因幡が投票した舞台芸術アワード!

2018年度 1-7位と総評
園楽

1

園楽

カヨコの大発明

王道大喜利ミュージカルと銘打った舞台で「なんのこっちゃ」という気持ちでしたが、確かに大喜利でミュージカル!
こんなミュージカルなら是非いろんなものを観てみたいですね!
演劇作品としても大変楽しく、観終割ってしまうのが残念でした。

S

2

S

ツンとドラ

見た目には、2人の作演出家が「現実編」「非現実編」という2作品をそれぞれ作り上げて上演。
正直現実編が終わったときに、「えっ!これでいいの?」と思った。
だけど非現実編の途中で、「あーっ!!」となり、もうそこから感情が沸き上がって大変!
2作品がリンクしていて、全部観終わったあともう一度観たいと!
みんなが結末を知っていても、最期まで家族と一緒に、仲間と一緒にで全力で足掻く熱い物語です!

「サマータイムマシン・ブルース」「サマータイムマシン・ワンスモア」交互上演

3

「サマータイムマシン・ブルース」「サマータイムマシン・ワンスモア」交互上演

ヨーロッパ企画

サマータイムマシン・ブルース&ワンスモアを2本連続で観劇。
ブルースは、さすが人気劇団の代表作ですね。物語も役者もすばらしい!
ワンスモアは、見事な続編でした!こちらも大変楽しい作品です!
個人的に小劇場の劇団ではなくなったと感じるのが、大変良いことではあるけどちょっと寂しいです。

大泥棒 –O dorobow

4

大泥棒 –O dorobow

劇団「劇団」

面白シーンあると、即シリアスシーンをかぶせる。またその逆も。このギャップが楽しい!
一味・警察・ロクデ・王国がそれぞれユニットを組んでるようで、舞台上がスッキリしてとっても観やすい。
登場人物もキャラがしっかりしてるので、舞台上あちこち目が離せず気が抜けません!
あと衣裳がとてもいいです。カッコいい&カワイイ!

源八橋西詰

5

源八橋西詰

T-works

期待通りにいい舞台でした。こんな作品が2018年の最初の観劇になるとは、幸先よし!
今回全国に売り出しをかける丹下真寿美さんは彼女の可愛らしさ面白さ哀しさを、ベテラン3人のオジサン達と一緒に魅せてくれました!
実に良かった!!

マナナン・マクリルの羅針盤 2018

6

マナナン・マクリルの羅針盤 2018

劇団ショウダウン

4年前に観て衝撃を受けた作品です。割と観劇に好き嫌いをする娘も「マナナンなら行く」と前回に続いてついてきました。
一度は観ておかないともったいないし、二度目を観ても楽しめる。林遊眠さんの凄い作品だと思います。
この作品を観れば「林遊眠はこんな芝居をするんだ」と、観たことが無い人に自慢できますよ!

『3人芝居クリスマスケース』

7

『3人芝居クリスマスケース』

劇団「劇団」

レッド、シアンを連続で観ました。
作品自体、どんどん場面と登場人物が入れ替わっていき、最後にクリスマスの奇跡に向かういい物語です。
同じ作品を演者が違うだけで2回連続観るのはどうかと思いましたが、実際には2回目は内容を知っている分だけ役者の演技をじっくり観られて、より楽しめる!
複数のユニットで同じ作品をロングランでするのは少人数(2人とか3人)芝居ならではの企画ですが、今回のはかなりの挑戦と思います。是非いろんな人に楽しんでもらいたいですね!

総評

今年は、複数の短編で構成された作品(源八橋西詰、S)、一人芝居(マナナン・マクリルの羅針盤、スプライサー、蒼のトーテム)、同じ作品を複数チームで上演(クリスマスケース)、続編(サマータイムマシンワンスモア)と色々な演劇が楽しめました。

このページのQRコードです。

拡大