泣けない二人に、快晴(ピーカン)の空が笑った! 公演情報 泣けない二人に、快晴(ピーカン)の空が笑った!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    色々な想いが
    田舎の写真館を中心に、
    色々な心情を抱えた登場人物たちが、
    それぞれの想いを抱え、
    最終的には「心」がつながっていく様子に
    感動しました。

    もはや「想い出」の中でしか出会う事ができない人、
    かけがえのない人を失った人たちの物語は、
    観客の琴線を刺激しまくったのか、
    客席の至る所から鼻をすする音が聴こえまくっていました(笑)
    涙あり、笑いあり、
    素敵な物語、ありがとうございました!

  • 満足度★★★★★

    題名の意味に納得。
    全編に溢れる長崎の方言が心地よく、2時間があっという間だった。息子に対して不器用な父親五郎と、自分の父親を重ね合わせながら、しんみりとした気分で観た。主人公健太の少年時代の、亡き兄邦宏との回想シーンに何とも言えない温かさを感じた。おせっかいやきの隣人達とのドタバタも楽しく、今回もTSTらしい良質の舞台だった。

  • 満足度★★★★

    丁寧な作品作り
    父と息子の話。その息子が主人公。母親は彼が生まれた日に亡くなりました。そして小学校の頃、兄が大好きだった。でも既に他界しています。その兄の野球での活躍から物語が始まりました。特に、大きな事件が起こるわけではありません、しかし日々の生活を描きながら、最後に山場が訪れます。私の周りでは、すすり泣く声があちこちで。丁寧な作品作り。これからも楽しみにしています。

  • 満足度★★★

    ♡ウォーミング
    大事な人を二人も亡くしてしまっって臆病になってる父の気持ちもわからなくはないがやはり子供は親の愛情を感じたいものですよね。私も親からの愛情を受けてないと感じてた頃があったので息子の気持ちに何となく共感してしまいました。でも父親の「ばかたれ!」の一言に愛情が詰まっているのが感じられちょいとうるうる。テンポも良く楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    感動します
    ストーリーテラーさんの公演は感動できる公演が多いですが、今回の作品は特に良い作品でした。休憩無しの公演としては少し長めでしたが、長さを感じさせないほど引き込まれました。
    亡き作家の遠藤周作さんの作品のどこかに、「亡き人が焼かれていく煙が上がっていく空は何故か晴天」といった場面があったように記憶しているのですが、そんなことも思い出した私でした。
    演技はもちろん皆さん良かったですが、今回は石塚さんが光っていました。
    ひとつだけ、仙崎さん。カーテンコールでは笑いましょうよ(笑)

  • 満足度★★★★★

    その長い時間に浸っていたい
    少々長い舞台だった。しかし、その温かいぬくもりのようなものにずっと包まれていたい舞台でもあった。愛情一途な人たちばかり、なんてやさしい想いばかりなのだろう。その中で父と子は不器用に生きていた。控えめな父の心が明かされ、その想いが溢れ出す瞬間に感動、いやいや、共鳴した。ホントはね、言葉にすることは大事だけど、子供のうちに抱きしめる事はもっと大事なのだと母は思います。

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