「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」 公演情報 「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
21-39件 / 39件中
  • 満足度★★★★★

    前半の楽日、3日目を観て、改めて自分の芝居の楽しみ方に気づかされました。
    以下、ネタばれです。

    ネタバレBOX

    田舎侍2人にまじムカついた。黙れ!と言いたくなった。
    亥乃三の怒り、酉松の嘆き、羊吉の悲しみ、吉原で生きる人たちの憤りとそれでも逞しく生きる誇りを感じた。
    そして、そこから猛スピードで始まる群衆のシーン。岡っ引きコンビが待った!をかけ、主役、顔役の登場。勢いに飲み込まれながら、恋に落ちる瞬間を目撃する。
    そのすべてが、あの憎たらしい若造の田舎侍が怒りを煽るところから始まる。
    怒りが強いほど、みんなが輝くんだと思った。

    で、
    私は、そういう起点を見つけてワクワクするのが好きなんだと。そういえば、そうだと気づかされました。

    素人が知ったかぶりで長々と呟いてごめんなさいm(__)m‼
    後半戦が楽しみです。お好みは人それぞれですが、ぜひ沢山の人に見てほしいです。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/20 (月)

    座席1階3列

    「ロミオとジュリエット」の翻案ではありません。歌舞伎ですね。「ロミオとジュリェット」のハイブリッドでキッチュでハイパーな「傾奇」。もしかしたら、タイトルにある「ロミオとジュリエッタ」は、個人名と恋愛悲劇との掛詞に過ぎないのかもしれない。それくらい、本来の話との共通性はない。

    世話物でありながら、まさに荒事。歌う躍る、殺陣あり艶事あり、駈けづり回る飛び跳ねる、修羅場もあれば見得も切る。目に焼き付くのは、胸の谷間と網タイツ、粋な漢の着崩し姿。セリフのケレン味は抜群。

    舞台で起きるあらゆることが、向島の戯作者(登場人物の1人)の作った戯作のメタ芝居のようにも思えてきます。つまり、舞台で起きることが、彼に芝居を書かせているのだけれど、実は彼自身も戯作に登場する1役に過ぎない、というような、胡蝶の夢みたいな芝居です。

    浅草を根城とする同劇団、この演目を東洋館でやることの意義を深く感じます。
    すぐ手の先にある吉原と隅田川。そして勝手知ったる劇場を隅々まで使いこなす巧緻性。土地柄なのか、贔屓筋(ファンではない、親族や友達でもない)も多そうですし。

    飲食禁止ではないこともよいです(芝居の邪魔にならない範囲ですよ)。大衆娯楽で飲食禁止はないよ。

    樹里恵の服装はナコルルですよね、赤バージョンの。
    客席通路に立つ樹里恵こと古野あきほさん、横で観ていて凛としてカッコよかったな。
    「狼眼男」こと毛利小平太の丸山 正吾の客席を駆け抜ける横の速さと、舞台に飛び乗る時の縦の軽快さにも目を見張った。

    また拝見に伺うと思います。そのせつも宜しくお願い致します。




  • 満足度★★★★★

    初日にフラ語友人と観劇。ドガドガもさすが23回目となるとなんか風格が出てきたなぁ。再演だけど役者も微妙に変わり新鮮な感じが伝わってくる。ヒロインのあきぽんにはチャレンジな役回りかと失礼ながら心配していたがなんのその。堂々とジュリエッタを演じていました。殺陣もバシッと。大変失礼しました^_^
    年に2度の望月ワールド、後半戦も楽しみです。

  • 満足度★★★★★

    とにかく面白く楽しい舞台。
    色々な要素を取り込んでの物語は見応えがあり、脚本力が素晴らしい。
    さらには、絵面の良さも映画監督ならではのものなのかも知れないですね。
    “ドガドガ”ならではの世界、とても惹きつけられます。。。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/23 (木)

    座席1階3列

    毎年2月、8月に浅草東洋館で公演されている劇団様。
    開場、前説から楽しませて頂いてます。
    元禄時代の江戸吉原独特の世界観や人々の感覚表現が繊細に表現されている作品。歌、ダンスが盛りだくさんで、色々な角度から何回も観たくなる舞台です。
    今回再演となりますが、初演観た方も初めてな方も楽しんでいただけます。



  • 満足度★★★★★

    歌 ダンス 殺陣 曲芸を ロメオとジュリエット 生類憐みの令 赤穂浪士に盛り込んで2時間30分。目が離せません。飛ぶ 駆ける 倒れるよくこれだけのことを盛り込んだと驚きます。とてもパワフルな舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    後半戦が始まった!
    なんかギュッと締まった感じで、引き込まれてしまいました。
    まだ進化するのかな、見ていて飽きないです。

  • 満足度★★★★★

    鬼才、望月六郎氏の作、演出に、
    主演の丸山正吾氏と古野あきほ氏の高い身体能力と溢れる表現力に脱帽でした。
    今、パンフレットを見ながら書いてますが、出演者全ての方が美しく、可愛く、カッコよかったです。

    ネタバレBOX

    オリジナルのダンス、歌声の素敵さと素晴らしさはもちろん、殺陣も良い意味でドキッとするほどホントに迫力がありました。
    品寅さん、得比素さん、大鳥居さんの美しさにドキドキ、
    卯月さん、雛助さん、酉松さん、猫目さんのかわいさにほっこり、
    犬神さまのオーラと風格にも感動、
    向島さんと熊沢さんの存在感にも引きつけられました。
    ここに書ききれないみなさまも、しっかり記憶に残っています。
    間近で見れた行灯も綺麗で可愛かったです。
    「首代」「喧嘩両成敗」
    心中することより、生きていく結末にも何か救われました。
    終演後に出口で見送って下さるみなさまもあまりに素敵過ぎて思わず足早に出口に向かいましたが、とてもとても嬉しかったです。
    本当にありがとうございました☆
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/24 (金)

    座席1階

    5公演目の観劇
    初日から休演日の稽古を経て成長する舞台
    そして、各々の役者さんが個性を発揮している。
    重厚感のあるお芝居、若さハツラツのお芝居、The 役者のお芝居、
    それらが調和し見応えがある。
    千秋楽まで、さらに進化しそう。

  • 満足度★★★★★

    5公演目も目が離せなかった。初演もかなり面白かったけど、再演がここまで面白くなるとは!
    品寅と龍之介さんも素敵で、この恋の行方も見逃せない。
    見せ場はたくさんあるけれど、何といっても、小平太ロミオと樹里恵の道行きだ。

    ネタバレBOX

    小平太ロミオと樹里恵の道行き。二人とも木刀や刀を向けて対峙するシーンはめちゃくちゃカッコいい。やがて小平太の討ち入りの時が迫り、互いに相手を思い恋心を募らせ溢れさせていく。樹里恵の喜びあふれる笑い声が悲しみの涙に変わり恋する女の覚悟を決めていく変わり様は引き込まれずにはいられない。
    そして、小平太は赤穂浪士としての義と樹里恵への思いの狭間で苦悩し続けて愛に目覚めていく。あんなにカッコいい益荒男が、恋に狂う情けない男になっていくのがたまらなくいい。
    小平太と樹里恵がロミオとジュリエッタになる、まさに恋の行方見逃すな!
    ですね(^^)
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/02/25 (土)

    座席1階

    6公演目の観劇
    舞台を楽しめる・楽しくなる、色んな要素が入った舞台
    その要素が程よく入り、個性、実力のある役者さんが仕上げてくれる舞台
    途中休憩を含んでの2時間20分を、全速力で役者さんたちが駆け抜ける(本当に)

  • 満足度★★★★

    濃い。台詞の熱とスピード、アクション、歌い舞いを触媒に2時間20分に凝縮された壮大な幕末恋愛譚は、ファンタジー要素が薄めがちな劇の密度を煮詰めて充分濃い仕上がりだった。ドガドガ独自の世界(私の印象)は浅草東洋館という小屋の要素が多分に滲み込んで出来ていた、と今回気づく所あり。もっとデカイ箱で縦横に跳ね回りたい事だろうと、お馴染みの掛け声「浅草公会堂」の夢を洒落でなくまことのそれと聞いた。
    シン・ロミジュリは沙翁の原作に依拠した翻案ではなく、確固とオリジナリティを持つストーリーにその要素が介入する、その案配が絶妙だ。遊廓吉原をある種の治外法権の地と設定し(史実の詳細は知らず)、世間の爪弾き者たちがなけなしの沽券を握りしめ苦悩し行動する、生命力の衝突といった様相に熱気が宿る。全開にエネルギッシュである所が唐十郎の系譜と言えば系譜。底冷えも甚だしい昨今、かくありたいと憧憬するにはあまりにフィクションだが、ドガドガ流ゲリラ戦をしかと見た。

  • 満足度★★★★

    大衆演劇の面白さ。場所は浅草東洋館、あの浅草フランス座です。北野武、萩本欽一、伊東四郎はもちろん、伴淳三郎、八波むと志、三波伸介らの名前を思い出させる劇場です。他に迷惑をかけなければ飲食OK、かけ声もあり、リピーターの温かい雰囲気のある舞台でした。カーテンコールで、役者も観客も全員で叫びました「目指せ、浅草公会堂!」。その後の全員でのお見送り。次回も楽しみになりました。

  • 満足度★★★★

    あのロミオとジュリエットがお江戸を舞台に「ロメオとジュリエ」敵対する家同士と言う訳でなく、しかしそれぞれ事情があって、いろんな登場人物が絡み合い・・・。初ドガドガさんは面白かったです。何と言ってもロメオとジュリエが・・・あとは見てのお楽しみ!

  • 満足度★★★★

    少し歌舞伎を感じさせる雰囲気の舞台、歌に踊り、ドキドキさせる衣装など、展開はベタですが楽しかったです!

  • 満足度★★★★

    歌あり、ダンスありの盛りだくさん。華やかで格好いい衣装も印象的。「ロミジュリ」の名前をつけるだけあり、切ない人間模様が描かれた脚本はとても素敵でした。
    出演者さんで知り合いがいなかったのですが、そういうお客に対して少しだけ配慮してもらえればうれしかったかな。

  • 満足度★★★★

    この劇団、ゆうき梨菜をおいて他に主役を張れる女優はいないと思っていたのだが、いたと言うことに素直にブラボーと言いたい。役者層の広さを感じた。勿論ゆうきさんは、相変わらず素敵でした。

  • 満足度★★

    なるほど、大衆演劇ってこんな風になってたんだ、と思いました。

  • 満足度

    鑑賞日2017/02/27 (月)

    座席1階

    8公演目の千秋楽の観劇
    素敵な舞台、素晴らしい所がたくさんある舞台、
    満足度:★★★★★ としたい、
    でも、あえて。
    千秋楽で起きた事、7公演目までの舞台を観劇していて心配していました。(予測できました。)
    色々と事情があるみたいですが、舞台の上に上がれば、皆様、プロだと思います。
    また、あのような事が起きたらフォローしていただけるように、しておいていただくのが、プロの集団、本物の役者の集団では、ないのでしょうか?
    批判するのは簡単で何もわかっていないと思われるかもしれませんが。

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