

トリコロールケーキ

新宿眼科画廊(東京都)

2015/06/26 (金) ~ 2015/06/30 (火)公演終了

満足度★★★★

相変わらず
前の「アイアイ」の場所の半分以下のスペースでも、
あのナンセンスさはちゃんと伝わりました。
インパクトとしては大分薄まっていますが。

正直、どこが変わったのか、
「ここが違う!」というのが判別できなかったのが悔しい。

ネタバレBOX

オープニング、ちゃんと客の視界に入ることを想定してか、
ちゃんと呼出画面が「グレさん」にw

「のまぞう」役をやると腰への負担がすごいと、
代表が前回言っていたので、今回は菊川さん大変そうw

ラストの対決シーン、濱津さんの口紅?になかなか気づけませんでした。
エバーランド〜プレオープン〜

エバーランド〜プレオープン〜

フロアトポロジー

新大久保「ホボホボ」(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/24 (水)公演終了

満足度★★★★

ややライトっぽい
カフェ公演ということもあり、ここの芝居にしてはややライトな感じ。
まあ、ちゃんと最後に謎めいて終わるのはお約束というところ。

広さ的に5人程度がちょうどいいかも。
次回からキャスト編成が変わるのが吉凶どちらにはたらくか…。

ネタバレBOX

タイトルからやはり「ネバーランド」は意識したので、
もしかしたら子供の出てくる話かな?と予想したらビンゴ!!

絵本、電話など、あの空間での時間軸がどうなっていることやら。
フライヤーに時計があるだけに変に勘ぐってしまう。

キャラ的には「えくれあ」が気になるところ。
(ちゃんと小学生に見えるんだからお見事です)

連絡先が記されていたかもしれないノート、
多分何も書いてないんだろうな。
(実際ではなくて、ストーリー的に)

Fight Alone 5th

Fight Alone 5th

エムキチビート

エビス駅前バー(東京都)

2015/06/05 (金) ~ 2015/06/30 (火)公演終了

満足度★★★

チームFを観劇
作品の順番がきちんと考えられていて良かったように思います。
まあ、隣のビルの工事音という想定外はありましたが。

満足度としては、☆4つが2作品、☆3つと☆2つが1作品ずつといったところ。
わずか15分でも、長いなと思えてしまうのは怖いところで。

もっと超越した所へ。

もっと超越した所へ。

月刊「根本宗子」

ザ・スズナリ(東京都)

2015/05/09 (土) ~ 2015/05/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

タイトルに恥じない
いやはやお見事としか。

何作も観ていて大体の流れが分かっているはずなのに、
そう思えてしまうのがコワイ。

ご無沙汰してます。

ご無沙汰してます。

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2015/04/04 (土) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

スペシャル公演
Aチームは芝居が大きいのに、全く嫌に思えない。
Bチームはテンション強め。
Cチームは特別ゲスト含め、しょーもないw

前回のバー公演も数パターン見ましたが、
そのどれとも違う、さまざまなパターンで楽しませてもらいました。

桜の餌

桜の餌

フロアトポロジー

新宿眼科画廊(東京都)

2015/04/10 (金) ~ 2015/04/15 (水)公演終了

満足度★★★★

意外にも
缶詰編が従来のフロトポとは少し違い、
レトルト編が従来のフロトポという感じ。
(前者はテーマ的にややソフト、後者が暝め。
その分配役のキャラの濃さが反比例)

割と対照的なところが多いので、両方見て比較して楽しむのもいいかと。

缶詰⇒レトルトの順で見た方がしっくりくるかも。
この団体が初見であれば尚更。
(色合いの違いに驚くかもしれないが)

席の配置が3か所に分かれており、
中央がいいかと。

まっさらな状態で見たい人は当日パンフレットを読まない方がいいかな?
(で、実際に読まないと主宰に怒られるそうですw)

ネタバレBOX

「サクラ」の飼い主が変わるのを匂わすシーンがあれば、
双方の繋がりをより楽しめたような気がする。

パラレルワールドの話なので、移動先・移動元の自分は
どこに行ってしまうのか、同化するのか、ところてん方式で押し出されるのか
ということも気になったが、記憶がないことからところてん方式だと推測。
缶詰編の出だしが葬式であることから、「死」による移動とも。


レトルト編、役名が西川と松本なので、お笑い芸人の「レギュラー」が
思い浮かんでしまったw シリアスな場面だったのに。
不妊夫婦は養子縁組したらどうなの?と思うところではある。
まあ、出産を体験できない以上、出産と育児を切り離して
考えることになるからそう思うのかもしれないけど。
あと、ドラえもんの二次創作で「実はのび太が植物状態にある」というのが
かろうじて頭の中にあったので、途中からの展開にそこまで驚きはなかった。

缶詰編はちゃんと桜の木の描写があってよかった一方で、
空間を少し広く使ってもいいんじゃないかなと思うシーンが
何箇所か。詩菜と武尊のシーンとか。

人目線なのが缶詰編、猫目線なのがレトルト編という印象。

また、サクラの印象は、
 缶詰編が藤子・F・不二雄の「ポコニャン」、
 レトルト編が藤子不二雄Aの「喪黒福造(笑ゥせぇるすまん)」に近い。
ただ、ここの芝居なんで基本ベースは「冥い」わけで、
必ずしも缶詰編がハッピーエンドとは言えないかと。

まあ、黒60%と黒80%のどちらが明るく見えますか?ってな感じ。

この団体らしいのはレトルト編なんだけど、
どちらが好きかと聞かれたら缶詰編と答えるだろう。

このオカリナを壊してもいいと言われ

このオカリナを壊してもいいと言われ

トリコロールケーキ

STスポット(神奈川県)

2015/03/08 (日) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ほんとうに
「しょーもなく」面白かったです。
あそこまでバカバカしいのを真面目に!?演じるキャストの方が素晴らしいと思います。

ネタバレBOX

出だしの「パン祭り」の説明で、後藤さんがまたIMALU役だということには気付いたものの、まさか「パン祭り」があそこまで重要なキーワードだということまでは気付けなかったw
独りぼっちのブルース・レッドフィールド

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

誰かに話したくなりました
復讐劇なので、最終的には「誰か」を許す形で終わるだろうくらいには
思っていましたが、「そうきましたかっ!」という相手でした。
確かに強烈で残酷な復讐。
そういう意味では「起承転結」に忠実な芝居だったと思います。

ラストは、今まで見てきたこの劇団の芝居の中で
最もやるせなかったし、残酷に感じました。

でも、単に悲しいだけではなくて、
妙にしょーもなくて、バカバカしくて、エネルギッシュで
この劇団らしさが十分に感じられる芝居だったと思います。

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