めっこの観てきた!クチコミ一覧

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紅き野良犬

紅き野良犬

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2008/10/31 (金) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

時代劇「風」っていうだけに
確かに時代背景とか考証とか、歴史に基づいた確かさとかは排除している。でも今ではない時代の見せ方はかなりじっくり作りこまれていて、その世界の中に入ってしまう。歴史としてのリアルを追わない分、その時代に生きる人々の生き様や考えや追い求めるものははっきりと見えてくるんです。

ネタバレBOX

隠れキリシタンになぞらえた隠れモリシタンたち。表立っての対立はないまま、次々死人が出る。中盤でその犯人と理由が見えてくると、ぐっとおもしろさとハラハラが。守りたいものやこだわるところは、同じ時代に生きて同じ宗教を信じていてもそれぞれ異なる。そういう人間どうしの関係の描き方がいい。

時代劇であろうがそうじゃなかろうが、人間そうは変わらない。だからおもしろい。

でも設定を時代劇風にしたことで、その思いが浮き彫りにされたのではないかとも思えます。
電車は血で走る

電車は血で走る

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2008/10/29 (水) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

記念碑になりうる。
鹿殺しらしさにあふれる、素朴でやさしくて力強い作品でした。内容的にいろいろ勘ぐっちゃう部分もあるけど。でもやっぱりどこまでもやさしい。円形劇場の使い切り方もいいです。人力人力。がんばってますね。

ネタバレBOX

宝塚奇人歌劇団だなんて。劇中劇の態での楽しみもたっぷり。円形だからどこが正面かは気になるけど、そのへんは上手にクリアしているように思います。

チョビさんの役柄とかはちょっとマンネリ感もあるけど、。

若手の劇団員がどんどんそだって来ましたね。今後もおもしろくなりそうだな。
コーヒー君

コーヒー君

はえぎわ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2008/10/29 (水) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

ファンになっちゃいました
本公演とは違ったゆるやかな雰囲気と俳優さんの意外な個性にやられちゃった。早着替えを繰り返すのも楽しそう。ほんとよく着替えてたな。こういう息抜き的なふざけ方っていうのも大切。

ネタバレBOX

前半は名前と顔を一致させたりキャラを把握したりに忙しかったので、それなり。最初にハイバイ岩井さんの脚本が来るんですが、やっぱり私は岩井さんの作品は岩井さんが出てないとおもしろくない。他の千葉さん、武藤さんの作品も、はえぎわメンバーの個性は生かしきれていないように思いました。だから間に挟まれるその他の作品のほうが、俳優さんたちは生き生きしてるし勢いもある。

脚本家の名前で足を運ぶっていうのも私のようにあると思うのでその辺りは微妙ですが。

そうやってじわじわと俳優さんたちがわかってきたところへ、最後に組み体操。小林顕作さんの作品ですが。これは全体芸だから、脚本がどうであれ、演じる側で左右されますよね。本当に疲れてだんだんうまくいかなくなっていくさまが最高に笑える。まぁまず白組の演技ってアナウンスが入ってるのに竹口さんが澄まして帽子赤なのだけでおかしいし。天然なのか狙ってるのか。合間のダンスも顕作さんの振り付けだけあってなんか愉快。掛け声も動きも目から耳から離れない。

ほんと、これだけのためにもう一回観に行きたいです。あんなに間抜けで真剣で笑えるのはない。
喧嘩農家

喧嘩農家

劇団HOBO

新宿シアタートップス(東京都)

2008/10/28 (火) ~ 2008/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

この写真はそういういことだったのね。
旗揚げ公演ということでどんな方向性かとすごくわくわくしました。ただ力のある俳優さんたちが集まって楽しいことしようってだけじゃない、ちゃんと演劇と向き合う姿勢がすごくよかったです。終始温かい気持ちで舞台を楽しめました。これは観ておくべき。

ネタバレBOX

難をいえば、どこからみても俳優さんたちの表情に死角がありそうだったこと。これだけ芸達者な方々だから、しゃべってようが黙ってようが眉の動き一つを見のがしたくなかったのに。狭い舞台上で掘りごたつを囲む形が多かったから。

「班女」「道成寺」

「班女」「道成寺」

三条会

三条会アトリエ(千葉県)

2008/10/25 (土) ~ 2008/10/31 (金)公演終了

満足度★★★★★

毎回ですけど。
そんな発想もあったのか、と感心させられます。演出ってすごいな、と。元を知ってればものすごくおもしろい、けど、知らなかったらどの程度楽しめるものなのかっていうのはちょっと気になるところですが。どうしても楽しみ方としてはこの作品をこういうふうにできるんだ、っていう驚きが大きくなっちゃいます。

ネタバレBOX

当日パンフにもあるとおり、2作品を織り交ぜて話が進みます。配役を見てダブっているのが立崎真紀子さんだけってわかってても、後半への展開は予想もつきません。

大川さんと榊原さんの力比べが最高におもしろい。
図書館的人生vol.2 盾と矛

図書館的人生vol.2 盾と矛

イキウメ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2008/10/24 (金) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

思いっきりのイキウメワールド
いやあ、堪能しました。オムニバスなのにこんなにおもしろいとは。ぞっとするけど根っこは人間らしいぬくもりがあるから救われる。けど絶対にぬるくはならない、いやーな感触が最高。

ネタバレBOX

4作品の並べ方も絶妙。うっすらとしたつながりもオムニバス形式の楽しみでもありますからね。

3話目の途中で切られたのはちょっとテレビの続きはCMのあとで、みたいな肩透かし感があったから、4話がおまけ的になっちゃった気はします。エンディングのもっていき方からするとそうせざるを得ないのかな。

笑うフレゴリ

笑うフレゴリ

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/10/23 (木) ~ 2008/10/26 (日)公演終了

満足度★★★

予想通りの電動夏子ワールド
堪能できました。ルールに混乱するのも楽しい。ちゃんとまとまりがつく安心感もあるから。3部作での膨らみも期待して。

ネタバレBOX

好みからいったらもっとタイトなルールに縛られたほうが好きだけど。目の錯覚を利用した作品ということだったけど、バッグとか帽子掛けとかジョウロとか、若干作るのに都合がいいルールに寄っていっている気がしたのがね。

難しいルールの時は当日パンフにあらかじめ説明が載ってるけど、今回は自分で理解しないとダメ。それはある意味わくわくにつながる。探り探り観る楽しさはありました。登場人物はしっかりパンフを読んで関係をつかんでおいたほうが入りやすいです。
ぼくのおうさま

ぼくのおうさま

アイサツ

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2008/10/24 (金) ~ 2008/10/27 (月)公演終了

満足度

目指すのは?
詰め込みすぎちゃってよくわかりません。何かのメッセージを送りたいようにもみえるし、でもお気楽に観てくださいってことだし。感情の入れどころとか、流れとかがまったく飛び散ってしまっていて、もったいない。部分部分をとればおもしろいのに。

ネタバレBOX

前半と後半で登場人物がほぼ変わってしまいます。じゃあ、誰の目線を軸にして観たらいいのか。それがない気がして。いろんな気持ちが渦巻いてるはずなのに、それもしっくりこないまま。

間に挟まれる地球崩壊でいったい何をどう展開したかったのか。

前半で主役かと思われる男は崩壊で死んでしまう。男を振り回していた妊娠していた彼女が後半に母となって出てきますが、前半でウザイ扱いされてるからなんだか感情移入しにくい。共通して出てくる幽霊さんがストーリーテラーかと思ったけど、つながりのわかりにくい部分を説明的に語っただけで、幽霊目線にもなりにくい。

「インパクト」のインパクトだけが残ってしまう。

俳優さんたちはなかなか素敵なのに。すべて脚本。
貧乏が顔に出る。

貧乏が顔に出る。

MCR

劇場MOMO(東京都)

2008/10/21 (火) ~ 2008/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

またもやの悪ふざけかと思ったら
ああ、みせてくれますね。桜井さんがどんどん暴走していくかとハラハラしたけど、軸になる感情や関係性がしっかりしている。出てくるのが変なキャラばっかりでも、生きた感情が伝わってくる。久々にグイッと捕まれてしまった気がします。

ネタバレBOX

ぐだぐだした男3人の友情。こういうのに私、弱いみたいで。あからさまに友情だもんな、っていう暑苦しいものじゃなく、いざとなったら助けねえよ、っていう照れを隠しながらの温かい想い。

お地蔵さんに記憶を売る、とか、家賃値下げ交渉とか、そういう伏線が最後にぴったりとはまっていくのも快感。

ベントラー・ベントラー・ベントラー

ベントラー・ベントラー・ベントラー

Piper

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2008/10/08 (水) ~ 2008/10/19 (日)公演終了

満足度★★★

きばって観に行ったけど。
既視感ありあり。大王ほどの人にこんなザマを許していいんだろうか?おもしろさは十分あるけど、使い回しでしょ。ずるいよ。

ネタバレBOX

入って早々、どこかで見たようなセットだなと思ったら、去年の「ひーはー」。同じ親子の物語だけど、そうなるとあっさりと展開は読めてしまう。この人とこの人が出会って、あの人とあの人は顔をあわせてなくって、って言うトリックはやっぱりおもしろいんだけど、そういう形で楽しませようっていうんだなっていうのが最初からわかっちゃうのがつまらない。

しかも今回はpiperメンバーのそれぞれの個性の見せ場が少ないし。薄すぎです。
STAR MAN

STAR MAN

KAKUTA

青山円形劇場(東京都)

2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

キモい男のお話を
ちょっと切なくかわいらしく、ちょっといろいろ考えちゃうようないい形で見せてもらいました。みんな一生懸命生きてるなー、人と関わるって素敵で難しいなーなんて、素直になりたくなる作品。ちょっと寒くなっちゃったけど、残暑の中でほんわか観たい感じ。

ネタバレBOX

漢まつりであるけれども、私にはかなり女の子目線なお話に映りました。女の生き方いろいろ、みたいな。早くに好きな人と結婚して子供生んで、っていう宿の女将さん、好きな人と結婚したのに先立たれて現実的な苦労が尽きないが新たな一歩を踏み出そうとしている未亡人、結婚しないまま仕事に夢中になっていたけどついに恋に落ち結婚したライター、まだ学生でいろいろ選択を繰り返す女子大生、など。

一生懸命な人、みんなみんな幸せになるといいな、なんて柄にもないことを思っちゃいました。
THE BACK OF BLACK

THE BACK OF BLACK

大川興業

ザ・スズナリ(東京都)

2008/09/25 (木) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度

もう行かない、かな?たぶん。
期待が大きい分、ちょっとがっかりが大きくなってしまいました。ファンの集いならそれでいいんだけど、演劇と謳うからには、もうちょっと引きつけるものがなければ。視覚が潰されてる分、他の感覚が研ぎ澄まされる感覚はちょっとおもしろかったですが。戻ってきた視覚に訴える、ぼんやりした光は美しかったです。

ネタバレBOX

演劇としてのおもしろみがなんなのか、ずっと考えました。暗闇で何かが起こっているであろうというのはとてもそそられますが、そこでばたばたパニックしているのは客席にはあまり伝わらない。食べ物や香水のにおいは効果的ではあるけど、それを互いに顔に掛け合っていたとしてもそのリアクションは見えないわけで、私のような大川興業の方々をあまり知らない人間にとってはリアクションの見えない投げっぱなしの芸当は不愉快なだけでした。

子役を使って最後はきれいにまとめる的な小ずるい感じも好きではないです。

カーテンコールまで暗闇なんですね。早く帰りたくても暗闇で出るに出られず、悪ふざけに付き合うのはかなりの苦痛。
本気でオンリーユー

本気でオンリーユー

フジテレビジョン

PARCO劇場(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

満足度★★

竹内まりやはいい。
じっくり聞いてもサラッと流しても名曲ですわね。ちゃんと感情ゆすぶられますもん。お芝居の中での曲の使い方もお上手。そしてあややはかわいい。

ネタバレBOX

話はまあ、古臭いっちゃ古臭い。恋と仕事に悩む女の子の設定が、バブルやトレンディドラマって言葉を連想させるような。悪くはないんだけど。新鮮味はなし。
話やキャラだけじゃなく、配役も、キャリアウーマンのマルシアや、あややの彼氏役に岡田浩暉とかってねえ。
対費用効果としては買えないな。
演劇LOVE2008 ~愛の行方3本立て~ 

演劇LOVE2008 ~愛の行方3本立て~ 

東京デスロック

リトルモア地下(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

倦怠期・話のタネに
後でみんなで語り合うため、としか言いようがない。話題に乗るために観るべき。だって話題に上っちゃうのは必然だから。何の興味もなく、黙っていたいと思っていても、そうはいられない、物議をかもす作品だから。どんな形にせよ、気持ちを動かさずにはいられないから。

ネタバレBOX

熱いです。ピュアでありながらあざとい。

っていうのが愛なのですか?だましだまされ、それでも信じる。ああ、むず痒い。
全身ちぎれ節

全身ちぎれ節

ピチチ5

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

失速しないパワー
劇場のサイズに関わらず、個性は個性としてしっかり押し通し、おもしろがらせるエネルギーに感服です。下品になりすぎず、でも枠にはまらず、大胆に攻める。説明文のとおり、空の彼方へ飛んで絶景!

ネタバレBOX

おかしな方向でのスケールの大きさが素敵です。
ねぶたの山車なんて全く関係ないところで大きく出る、そのムダ加減が。
階段オチもしょぼいと思いきや、ちゃあんと見せ所ははずさない。

あのキャラクター、欲しいなあと思いながらも高くて断念。10cmほどのフィギュアに2000円は出せないよなあ。
祝/弔[祝─駅前劇場側]15日本日千秋楽

祝/弔[祝─駅前劇場側]15日本日千秋楽

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2008/09/04 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

トリックは好きだけど
どうなのかな。なんかあんまりすっきりはしない。わーわー騒ぎすぎな面ばかり目に付いて、じっくりだまされる気分に浸れなかったのもあります。勢いで押しすぎて誰が誰をどうだましているのかを冷静に追いきれなかったのもあると思います。とにかく、なんだか、すっきりしない。

ネタバレBOX

二作品、もしくは前作とのからみの部分の謎が、いまいちおいしくなかったです。解けてもたいして面白くなかった。たとえば、これで頭を冷やせ、の水とか。

祝の最後の謎の告白も、えええーっていう衝撃じゃなくて、あ、そうなんだ、で終わった感じが残念。
森の奥

森の奥

王立フランドル劇場(KVS)&トランスカンカナル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/09/09 (火) ~ 2008/09/13 (土)公演終了

満足度★★★★

おもしろい演劇ってどういうものなのだろう?
とても眠かったんです。どうがんばっても意識を失う瞬間が何度も。でもおもしろくってたまらなかった。どんな話だったかつなげられない、でもどの場面をとってもわくわくした。言葉とかストーリーとか、もちろんそれも重要な要素だけど、そういうのを乗り越える力もあるんだなあと、体感。字幕があるからつい追いかけちゃう、けど、そんなものより目の前の存在。外国人だから、言葉が通じないから、意思の疎通ができないから、って何も伝わらないわけじゃない。むしろそれで感じられるアンテナが研ぎ澄まされました。ま、寝ましたけど。それでも満足。こういう企画に感謝です。字幕を無視して、存在だけでびびっともう一回感じたい。

ネタバレBOX

物語は気にせず、とはいっても、やはり平田オリザ脚本のすばらしさも感じました。そこから生まれる感情っていうものが日本人だけじゃない、誰にでも通ずる普遍的なものであり、その時の表情やジェスチャーや間も、万国共通なんだな、と認識。初対面の会話の空気の途切れ感、チンパンジーの子殺しを止めに行く場面や、最後の猿のまね、笑ったり泣いたり、忙しすぎ。
台所

台所

GREEN55

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/09/05 (金) ~ 2008/09/08 (月)公演終了

満足度

残念な…
3劇団とも本公演を観たくなる気分にはならず。

ネタバレBOX

素舞台っていう制約がかかったせいなのか、各劇団ともやたらと小道具を持ってきて舞台を散らかします。台所と言うだけに食べ物がらみだったりして、なんとも汚らしい。乱雑な舞台は気になりませんが、雑に散らかすのはちょっと。


何よりうんざりなのが、客席マナーの悪さ。史上最低でした。ものを食べる、芝居中しゃべる、なんてかわいらしいもので。缶を開ける音が聞こえたり、後ろの席に赤ちゃんがいて泣き出したり、芝居中にフラッシュをたいての写真撮影が頻回にあったり。デジカメだから当然シャッター音も。(公式撮影ではなかったようです。)これは劇団が悪いのではないかもしれませんが、ある程度はスタッフの注意喚起で防げるはず。がっかり。
トカゲを釣る-改-

トカゲを釣る-改-

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2008/09/02 (火) ~ 2008/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

一瞬たりとも
気を抜ける時間がないほど濃密な二時間でした。すごい。すごい。何がどうって考える気がなくなるくらい、おもしろい。こんなにずうっとどきどきしっぱなしのお芝居は初めてと思えるくらい。受け入れられるかどうかの範囲にも差はあると思いますが。私は好きです。大好きです。

ネタバレBOX

難解さは覚悟して、身構えていったスロウライダーでしたけど、まったく素直で大丈夫。俳優さんのうまさもあるんでしょうね。

仕掛けを把握できるかどうかで面白みは分かれるかもしれないけど。

暗転とそのときの砂嵐の音がものすごく生きててぞっとするくらい。
国道五十八号戦線異状ナシ

国道五十八号戦線異状ナシ

国道五十八号戦線

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/08/28 (木) ~ 2008/09/01 (月)公演終了

満足度★★★

裏切り方が
なかなかに魅力的でおもしろかったっす。どんでん返し上手。前半のテンション芝居にはちょっと閉口したけど、まぁそれも後半へ向けてのキャラ作りならば。

ネタバレBOX

チラシに書いたあらすじの雰囲気を裏切ろうって言うのは成功してます。でもそれがわかってて来るならいいけど、そういう重い芝居を求めて来ちゃってたら拍子抜けするね。夏だしね。

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