満足度★★★★
観てきた!
東京オリンピックが開催される2020年の日本を描いた社会派コメディ劇。
国民投票をめぐるドタバタということで、前作『アベベのベ』が頭に浮かびました。
(ラストに出てくるコンビニは関係ある?)
キャラ造形、役作りが秀逸で政治色を抜きにして会話劇として見るだけでも楽しめると思います。
緩急の効いたストーリー展開も良くて、終盤のド派手な大騒動は一見の価値ありです。
各家族とも「雨降って地固まる」になったのかな。
お互いの価値観を尊重できる家族になれると良いですね。
土曜ソワレを観劇したのですが、、、
正直観客の入りはかなり悲惨な状態でした。。。
ちょっともったいないなぁ、って感じです。
満足度★★★★★
笑える政治論争
眉間にシワを寄せながら深刻に取り上げるのは他の劇団にまかせておいて、こちらは笑いを伴うゆる〜いアットホームな雰囲気。でも、近い将来あるかもしれない改憲に関する国民投票は、それだけ身近なことがらってことですね。
舞台となった民泊を経営する家族、かなり包容力のある家族ですね。
満足度★★★★★
ジャパコン
すぐに感情移入してしまう私は、民泊経営者夫婦がピンチになる度に「言えよ!言わなくちゃ!!」とじれったい思いにかられていました。めんどくさいけどどこか温かい、家族とか親戚とか。我が家でこんな会話になったらどうしよう。でも、本当はちゃんと考えなくちゃ行けないんだよね。とは思いつつ、大笑いしてしまいました。多くの人に気楽に笑いに行ってほしい舞台です。
満足度★★★★★
考えてしまう事、考えるべき事
面倒な親戚づきあい、自分の知らない子供の姿・思考。切実に考えてしまいました。言いたいけど、言えない。迷惑だと思っていても、それを口に出す事も出来ない。実に“有り”です。また、見えているようで見えていない子供の考えや行動、これも母には切実に思うところ“有り”です。とても近い部分に複雑な、そして同調する想いがありました。そして憲法、これは本当に考えるべきことなのでしょう。何が良くて何が悪いのか、答えの出ない話なのかもしれないけれど、考えるべきことなのだと、曖昧に考えていた自分にぶつけられたように感じました。ぜひ多くの人に考えて欲しい舞台だと思います。・・・・・と言っても決して重い話ではないです!テンポ良く、親子喧嘩のシーンもなかなか迫力で楽しい舞台でもあります。
おもしろく!学べて!涙する!
発チャリT企画作品でした。
憲法が題材というと難しいのかな?という印象がありますが、一般の生活の中で描くことで自分たちの生活と隣り合わせで考えられます。
難しいことは全くなく、こんな家族の会話あるよな…って感じ。
そして、要所要所に笑ってしまうセリフや演技が詰まっているので気楽に観られるのに大切な宿題をもらった感じ。
憲法を変えることに賛成か、反対か。歴史から学ぼうとしてもその解釈すらみんなが違う。そんな社会の現状を分かりやすくまとめてくれている作品。そして、憲法だけでなく、オリンピック、家族間、LGBTなど様々な“現実”を問題提起されているような。
とにかくおもしろおかしく観て、自分の考えを新たにできる作品。
役者のみなさんのお芝居も素晴らしい!全力投球!!
ぜひ多くの人に観に行っていただきたい!!