キンダースペースレパートリーシアターVol.48
テネシー・ウィリアムズ 一幕劇 二本同時上演
実演鑑賞 アーカイブ配信
劇団キンダースペース アトリエ(埼玉県)
2021/05/15 (土) ~ 2021/05/23 (日) 公演終了
上演時間: 約1時間0分(休憩なし)を予定
公式サイト:
http://www.kinder-space.com/index/re48.tennessee.html
期間 | 2021/05/15 (土) ~ 2021/05/23 (日) |
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劇場 | 劇団キンダースペース アトリエ |
出演 | 小林もと果、古木杏子、中根瑠理、内田尋子、宮西徹昌 |
脚本 | テネシー・ウィリアムズ |
演出 | 江原吉博、原田一樹 |
料金(1枚あたり) |
1,500円 ~ 4,000円 【発売日】2021/04/03 日時指定・自由席・要予約 ・活動支援チケット 4,000円 (新型コロナウイルス対策費用を援助して頂くチケットです) ・前売券 3,000円<当日券 3,300円> ・市民割引券 2,500円(川口・蕨・戸田の三市に在住・在勤の方) ・養成所割引券 2,000円(大学・専門学校・演劇養成所生徒対象) ・学生割引券 1,500円(高校生以下対象) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 5月15日(土)18:00 5月16日(日)15:00 5月17日(月)19:00 5月18日(火)15:00 5月19日(水)15:00 5月19日(水)19:00 5月20日(木)15:00 5月21日(金)15:00 5月21日(金)19:00 5月22日(土)14:00 5月22日(土)18:00 5月23日(日)15:00 |
説明 | テネシー・ウィリアムズの描く女性像の特徴は、ひりつくような自負とその裏の深い孤独。栄光への夢想と挫折への恐怖。露骨な無神経さと病的な傷つきやすさです。これは今、社会へ出ていく中で直面する、わが国の現代女性の負の部分とも十分重なり合うものです。 今回の上演は、「語られざるもの」(1958)「罠」(1968)という、一方は富裕層の南部女性、一方は貧困の底辺にいる母娘の物語を通して、この国の自立しようとする女性たちに、こうであったかもしれない、こうなるかもしれないという、もう一人の自分を見つめてもらう意図があります。 かつて海の向こうのものであった孤独と崩壊は、今日、日本人の女性のものとなりつつあります。 あらすじ 「罠」薄汚れた部屋で娘の帰宅を待つ母。深夜、男に送られて帰るグローリア。彼女は売れない女優で年齢を偽り求職広告を出したところ。肺病に侵されながら舞台での栄光の夢にすがり、今はただ運が悪く「罠」に落ちているだけだ、と現実逃避を続けている。その娘に母もまた何の援助もできず、生き方を変えさせることもできない。「私も運が悪かった」と呟くだけである。 「語られざるもの」南部ニューオーリンズの裕福な邸宅の一室。主人コーネリアは60歳になる未婚女性。気位が高くこの日も婦人会の理事長選挙があり、行方を気にしているが出席せず、満場一致で推挙されるはずだと、配下の夫人に様々な指示を出す。同居する秘書のグレイスはこの日がコーネリアに仕えて15年目の記念となる。「語られざるもの」は二人の間にある雇用被雇用を超えた感情。だがお互いに自己の崩壊を恐れ口にできない。女性故の孤独の檻は、結局破られることはない。 |
その他注意事項 | 未就学児童入場不可 |
スタッフ | 美術/原田一樹 音楽/和田啓 照明/篠木一吉(創光房) 照明操作/中村智也 音響プラン/三枝竜 音響操作/坂本奈都実 舞台写真/中川忠満 映像撮影/松村かおる チラシデザイン/古木杏子 協力/NPO法人オフィス江原・株式会社地球儀 キンダースペース賛助会・友の会 キンダースペースワークユニット2021 制作/瀬田ひろ美 村信保 平野雄一郎 深町麻子 森下高志 榊原奈緒子 林修司 斎藤美那子 関戸滉生 宮西徹昌 岡田千咲 杉山賢 西本亜美 白沢靖子 |
今回の上演は、「語られざるもの」(1958)「罠...
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