満足度★★★★★
難しい内容なれど上演する意義は大きい!「演劇」ならではの表現!
まさにタイムリーな内容で、
上演の意義はとっても大きいです!
色々と考えさせられる衝撃的な内容。
今だからこそ、多くの人に見てもらいたいと本当に思う。
日本人がメイクで色々な国の人を演じることができる。
テレビや映画では(日本人が演じて作ることは)決してできない、
『演劇』の力はすごい!!
満足度★★★★
現代の
現代のアメリカ、世界が抱える人種問題を考えさせられた。
台詞は芸術や政治など難しい言葉が多く、会話劇のためテンポも比較的早かったが、そこは役者さんの演技力がすばらしく…
特に小日向文世さんは凄かったです。。。
満足度★★★★
タイトな会話劇
人は自分の出自(民族・宗教・肌の色・文化)にどれほど囚われているのか、をしっかり見せる105分。アメリカという国の状況を肌で感じることができない自分にとって、どれだけリアリティがあるのかと言えば、アメリカ人が観るのと違う立場にはならざるをえないけれど、それを乗り越えてタイトな舞台になっていた。と同時に、イスラムだけが特別な差別の対象になっている、という主張もあるように見えて、これは作者がイスラム系の出自だからだろうか、とも思う。
満足度★★★
演者は良かったんだが
生まれて育って暮らしている地では、人種に宗教などが多様過ぎて受け止める度量も大きかったら、この人達の幸福ももっと違っていたのかなぁ、と考えてしまうのは温い育ち方をしている日本人だからかな。時折訪れる静寂すら重い。
難しい。舞台劇として何かが足りないような気もするが、それが何なのかよくわからん。
海外で高評価された戯曲だけど、どこかの舞台で見たような擬似感もあって、最後まで展開に入り込めなかった。
約105分。
満足度★★★★★
技巧を尽くしたアメリカ現代劇
やはりブロードウエイの力と言うのはすごいものだ。多人種国家のアメリカが抱える人種問題は今や世界的なひろがりがある。現実にその渦の中で戦ってきたアメリカ人の葛藤が、かくもみごとな夫婦の物語となって観客の心を打つ芝居になってしまう。千人の劇場がもつ娯楽作でもある。凄い。
人物造形の見事さ、ストーリー展開のうまさ、たとえば肖像画、とかセットの絵とかの小道具や、俳優たちの衣装など細かいところにも行き届いていて満足する。
これは劇場の席のせいかもしれないが、主演の二人の早いセリフが聞きにくいところがあった。内容の複雑さからかもしれない。しかし、この二人(小日向・秋山)の演技力は、舞台俳優としては一級の出来だ。演出も隙のない栗山節がいい。よくこの芝居を見つけてきた製作にも拍手。いい芝居を観たと素直に感動して家路をたどれた。