語りの系譜②
語りの系譜②
実演鑑賞
2010/05/29 (土) ~ 2010/05/30 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.k-pac.org
期間 | 2010/05/29 (土) ~ 2010/05/30 (日) |
---|---|
劇場 | 京都芸術劇場(京都芸術大学) studio21 |
出演 | 後藤加代 |
脚本 | 作:樋口一葉 |
演出 | 渡邊守章 |
料金(1枚あたり) |
1,300円 ~ 2,500円 【発売日】2010/03/25 料金 一般2,500円/シニア2,200円 学生&ユース1,300円 京都芸術劇場友の会 2,000円 ※当日は各500円増 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 近代小説の珠玉とも言うべき樋口一葉の『にごりえ』。 その紡ぎだす言葉の誘惑を、日本の芸能を貫く「語り」の視座から読み直す実験。 日本の伝統演劇における「語り」としての「言葉」のありかたは、その身体的な力や音楽的強度によって、新しい演劇言語の可能性を開くものとして、世界的に注目されている。舞台芸術研究センター企画としては、20世紀最大の劇詩人ポール・クローデルの集大成的大作『繻子の靴』のオラトリオ版(野村万作、萬斎、後藤加代主演)に続き、「語りシリーズ」として、樋口一葉作『たけくらべ』を、後藤加代の語りで上演し、観客に深い感銘を与えた。これらの成果を踏まえて、今年は、同じく一葉作『にごりえ』を、後藤加代の語りでお届けする。 明治の東京の「新開地」にある銘酒屋「菊の井」の一枚看板のお力は、優れた職人であった源七を破滅させるような女であり、ふりの客である朝之助と馴染みになるものの、彼女を思い切れない源七の刃にかかって落命する。西洋世紀末の文学的主題である「宿命の女」を思わせるお力の「生き様」と「言葉」は、明治女流文学の第一人者の筆によって、時代を超えた女性の悲劇として、映画や舞台でも取り上げられている。 |
その他注意事項 | <各回、演出・渡邊守章とゲストによるポストパフォーマンストークが決定!> 5月29日(土) ゲスト:小林康夫(東京大学大学院総合文化研究科教授) 5月30日(日) ゲスト:平田由美(大阪大学大学院文学研究科教授) ※未就学児童のご入場はご遠慮ください。 ※本公演は教育・研究プログラムの一環として開催しております。記録資料作成のため、写真・映像の撮影を行う場合もございます。あらかじめご了承ください。 |
スタッフ | 音響:竹内範之 スタッフ:京都造形芸術大学 舞台芸術学科生 スタッフ指導:岩村原太 制作:渡邊清子(空中庭園) 宣伝美術:吉羽一之(シンプルホープ) 舞台写真:清水俊洋 |
[情報提供] 2010/05/21 14:09 by 舞台芸術研究センター
[最終更新] 2010/05/21 14:16 by 舞台芸術研究センター
トラックバックURLはこちら
その紡ぎだす言葉の誘惑を、日本の芸能を貫く「語り」の視座から読み直す実験。
日本の伝統演劇における「語り」としての「言葉」のありかたは、その身体的な力や音楽的強度によって、新しい演劇言語の可能性を開くものとして、世界的に注目されている...
もっと読む