伸年「これは？
紅林「サージのお守りですよ。もってると、ちょっと元気がでるんです」
伸年「…『胡蝶蘭』『官能姉妹』『真珠貝』『重役室』『変態紳士』…何ですかこれ」
佐地「私が担当している、五反田の風俗店の名前ですよ」
紅林「ちょっと元気になったでしょ」
伸年「…ああ、はあ」
※撮影者：佐藤淳一
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写真一覧（電動夏子安置システム : 全て）
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また悪だくみをしているのね【93】
また悪だくみをしているのね【93】
また悪だくみをしているのね【94】
また悪だくみをしているのね【94】
保彦「もしもし、ああ、もう結構ですよ。常務は大阪にはいけません。二宮を解放してやってください。もちろん、無事でしょうね」
※撮影者：佐藤淳一
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※撮影者：佐藤淳一
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また悪だくみをしているのね【95】
また悪だくみをしているのね【95】
保彦「住む所を探さなければならないな。ここはそのうち人手に渡る」
清美「そうね。でも。千駄ヶ谷の安アパートでも構わないわよ。私は」
※撮影者：佐藤淳一
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清美「そうね。でも。千駄ヶ谷の安アパートでも構わないわよ。私は」
※撮影者：佐藤淳一
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また悪だくみをしているのね【96】
また悪だくみをしているのね【96】
尚雄「…犯行を…認めたんですね。……今日にも逮捕だと」
宇田川「……終わったのか」
尚雄「…終わったんですよ」
宇田川「…その終わりを、新聞で知るしかないなんてな！」
※撮影者：佐藤淳一
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宇田川「……終わったのか」
尚雄「…終わったんですよ」
宇田川「…その終わりを、新聞で知るしかないなんてな！」
※撮影者：佐藤淳一
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また悪だくみをしているのね【97】
また悪だくみをしているのね【97】
清美「―はい、はい。はあ、そうですか。はい、わかりました。二宮を気遣って父さんが運転したんですって」
教子「大丈夫からしら。二宮を雇って以来、運転なんかした事ないのに」
清美「だから帰りしな、大井町駅前の電話ＢＯＸに突っ込んだらしいわ」
實智子「結果的に、病院に寄られたんですね」
※撮影者：佐藤淳一
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教子「大丈夫からしら。二宮を雇って以来、運転なんかした事ないのに」
清美「だから帰りしな、大井町駅前の電話ＢＯＸに突っ込んだらしいわ」
實智子「結果的に、病院に寄られたんですね」
※撮影者：佐藤淳一
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また悪だくみをしているのね【98】
また悪だくみをしているのね【98】
宇田川「…また犯人を、捕まえられなかった」
紅林「俺たちの立場では、もう、捕まえる事すらできない」
尚雄「承知の上、でしょう？…でも、人質は無事だった」
※撮影者：佐藤淳一
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紅林「俺たちの立場では、もう、捕まえる事すらできない」
尚雄「承知の上、でしょう？…でも、人質は無事だった」
※撮影者：佐藤淳一
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また悪だくみをしているのね【99】
また悪だくみをしているのね【99】
由子「たまたまこの人に見つかっちゃって。随分と抵抗するから。だから縛りあげて、しばらくそこにいてもらったの」
千夏「…誰…ですか、これは？」
※撮影者：佐藤淳一
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千夏「…誰…ですか、これは？」
※撮影者：佐藤淳一
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また悪だくみをしているのね【100】
また悪だくみをしているのね【100】
柴田「…はい。…はい。ああ、そうですか。お嬢様、戻ってこられたんですか。早いですな。何せ、お嬢さまはまだ玄関先におりますもので」
※撮影者：佐藤淳一
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※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【1】
君には頭がさがる【1】
ヤス「…どちら様でしょう」
里見「水口清蔵さんはいらっしゃいますか」
ヤス「清蔵さん…ですか？…お待ちください」
※撮影者：佐藤淳一
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里見「水口清蔵さんはいらっしゃいますか」
ヤス「清蔵さん…ですか？…お待ちください」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【2】
君には頭がさがる【2】
清二「水口です。生前、父から話はそれとなく聞いておりました」
勝「清二。そちらは」
清二「東京からこの淵輪に引っ越してくる里見ご夫婦です」
※撮影者：佐藤淳一
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勝「清二。そちらは」
清二「東京からこの淵輪に引っ越してくる里見ご夫婦です」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【3】
君には頭がさがる【3】
里見「誰だ、お前！お前だよ、お前！」
昭三「…私ですか？池端昭三っていいます。野本にある村役場で戸籍係をしています」
里見「アンタじゃない」
昭三「…では、誰が見えるんですか」
※撮影者：佐藤淳一
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昭三「…私ですか？池端昭三っていいます。野本にある村役場で戸籍係をしています」
里見「アンタじゃない」
昭三「…では、誰が見えるんですか」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【4】
君には頭がさがる【4】
黒川「アンタには、俺が見えるのか」
里見「…見える。…誰だお前」
黒川「さしずめ。幽霊だな」
※撮影者：佐藤淳一
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里見「…見える。…誰だお前」
黒川「さしずめ。幽霊だな」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【5】
君には頭がさがる【5】
美代「そういえば。皆さんも気づきました？私だけかな」
登美「聞きましょう」
美代「ちょっと見えちゃったんです。奥さんの手のひら、赤かったんですよ」
※撮影者：佐藤淳一
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登美「聞きましょう」
美代「ちょっと見えちゃったんです。奥さんの手のひら、赤かったんですよ」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【6】
君には頭がさがる【6】
登美「こういう話があるわ。ある村に、誰も見た事ない女がいたんですって。その姿は透き通るほどに白く美しい、だけど。夜な夜な出歩き、男たちの生き血を吸って歩いたらしいの。その口の周りは常に真っ赤な鮮血に濡れていて、見咎めた人間を、恐ろしい形相で睨むらしいわ」
※撮影者：佐藤淳一
この画像の著作権は団体並びに撮影者に帰属します。
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【7】
君には頭がさがる【7】
勝「清二、清蔵さんの後釜を決めなきゃならない。組頭だが、お前、後継いでやるか」
清二「俺みたいな若造に無理ですって。できれば勝さん、引き受けてくれませんか」
※撮影者：佐藤淳一
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清二「俺みたいな若造に無理ですって。できれば勝さん、引き受けてくれませんか」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【8】
君には頭がさがる【8】
茂「絶対、アイツの仕業なんだ」
義一「２０年前にもこういう事があったでしょう」
茂「あった。だからよ。今のコレも、それにかこつけた勝の仕業に違いないんだ」
※撮影者：佐藤淳一
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義一「２０年前にもこういう事があったでしょう」
茂「あった。だからよ。今のコレも、それにかこつけた勝の仕業に違いないんだ」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【9】
君には頭がさがる【9】
清二「どうかされました」
里見「あの…水口さん。…幽霊を、見た事ありますか？あの家には。幽霊がいますよ」
清二「は」
里見「幽霊がいるんですよ」
茂「この人は何を言ってるんだ」
※撮影者：佐藤淳一
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里見「あの…水口さん。…幽霊を、見た事ありますか？あの家には。幽霊がいますよ」
清二「は」
里見「幽霊がいるんですよ」
茂「この人は何を言ってるんだ」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【10】
君には頭がさがる【10】
美代「…これ何ですか？…え、人？誰ですか……死んでる？」
絢子「見たな？」
※撮影者：佐藤淳一
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絢子「見たな？」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【11】
君には頭がさがる【11】
勝「入れ札をするんだ」
秀成「…入れ札…。『はらい』の事ですか」
勝「淵輪の為にならない奴の名前を匂粗の布に書いて、箱に入れる。名前を書かれた匂祖が半数を超えたものは神さんの名の元に淵輪を追放される」
※撮影者：佐藤淳一
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秀成「…入れ札…。『はらい』の事ですか」
勝「淵輪の為にならない奴の名前を匂粗の布に書いて、箱に入れる。名前を書かれた匂祖が半数を超えたものは神さんの名の元に淵輪を追放される」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【12】
君には頭がさがる【12】
ヤス「ハジメさん、具合はどう？体壊してるなんて、全然知らなかったわよ」
ヨウ「そんな大層な病気じゃないからいいのよ」
ヤス「どこが悪いの」
ヨウ「どこがって言うか、うん。…行方不明なの。…戻ってこないの」
※撮影者：佐藤淳一
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ヨウ「そんな大層な病気じゃないからいいのよ」
ヤス「どこが悪いの」
ヨウ「どこがって言うか、うん。…行方不明なの。…戻ってこないの」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【13】
君には頭がさがる【13】
節子「ありがとう。じゃあ、帰るね。帰るよ。暗い夜道を、一人で」
清二「くれぐれも気を付けて」
節子「さっき母さんが、怖い話するから、夜道もちょっと怖くて」
清二「歩きなれた道だろ」
※撮影者：佐藤淳一
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清二「くれぐれも気を付けて」
節子「さっき母さんが、怖い話するから、夜道もちょっと怖くて」
清二「歩きなれた道だろ」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【14】
君には頭がさがる【14】
茂「勝の奴が一番大切にしてるのは何だと思う」
ヤス「畑じゃないのかい」
茂「畑なんてもんは、どうにでもなる。無くなったら困るもの」
ヤス「ちょっと待って。これは頓智だね？」
※撮影者：佐藤淳一
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ヤス「畑じゃないのかい」
茂「畑なんてもんは、どうにでもなる。無くなったら困るもの」
ヤス「ちょっと待って。これは頓智だね？」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【15】
君には頭がさがる【15】
茂「昔から淵輪に悪い事が起きるのは、棲川の龍神さんが暴れて悪さをするからだと。そういう時には、棲川の龍神さんに、お供えするんだよ。それで悪い事はピタッと収まる」
義一「その祀りをやろうっての？」
※撮影者：佐藤淳一
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義一「その祀りをやろうっての？」
※撮影者：佐藤淳一
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君には頭がさがる【16】
君には頭がさがる【16】
昭三「茂さんを追い出すってのか。…それはあまりにもやり過ぎなんじゃないか。もっと他にやりようがあるような気がする。それをやってしまうと、…上手く言えないが、取り返しのつかないものが、噴き出しそうでさ」
※撮影者：佐藤淳一
この画像の著作権は団体並びに撮影者に帰属します。
※撮影者：佐藤淳一
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