めっこの観てきた!クチコミ一覧

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友達の友達

友達の友達

『友達の友達』

シアター711(東京都)

2010/01/08 (金) ~ 2010/01/10 (日)公演終了

満足度★★★

苦笑系だけど。
がつがつ欲張って一番前で観ちゃいました。大笑いじゃないけどなんか楽しくなりました。

ネタバレBOX

どういう路線に進んでくのかわからないけど、優しい笑いでした。

内田慈さんが友達の姉さんを演じた作品、シリーズ化希望。
キミ☆コレ~ワン・サイド・ラバーズ・トリビュート~ 

キミ☆コレ~ワン・サイド・ラバーズ・トリビュート~ 

シベリア少女鉄道

タイニイアリス(東京都)

2010/01/06 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

さっすが!
畳み掛けるように繰り返されるループの中で、これでもかとかき回されて。満足でございます。

ネタバレBOX

あの人があんなキャラを演じたら、っていうおもしろさと、あのキャラこういうこと言うよね、っていうのを緻密に組み合わせ、最終的にラピュタが出来上がってしまう。ゲラゲラ笑いながら冷静にすごいなと感心しちゃいました。
三月の5日間

三月の5日間

オーストラ・マコンドー

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/01/07 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

赤坂が渋谷に。
三月の5日間ってこんな作品だったっけ?って最初からちょぴっと混乱。
でもスクリーンやいろいろな仕掛けが楽しく、観客の自分も含めて劇場全体が作品になっているような気分。今の時代に生きてて良かったって思いました。

ネタバレBOX

タイトルは忘れて観たほうがおもしろいんじゃないかな。普通に会話しちゃってるし。純粋にそこで起こっていることを眺めてたほうが。

舞台と客席側方にスクリーンが設置されてるのでやや後方席のほうが観やすいかも。

少しそういう装置や音響効果や全裸で奇を衒った感じもありました。けど俳優さんがおもしろいから生まれる空気自体がぴりっとしていてよかったです。

坂口辰平さんと安井順平さんの変な空気はすごく好き。

ラブホの2人の声がどうにも小さく、たぶんそのためにマイクも使ってるんだろうけどうまく機能してなくて、ここは聞き流す台詞じゃなくてちゃんと聞く台詞なんだろうなっていうところも聞き取れずずいぶんストレスでした。
光る河

光る河

てがみ座

「劇」小劇場(東京都)

2010/01/06 (水) ~ 2010/01/11 (月)公演終了

満足度★★

なんだかな。
話の筋を追っていればそれなりに時間は過ぎていくんだけど。演出の雑さがどうにも残念。俳優それぞれの演じ方の違いを埋めてなかったり、場面転換が美しくなかったり。タイトルに対してのセットも効果的とは思えず。

ネタバレBOX

お話自体は映画とかのほうがいいんじゃないかな。命を大切に、みたいなメッセージを言葉にしたいなら。舞台でそういう言葉を発しちゃうと陳腐で恥ずかしい。
あと、犯人を追って謎を解いていくって形なら誰か一人の視点を置いてくれたほうが観やすい気がします。
新年工場見学会2010

新年工場見学会2010

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2010/01/02 (土) ~ 2010/01/04 (月)公演終了

満足度★★★★

長いけどね
3時間20分はさすがに疲れたけど。でも五反田団、ハイバイはほんとにゆるくゆるくめっちゃおもしろかった!

ネタバレBOX

菅原永ニさんが出演されてたり、出演もびっくりするくらい豪華。

さらにさらに客席に岩井さんや快快の篠田さんの来ていた日だったので、妙なライブ感覚もラッキーでした。

ハイバイ・金子さんの半生は、脚本・演出に加え出演者たちにも愛があって金子さんダメダメなのにとっても素敵な作品になってました。
LOVE

LOVE

ロロ

王子小劇場(東京都)

2010/01/01 (金) ~ 2010/01/04 (月)公演終了

満足度★★★★

複雑なキモチ。
これをおもしろいと思ってるのか、おもしろいと思っても大丈夫なのか。すごいわくわくしながら、なんか冷静に分析している自分がいたりして。すごーくざっくりしながら、やっぱり愛が軸になっていて、いろいろな部分を雑に扱ってる分思いの真摯さ、ピュアさがいとおしかった。

ネタバレBOX

200年も生きているのに好きな気持ちだけはコントロールできないとか、元カレの気持ちをつなぎとめようと策を練るのに目の前でラブラブな姿を見せ付けられちゃうとか、きゅんきゅんしました。
Birthday!

Birthday!

G-up

サンモールスタジオ(東京都)

2009/12/28 (月) ~ 2009/12/30 (水)公演終了

満足度★★★★

俳優堪能!
やはりこれだけの役者が集まったってことに価値あり、でしょう。お話はちょっといい話すぎて赤面って感じでしたが。力のある俳優さんが外部でゆったり見せてくれるなら。

ネタバレBOX

脚本の内容はさておき、あてがきのようなキャラ設定は楽しい。特に浦井大輔さん演じる存在感の薄い男、表情作りからしてぴったり。
不躾なQ友

不躾なQ友

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2010/01/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

童心にかえって
小学生な気分で楽しくてたまらなく作品。続きが気になって気になってどんどん前のめりになってく。おもしろいのに締めるところちゃんと締まってるってのもクロムらしくてうれしいし。年末年始らしい華やかさとがっつりしっかり楽しめる太さを兼ね備えてる。

ネタバレBOX

劇団員はさすがにどこを取ってもテッパン。
催眠術の術中シーンと現実のシーンが重ねあわされるのですが、催眠にかかる客演俳優さんと催眠シーンの登場人物の劇団員のおもしろいことったら。
久保さん、渡邊さん、金沢さん、小林さんは催眠シーンしか出ないから、ってことはほとんど同じようなシーンを繰り返すばかりなのですが、掛け合いの濃さでどこをとってもおいしい。

客演さんも中川さんのおかしな催眠術師姿はもちろん若手の方々のおもしろさも十分堪能。武子さんが変な感じにいろんな場面でつぶやいてたりするので要チェック。
四畳半オアシスロケット

四畳半オアシスロケット

鉄割アルバトロスケット

SuperDeluxe(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

超楽しかった~
まったく時間を忘れてへらへらと笑い続けました。シュールにぶっとんで、違う世界で骨抜き。ゲストのcontact Gonzoもおもしろくてめっけもん。

ちきゅうばこ

ちきゅうばこ

to R mansion

座・高円寺1(東京都)

2009/12/23 (水) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ほほえましい。
開演前から泣く子がいてもそれもBGMにしてしまうくらいの包容力。変に道徳的だったりするのでなく、本当にわくわく、どうなっちゃうの、と身を乗り出されるような物語、技術の高いパフォーマンスで満足です。クリスマスシーズンにぴったり!子供のいる友達にお勧めしたいと思いました。

今日は幼稚園前の小さな子が多かったように思いますが、せめて幼稚園、小学校低学年くらいのほうがより楽しめるんじゃないかな。

ネタバレBOX

開演前の前説ではぎゃんぎゃん泣いていた数人の子供が、舞台上でふっと明かりが落ちた瞬間シーンと静まったのは魔法かと思いました。

郵便屋さんの乗り物が素敵。
孤天 第二回「ボクダンス」

孤天 第二回「ボクダンス」

コマツ企画

APOCシアター(東京都)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

必見
ニンゲンが表現したい欲求ってこういうことなんだな、ってなんだか妙に納得させられた。自分は何も改めて表現したいなんて思うことはないけど、普段ぐちぐちつぶやいているようなことや、ぐわぁって思っても発散するタイミングをもたずにいるようなことを形として表すとこういうことなのかなって。些細なことであればあるほど、それだけわっと迫った時の爆発は大きい。

ネタバレBOX

一度観た味わいと二度目に観た迫力が全然違いました。何回も観ることに耐える強度のある作品だと思いました。っていうかこっちの心構え次第でどんな捉え方もできる自由度の高い作品。

キャラ勝負で笑うこともできれば、ストーリー的なものを追う事もできる。ダンスを楽しむこともできるし、ダンス評論を考えることも出来る。家族に思いを馳せることも出来るし、学生時代の先生を思い出すこともできる。

それらをつなげて意図を読み取ることもできるし、場面場面の面白みで観終わることもできちゃう。

たいそうな事をやってるのに脱力してクダラナイ感じがたまらない。

見えざるモノの生き残り

見えざるモノの生き残り

イキウメ

紀伊國屋ホール(東京都)

2009/12/02 (水) ~ 2009/12/07 (月)公演終了

満足度★★★★

意外っ!
イキウメってこういうかわいらしくって優しい作品も作るんだ、ってびっくり。笑いもあるなんて。座敷童子がテーマってね。SFというよりファンタジー。

当日パンフは読んでからのほうがちょいちょい楽しめるかも。

客演さんもさることながら、劇団員の方々のキャラも今回はおもしろかったと思います。

ネタバレBOX

意外な路線かと思いきや、ちゃんと最後にはイキウメらしいぞわっとするところに戻ってくるのもうれしいところ。

板垣さん、有川さん、森下さん、窪田さんの座敷童子=家守チームがかわいくないのにかわいく見えちゃうのがいい。
再会【ご来場ありがとうございました】

再会【ご来場ありがとうございました】

はらぺこペンギン!

シアター711(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/11/30 (月)公演終了

満足度★★

これがカラーならば
仕方ないですね。短編のオムニバスだからなのか物語の中身がどうにも薄くて薄くて、3本をつなげるためなのか作者の都合だけで登場人物が動かされちゃってる感じ。

ネタバレBOX

笑わせたいのかなって雰囲気もなくはないのに、1本目と2本目の変なオチにひどくがっかりさせられました。
社会派すけべい

社会派すけべい

毛皮族

駅前劇場(東京都)

2009/11/19 (木) ~ 2009/12/01 (火)公演終了

満足度★★★★

濡れました。
タイトルに偽りなし。思ったとおり、スカッとした作品でした。毛皮族のすけべさに満足です。20年越しにどろどろしてもすべて笑い飛ばせるのがいい。

昭和な感覚がいいですね。

座布団と椅子と選べますが、私としては座布団を薦めます。身体はかなりきついけど。

ネタバレBOX

私も覚悟して座布団へ。ガード用なのかメガネを最初に渡されますが、そんなもん何の役に立つやらってくらい被害にあいました。気にもなりませんでしたが。水害です。濡れたくない方はご注意。

そういうのも含め舞台に近づくのが楽しい。毛皮族流のショーがどうしても近くで観たかったんです。

町田マリーさんのハイレグ切込みやら太ももやらも、ものすごい距離で楽しめましたし。自分、男だったらたぶん鼻血でたかと思います。

時間が二時間超えで長いのと座布団と椅子が同じ値段なのがなぁ。。。あれだけ被害受ける分割り引いてもらってもいいような気が。
ブロークン・セッション【公演終了・ありがとうございました】

ブロークン・セッション【公演終了・ありがとうございました】

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2009/11/18 (水) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★

適度なうすっぺら。
今回、物語とかを壊して、出てくる人のセッションを楽しむことが主題だとのこと。それで十分お腹がふくれたかというと私はもっともっと食べたかった。まだまだ食べたかった。設定や空気感はいつものelePHANTMoonでありながら、どこか表象的で記号的。ある意味わかりやすい。わかりやすい気持ち悪さは嫌いではないけど、気持ち悪さの振り切れが足りなかった。

初日に観たせいっていう部分が大きい気もする。作りこんだ先を観てみたい。

この先、ネタバレっていうより好みの話になっちゃったかも。

ネタバレBOX

賠償金を払えない加害者が、どうにか払うために殴られ屋的な形で犯罪被害者に危害を加えられるって言う設定はこれでもかってくらい頭おかしくておもしろい。そしてとりあえず血を流しとけばよし、っていうのもスカッとする。

ただそれで押し切れない、キャラの深みも見えたりして、見えるなら見えるでいつものようにしっかり見たいし、ってとこ。出てくる夫婦の関係性やら、被害者の思いやら。

死体を解体するシーンもパンチが足りない。舞台上に俳優がいない、ってことが斬新だとは思えないんです、私。どこまで目の前で残虐な暴力シーンを見せられるかに挑んできた団体だと思うから。そのほうがよっぽど難しく、よっぽど伝えられると思う。

舞台じゃどうしてもほんとに見せることが出来ない、人を殺したり犯したり吐いたりっていう部分をぎりぎりまで見せて見せて息遣いでその気持ち悪さを体感させてくれるところがelePHANTMoonのすごいとこだと思うから。この程度ならどこの団体でも観られる気がしちゃうから。

いつもの雰囲気を離れるならもっと思いっきり離れればいい。引きずりながらの冒険は山手線半周くらいな気分。

好きだから、期待通りのモノを観たい、っていう個人的な押し付け的感想でした。
東京裁判

東京裁判

パラドックス定数

pit北/区域(東京都)

2009/11/13 (金) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

やはりやはりやはり
この作品はすばらしい。裁判の仕組みも軍事裁判の意味もまるでわからなくても、そこに存在する男どもの生き様だけで十分。息が苦しくなるくらいの濃密さを体感できる。

初演も観ていて、膨れてはじけるくらいに期待が大きかったのにそれを全く外すことなくすべてを超えて存在してくれたのがうれしくてうれしくて。

ネタバレBOX

普通席から観ました。

ずいぶん書き変えたらしいですがそれに気づかない自分はどうなのかと。。。

変わったと言われれば確かに弁護団全体の雰囲気は軟らかくなっている気はします。もっと中で揉めながらやっていたような気も。でもちゃんとそれまでの生き方や出自も含めて人間がしっかり描かれているので、ディテールが変わっても作品としてのすばらしさは変わらない。

おそらく原爆に関する部分とかは新たに加えたんじゃないかと思うんですが、それ関連の弁論で涙涙でした。

観劇環境としてはものすごくよくないけど、自分も何回でも観たいし、多くの人に味わってもらいたい作品だと思います。今後も再演をしてほしいし大きい劇場でも通用するだろうけど、ぜひpit北で、ってのを続けて欲しい。ここくらいの息遣い、距離感がぴったりだから。
4.48サイコシス(演出:飴屋法水)

4.48サイコシス(演出:飴屋法水)

フェスティバル/トーキョー実行委員会

あうるすぽっと(東京都)

2009/11/16 (月) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

どうなのかな。
もの凄い鳥肌の瞬間とまったり飽きが来る時間との落差が激しい作品でした。衝撃だけでは2時間以上もたないってことなのかな。でもそれを超えての衝撃もあるんだけど。
自分を鎮めたいってのと、もういい、っておなかいっぱいなのと。

ネタバレBOX

入場から開演30分くらいまでのインパクトはどの公演よりもすごい。あうるすぽっとで逆さづりとか、赤い液体の水槽とか、沈黙とか。身体のざわめきが止められない。

けどそこからがなんだか、私の生理的に持っているリズムに合わなかったというのか、慣れてしまったからの飽きなのか、妙にもったりとスローな感じ。ストーリがないせいなのかしら。つい時計をみてしまいました。

そしてラスト。存在がそのままのしかかるような、もうそれ以上しないで、っていうような、切ない終わり方。苦しさでこちらの動きも封じられそう。

全体としての作品ではあるんだけど、自分の感じ方は一瞬一瞬で評価がすごく変わってしまうので、星はつけられません。もし自分が初めて舞台を観たのがこれだったとしたらたぶんその後10年は足を運ばなかったかも、とは思います。好き嫌いではなくてわからなすぎる、びっくりしすぎる。
今日もいい天気

今日もいい天気

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/11/05 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

とってもとっても幸せになれる時間。
どうしてこんなにも温かい気持ちになれるんだろう。そこに人がいて、世界が出来上がって、っていう本当に普通のことを、普通にそこに置いておいてくれている。俳優さんたちは演じているというより、そこに生きている。

立ち姿を思い出すだけでひどく泣けてくる作品ってなかなか出会えないと思います。

ネタバレBOX

一家の太陽、サザエさん的存在を失った男ばかりの4人家族のちょっと不思議な一日。シンプルな物語だけでも味わい十分。

男4人の侘しい雰囲気から、謎の女が入った華やぎがいとおしくなります。

食べるシーン、リアルにカツオ節やカレーの匂いを客席へ。この辺りも五感をくすぐられ幸せ。
渡辺美弥子一人芝居:ある女4

渡辺美弥子一人芝居:ある女4

電動夏子安置システム

サンモールスタジオ(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/22 (木)公演終了

満足度★★★★

さらけ出す潔さ。
渡辺美弥子、かっこいい!サンモールスタジオでここまで椅子がぎゅう詰めになってるなんて。

観察力と表現力、それからシンプルな企画力。ぜひ続けて欲しいし、他の俳優さんにも真似して欲しい。

ネタバレBOX

芝居でもありコントでもある作品群。嫌味なく下ネタでもなく、誰が観てもしっかり笑える。キャバクラのママ、彼氏いない歴=年齢の女、パートのおばちゃんというチョイスもわかりやすくていい。

電動夏子の芝居中では彼女にはあまりないキャラを演じるところも憎い。

欲を言えばあと1,2本あれば。。。1000円くらいとってもイケるはず。ぜひともまた観たいし、彼女の他のコントライブも観てみたくなりました。
ヒ・ト・ミ

ヒ・ト・ミ

innocentsphere

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ラストへ向かって
事前情報としては私の苦手分野だったし、出演者も多いのでちょっと混乱もしました。大きい劇場進出で壮大にいっちゃって肩すかされるかとヒヤヒヤしました。

けど、熱さにはきちんと理由があり、着地はしっかりしたところへ行き着きました。

ネタバレBOX

織田信長殺害にいたるまでを描きます。

影武者に地位を奪われた信長と織田家滅亡の鍵を握る村の娘の関わり、キリシタンの愛、などエピソードも登場人物もほんとに多い上、次々一人何役かで同じ俳優さんが出てくるので、どれがどの味方なのか。。。当パン読んでてもわからなくなります。ま、適当に流しましたが。

練習着でアップする姿から見せ、演劇は想像力という演出家からのメッセージを客と俳優が受け取った上で始まる。エンディングに向かって最初につけた衣装や小道具を捨てて俳優の存在をシンプルに見せていく様子がすごくよかったです。そしてラストの狩野和馬さんのシーン。見えないものが見えた気がしました。

そのラストシーンに☆一つ追加です。

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