ミスターが投票した舞台芸術アワード!

2016年度 1-10位と総評
モグラ…月夜跡隠し伝…

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モグラ…月夜跡隠し伝…

劇団桟敷童子

役者全員が主役のようなエネルギーを放出しており、脚本の欠点をも吹き飛ばした。

震えた声はそこに落ちて

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震えた声はそこに落ちて

劇団時間制作

事件を起こした加害者と被害者、そしてその家族が抱える問題を鋭く捕らえている秀作であった。

アンコールの夜★ご来場ありがとうございました★

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アンコールの夜★ご来場ありがとうございました★

KAKUTA

朗読劇とはいうものの、簡単な演技が付随した舞台。初めてKAKUTAの舞台を観たが、なかなか実力のある団体だと思う。

恋しくて

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恋しくて

デッドストックユニオン

ホンワカする内容の話でもある。女優陣の活躍が目立った。

白紙の目次

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白紙の目次

劇団時間制作

主役が張り切りすぎて一人浮いてしまった感があるが、難しいテーマをなんとかまとめ上げた脚本は素晴らしい。

皮肉にも雨は降る

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皮肉にも雨は降る

劇団時間制作

動物の死を扱った作品は泣けるというが、まさにその通り。

新・二都物語

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新・二都物語

新宿梁山泊

混沌とした中にエネルギーが込められた舞台。今回は、主役の妹役の活躍が目に付いた。

ティファニーで朝食と昼食を

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ティファニーで朝食と昼食を

東京AZARASHI団

役者の個性が生かされた配役で楽しめた。

負け犬ポワロの事件簿

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負け犬ポワロの事件簿

東京AZARASHI団

これが東京アザラシ団初観劇。面白い。エンターテイメント系というのだろうか。

コーヒーが冷めないうちに

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コーヒーが冷めないうちに

川口プロヂュース

泣ける舞台で会ったが、登場人物のキャラクター設定が小説と異なるようで、脚本家としての川口の力は認めるけれど、演出家としての力に限界を感じた。

総評

総じてレベルの高い公演が多かった。脚本の不備を、役者の熱演で乗り切ったというべきか。脚本家の奮起をきたいしたい。

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