topazの観てきた!クチコミ一覧

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hang on 魂

hang on 魂

MousePiece-ree

HEP HALL(大阪府)

2018/07/19 (木) ~ 2018/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

元気なジジイ三兄弟がとにかく面白かった。あのゲーム、やってみたいー(笑)
孫娘が短く入れるツッコミも絶妙のタイミングで気持ちよかったし、美人姉妹さんによる特訓シーンもまじめなイケメンさんもちょいちょい面白い。
笑いっぱなしだったけど、騙されました。

あと、怪鳥ロプロス、ポセイドンと来たら、ロデムも入れてほしかったです♪

山茶花

山茶花

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

妖怪やまこの青年と人間の女の子の悲恋のお話に、キレのよいダンスやダイナミックな立ち回りと時々お笑いもあって、たっぷり楽しめた。

ネタバレBOX

ただ実は、ラブストーリーとしてはあまり感動しなくて、一人ひとりの生きざまを見るのが面白かった。
それでも、恐怖のあまり口をきけなくなった三國/松木わかはさんが、ヤマコの次男坊ヒゴの名前を呼んだシーンは泣けた。星璃さん演じる鉄砲玉のようなヒゴは人を疑うことを知らないんだろうな、素直に信じられるなコイツと思った。
「山茶花」の一番の魅力はなんと言っても、主人公サンサカ/丸山正吾さんのまっすぐな心。呪われた子と忌み嫌われながらも、ひねることなく、すべてを受け入れ、諦めと寂しさを抱えたながらも一人で穏やかに生きてきた。ずっと一人ぼっちだったのに、ヒゴとシシに出会い義兄弟となるほど寄り添えたことがどれほどの喜びだったろう。この3兄弟は、ずっと清らかな魂のまま一緒に最期を迎えるのが切なく心に沁みた。
一方の自己中な若旦那源兵衛/大野清志さんも、自分を捨てた母親への思いを絶ちきれない悲しい人。嫌なヤツなんだけど、カッコいいしちょっとお茶目で憎めない。本当は寂しい人とわかっているから、永楽院の人たちも付いていったんだろうな。

もっと背景を知りたいと思ったのが、孔雀坊と茶土。
福地教光さんの孔雀坊は、生臭坊主でひょうひょうとして、強いものに流れる小者ペテン師に見えるが、茶土に暗示をかける姿は神々しくもある。ズルい人かと思ったけど、愛する人を自ら手にかけ苦しむ茶土を救ったのは何の得にもならず優しさでしかない。そして暗示を解くときには決意の重さを感じた。結局最後はどこに行ってしまったのか。ラスプーチンのような怪僧でもなく、中途半端な立ち位置だけど、それが人間臭くて結構気に入っている 。嬉しそうに「◯っぱい」と呟くのも面白かった(笑)

羅漢とつばきの間で揺れ動くアカシ/石部雄一さんもカッコいいのにジタバタしてるのが魅力的。
侘助/平山佳延さんは、知恵で生き延びているけど、本当はどうしたかったんだろう。とにかく優しい人だけど、明るさの向こうに迷いや後悔が見える。永楽院を出て自由になってどう生きていくのか、見てみたいと思った。

女性はみんな逞しくてキラキラしていた。主人公のつばき/小玉百夏さんのまっすぐな強さがみんなを動かしていく。永楽院の女たちもそれぞれのキャラクターがハッキリしていて、気持ちいい。
でも一番は、緊張のシーンでも「眠たくなってきたー」とあくび一つで雰囲気を変えてしまう、おひのちゃん/長橋有沙さん。癒されました(笑)。
そして一番女っぽかったのは、羅漢/梅田悠さん。山賊の親分で、茶土・源兵衛・アカシと手練れの3人に引けを取らない殺陣がとにかくカッコよかった。でも、中身はものすごーく「女」。

やまこの里の若者とやまこ団を演じた男性陣のアクションがすごかった。冒頭から、まばたきを忘れてしまうほどで、物語にグイグイ引き込んでくれた。特に指輪を飲み込んだチドリ/澤田圭佑さんの変貌ぶりは不気味でよかった。立ち回りってタイミングが大事なんだろうなと思うけど、「山茶花」のアクションは素早いのに自然で見ていて気持ちよかった。
TRUSH!

TRUSH!

劇団6番シード

六行会ホール(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

力強い歌と生演奏、ダンスが最高にカッコいい!そしてカッコよくて可愛い女たちがいとおしくて。元気をもらいました。
一人完全悪役のヴァスカビルの荻野崇さん、渋かったー。

『隣のボブジャックときのこちゃんシアター』〜ノッキンオンヘブンズきのこ〜

『隣のボブジャックときのこちゃんシアター』〜ノッキンオンヘブンズきのこ〜

隣のボブジャックときのこちゃんシアター

シアターKASSAI(東京都)

2018/05/01 (火) ~ 2018/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです(^-^)
ノッキンヘブンのその後はボブジャックファンとしては十二分に楽しかったのに加え!きのこちゃんのパワーと笑いに元気をもらいました♪
たみしょーさんはあんなに可愛いのに、あのキテレツさはどこから来るのかしら。目が離せませんね。

iaku+小松台東「目頭を押さえた」

iaku+小松台東「目頭を押さえた」

iaku

サンモールスタジオ(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

予想外の展開で、「凄いものを見てしまった」という思いです。
女子高生二人の葛藤だけでなく、それぞれの家族、先生、家庭教師までが物語になくてはならない存在でした。
ギリギリの息苦しさながら、特にあっけらかんとしたお母さんの強さに導かれたひと夏の思い出のようです。
友人のオススメで初めて見た劇団さんのコラボでしたが、他の作品も見てみたいです。

吸血姫

吸血姫

劇団唐組

南天満公園(大阪府)

2018/04/27 (金) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

奇想天外で時間も空間も飛び越えているのに、やっぱり江ノ島の愛染病院?
何だったんだろう。不思議でわからないけど、夢のようなのに地獄を覗いた気にもなる。目が離せない舞台でした。

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高の千秋楽でした!
楽しかったし、ギラギラわくわくドキドキほっこり(^^)そして…
キャスト、舞台、音楽、照明、文句なし!ですが、何といってもやっぱり望月六郎は天才です。

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

前楽!
楽しかったです(^○^)
色々感想はありますが、明日25(日)が千秋楽。成人の方はもう呑みながら楽しんじゃうが勝ち♪
ぜひ見届けたくなりました。

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

ハチャメチャだけど実は奥深いのかもしれない。休演日なので勝手に振り返り。

ドガドガプラス「人形の家」はハチャメチャで面白い。何も考えず楽しんでしまえばいいと思う。
ただ、回を重ねると何気なく見ていたシーンが実はものすごいループなんじゃないかとハッとさせられる。

以下勝手な思い込みですが、ネタばれありです。

ネタバレBOX

冒頭のローズ滝と夫のどうにもならない行き詰まり感、毬男が人形の家に取り込まれていく成り行き、毬男と人形の家支配人でローズ滝の息子鏡児が語りあう人形の話、ローズの夫瓜二の末路などなど。たどり着いたのは、永遠を生きる1人を除いてみんな人形なんじゃないかと。そして、その人形たちの中から永遠の時へ誘われようとしている若者。人形のまま人形であることを逆手にとった美しい歌姫。
人形の家に迷い込んだのは我々観客なのかもしれない。
ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

不思議なSF?本物が何かわからなくなる異空間に迷い込んだ感じ。矢継ぎ早に繰り広げられる会話が面白くて面白くて(笑)話し続けたかと思うと、ん?と絶妙な間がはいる。
35年前の脚本だそうですが、見る人によって見え方が違うのかも。
難しい作品をたくさんの笑いを交えながら、場面と配役の入れ替わりがテンポよく進められてグイグイ引き込まれました。

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

錦糸町の踊り子キャバレー「人形の家」に迷い込んだ訳あり青年が、夫と子どもを置いて家を出た東北の女オラ(ノラじゃなくて)。二人の恋を中心にクレイジーな世界が広がっていく。訳がわからないけど、すごく面白い!というのが最初の感想。見れば見るほど色んなことに気づいていくのが楽しい。もう突っ込みどころ満載です(笑)でも膨大なセリフの中にちょいちょい立ち止まって考える。でまた笑う。
歌ありダンスあり、ドガドガお得意のモブシーンの迫力と熱量が半端なく、時間を忘れて引き込まれた。

『ホーム スイート ホーム』 〜はじまり駅のおしまいの日〜

『ホーム スイート ホーム』 〜はじまり駅のおしまいの日〜

Bobjack Theater

萬劇場(東京都)

2017/12/28 (木) ~ 2017/12/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても暖かいお話でした。
年末にぴったり!な、夢のあるお芝居です。
ネタばれになるから多くは書けませんが、最後はきっと、リボンが欲しくなりますよ(*^O^*)

D・ミリガンの客

D・ミリガンの客

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2017/11/22 (水) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

見ごたえたっぷりのお芝居でした。
D・ミリガンという人物と郵便屋の謎を解きながら繰り広げられる圧倒的な会話劇。脚本も面白ければ、役者さんも見事。各キャストが個性豊かで全く飽きさせない、どころか夢中になる。
裏通りの古いホテルの舞台セットも本格的だし、照明の切り替えが舞台を盛り上げる。スタイリッシュな音楽が流れて、上質な小説の中にいるような時間が過ごせる珠玉の作品だと思います。

金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』

金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/08/18 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

後半戦が始まった!休演日の間にちょっと手が加えられ演出が変わったところがチラホラ。前半を見ていたので、新鮮だったり、あれ?と自分の予定調和を崩されたりと、本当に舞台はナマものだから面白い。
ともあれ、勢いは変わらず、いやパワーアップ!です。貫一とお宮と満枝の三つ巴はますます迫力があり、キャラが際立ってる。前半初日は座長の丸山正吾さんを筆頭に男優陣の力強さ、熱量を感じた。

金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』

金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/08/18 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

2日目進化してます(^^)
正直、金色夜叉原作は読んだことがなく、ダイヤモンドに目がくらみ裏切った許嫁に冷徹な高利貸しになって復讐する、単純な話かと思ってました。違うんですね。
復讐する気があるのか、未練たっぷりなのか、貫一の優柔不断さはある意味現代に通じるかもしれない。
今回のドガドガプラス、一気に盛り上がる訳ではなく、好みは分かれると思います。見る側は考えずに単純に楽しむのも良しですが、想像力を掻き立てられるところがもどかしくもあり醍醐味でもある。どの役にも一人ひとりに背景が見える、ドガドガの舞台私は好きです(^^)

金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』

金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/08/18 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

スゴいです!久々に望月六郎さんがやってくれた!という感じです(^^)
そして、それに役者が応えてる、応えようとしているところに醍醐味があるなーと思いました。
好みは分かれるかもしれません。
でも、気になると思われた方には一度看ていただきたい舞台です。

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽まで熱量の冷めない、元気をもらえる舞台でした!
次回作が楽しみです。



「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽前の7公演目、熱い熱い舞台でした。
1幕はオープニングから歌でじんわりと、吉原では花魁登場で一気に華やかに、そしてジェットコースターのように次々と舞台の主役が入れ替わり、息もつかせぬ勢いで進んでいく。そして、2幕はじっくりと丁寧にそれぞれの物語が紡がれる。
初めて見た知人は1幕はついていくのが必死で、2幕はゆっくりと見られたと言っていた。
確かにそうだと思った。何度も見ている私には1幕は心地よいスピード感だったけど、これ以上早いと楽しむ暇がない(笑)し、だから2幕が引き立つ。こういうギリギリのバランスがまさに舞台は生き物ということなのかなー。
なんて、思ってしまった(*^-^*)
さぁ、明日2/27はいよいよ千秋楽。
楽しもーっと♪

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

6公演目!物語と歌とダンスに酔いしれ、華やかな衣装もじっくり見てしまいました。すっごく綺麗です♪
女性陣の美しさ、逞しさはもちろん素敵ですが、男性陣がにらみ合い探りあうシーンも見ものです。
牛島さまの悪ぶり、男気あふれる向島龍之介、カッコいい!

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

5公演目も目が離せなかった。初演もかなり面白かったけど、再演がここまで面白くなるとは!
品寅と龍之介さんも素敵で、この恋の行方も見逃せない。
見せ場はたくさんあるけれど、何といっても、小平太ロミオと樹里恵の道行きだ。

ネタバレBOX

小平太ロミオと樹里恵の道行き。二人とも木刀や刀を向けて対峙するシーンはめちゃくちゃカッコいい。やがて小平太の討ち入りの時が迫り、互いに相手を思い恋心を募らせ溢れさせていく。樹里恵の喜びあふれる笑い声が悲しみの涙に変わり恋する女の覚悟を決めていく変わり様は引き込まれずにはいられない。
そして、小平太は赤穂浪士としての義と樹里恵への思いの狭間で苦悩し続けて愛に目覚めていく。あんなにカッコいい益荒男が、恋に狂う情けない男になっていくのがたまらなくいい。
小平太と樹里恵がロミオとジュリエッタになる、まさに恋の行方見逃すな!
ですね(^^)

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