Unbreakable-アンブレイカブル 公演情報 Unbreakable-アンブレイカブル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-18件 / 18件中
  • 満足度★★★★

    試行錯誤?
    人智の及ばないコト=神の仕業、のもとでの設定&ストーリー展開は面白い着眼点だと思いました。ただ、前作までのシリーズが終わり、新たなシリーズを感じさせてはいましたが、シリアスと笑いのバランスや、主人公が天使なのもありますが方向性を試行錯誤しているのかな!?とも感じました。回を重ねるほどに完成度も上がっていくと思うので次作以降も期待しています

  • 満足度★★★★★

    おもしろい
    非常に面白かった。
    幻想的でかつアクションありの面白さありの
    また、長ーいセリフも特徴的でとてもすごさがあった。

  • 満足度★★★★★

    後味
    出演者11人、 ステージは狭い。なのに、この舞台の世界は大きい。緻密に計算された脚本はベースがしっかり作られている。見えないはずのものまで、そこに存在しているような、錯覚さえ感じさせる(もちろん出演者のしっかりした演技あってだが)。空間に限りを作らない作品だと思う。前作に比べ、笑いネタが多く、少々当て外れの気分もあったが、後半はどんどん絞まって来て、見応えのあるものとなった。何より思い返したときの後味がいい。次回作も期待したい。


  • 満足度★★★★

    壮大な話
    パンフに「この作品はあからさまにフィクションです」との注釈が・・・、切実感があるのは、現在の日本が抱える発電エネルギーを確保するため、そのあり方を模索する姿が見て取れるからだろう。
    その現実に天使というファンタジー性を持たせ、リアリティ感を和らげている。

    それでも本公演は、壮大な人類の未来への考察を描いた叙情詩のように見えるのは自分だけだろうか。

    ネタバレBOX

    本公演によれば、洪水は 「天界」に背いて降臨した堕天使(グリゴリ)を殲滅する目的で行われたという。
    そのグリゴリは人間の娘と交わり子を宿すだけでなく、魔術の恩恵で人間界を豊かにした。その一方、富をめぐる争いが生じ、貧困・飢餓が生まれた。

    また人間には御せないエネルギー創性技術(ネフィリム)までもその魔術に含まれていた。ここにグリゴリを抹殺する暗殺天使が送り込まれ戦いが始まる、というもの。

    ダークファンタジーという謳いは大げさではない。しかし、芝居中で脱力するような場面もあるが、洒落だろうか。
    ダークを貫いた方が良かったと思う。2時間を超える公演は観客が飽きる?ということへの配慮・サービスであれば不要である。

    脚本に込められた力・メッセージは、いかにフィクションと力説しても現在の日本を見てしまう。その想像性を掻き立てるに十分な演出もしている。

    そして、役者はその脚本の持つ意味、演出の絶妙な効果(例えば、ポスト・レコーディングなど)を十分伝えてくれた。芝居の全体的なレベルは高く、秀作だと思う。

    今後の公演にも期待しております。
  • 満足度★★★★

    観劇の感想です.
    初見です.
    お話の内容が面白そうなので楽しみにしていきました!
    ストレートにかっこいい!!かっこいいと思われることをストレートに演じてしまう。少し漫画的な感じもしましたが、香港映画のような熱さを感じました.俳優さんが表現力があるから出来る技なのだと思いました.劇団歴が長くてすごいなと思いました.自分たちの世界を作ってしまえるなんてすばらしいです.
    お話の後半で少しまったりする間があったのが少し残念です。

  • 満足度★★

    好みじゃなかった
    原発を真正面から取り上げて現実的な話にするかあるいは原発は無視(連想させることもせず)してのファンタジーにするかのどちらかにすべきだったろう。恐らくは後者の芝居をやりたかったのだろうから原発や洪水を扱うべきではなかった。かなりフィクションであることをうたっていたがこれを観る人であの津波や原発問題を思い起こさない人はいないはずだし、ではこの芝居においてそれらを思い起こさせる必要があったのかというとそれもないはず。ゆえに何をどうしたいのかが曖昧模糊となった。聖書とか神話とかのめんどくさい話もそれが本当の事かどうかもどうでもよくただめんどくさいだけだったし、笑いがいちいち古くさく(タッチなんて今の若い人は知らないのでは?)白けるばかりだった。(正反対の感想もあるようなのでやはり好みの問題なのだろうが・・・。)笑いなんか一切なくしてスタイリッシュでかっこいいハードボイルドに徹してくれたら評価も少しは変わったかもしれない。

  • 満足度★★★★★

    渾身の問題作!!
    魔法の世界のファンタジー。ライトノベル!?

    かと思いきや…

    ファンタジーの皮を被った、シビアな風刺劇でした!

    いや、このテーマを世に問うためには、ファンタジーの体裁が必要だったのか。

    さらに、必要以上にちりばめられたオヤジギャグ(笑)

    だって、オヤジが主人公だもん。
    オヤジギャグとダサかっこよさはデフォでしょ!

    あ、オヤジギャグと書いたが、その笑いのセンスはかなり秀逸。
    全てのギャグが笑えるし愛おしい(笑)

    今回は若者ターゲットのただのファンタジーではなく、大人のダークな社会派ファンタジー。

    そして、せつなくて泣ける物語!!

    見事なエンターテイメントとして仕上げた、渾身の問題作でした。

    演劇人としては、こう言う作品こそ支持したいものです。

  • 満足度★★★★★

    リピート
    今回は開場時間ちょい前に来て、前から4列目ど真ん中の席をゲット(前回は最前列の端の方)。
    リピート観劇してきました。

    初回の時には台詞を言っている役者さんを必死に追っている(視野狭い)状態でしたが、今回は心に少し余裕がある分落ち着いて観られたこと、座席も舞台全体が見渡せたこともあり、より一層楽しめました。
    台詞を言わない時にもメインの役者さんが喋ってる傍らで他の方々が演じていることに気付いたりも。
    リピートしてよかったです。

    ネタバレBOX

    早坂さんの一人芝居、初回と全く違うネタでびっくりしました、、、
    何パターンあるのか、大変気になります。


  • 満足度★★★★

    面白かったです。
    小劇場で初めて観ましたが、とても楽しめました。コメディ要素も強く、個人的には大好きです。
    ただパイプ椅子が硬く、後半はおしりの痛みで集中出来ませんでした。次回は座布団を持っていこうと思います。

  • 満足度★★★★

    待望の新シリーズ始動!
    いや~いかにもBö-tanzらしい世界観のダーク・ファンタジー。のめり込んでしまいますね。ファンタジーということで前作よりも話がスケールアップして、今後の展開に目が離せません。相変わらずの膨大なセリフに役者さんは噛んでるし、ドン引き(?)オヤジギャクも健在。こんなところも大好きです。

  • 満足度★★★★

    ならではの芝居!
    台詞は以前より少しスピードを抑えていて聞きやすく、一癖二癖ある登場人物は個性的で面白かった。
    高橋さんはサングラス外すとそんなワルの顔ではないんですね(笑)!
    あからさまにすべてがフィクションというBö-tanzらしさが出ていて良かったのですが、”七つの大罪、プライド”と比べるとイメージがしにくかったです。
    理由は本題にはいるまでのコント的な話が多いこと、幻想世界の用語がイメージしづらいこと、楓とアルマの顔が似すぎていて頭が切り替わらないこと(双子の姉妹だから当然で言いにくいのだが)。
    スクリーンは前回より大きくなり見やすくなっていましたが、”天使の羽”の映写はとても良いのですが、それ以外は印象が薄いので更にもう一工夫あるといいですね。

    ネタバレBOX

    今回は、はなださんメインの芝居ですが、天使とも思えないいわくつきの男3人(笑)がそれぞれ中心人物になるようです。次回は樋村役の木村さん、その次は棚橋役の高橋さん。続編パワーアップ楽しみにしています。
  • 満足度★★★★★

    現代の悪
     ギリシャ神話に登場する創世神ウラヌス、その息子で父の秘所を金剛(今作ではアマダス)の斧で切り取り海に投じたクロノス、旧約聖書偽典“エノク書”などを下敷きに、グリゴリ(地上を見張る為に使わされた天使達200人だが、人間の女と結婚することを選び、為に堕天使となった。彼らは人間には、禁じられていた技術や化粧を教えた。これが原因で男は闘うようになり、女は媚びを売るようになって、地上は退廃したという)や、ネフィリム{神(今作ではグリゴリ)と人の間に生まれた巨人、身長は1350mあったという}、グリゴリを狩る為に使わされた4人の天使達の織りなす一大スペクタクル。天使が人間を愛し、子を為したからと言って、それが罪か? とのグリゴリ達の問いは、痛切。無論、本作内容は、上記のようなうわっつらだけでは無い。(体力限界なので、1行か2行本質的なヒント追記)

    ネタバレBOX

     IAEAとWHOは協定を結んでいて、核が関係すると疑われる健康被害に関しては、WHOは、IAEAの言う事に逆らえないんだよね。(コリッチの読者にまさか、IAEAやWHOが何を意味するか分からない人はいないよね。無論、まじめにそんなこと思っていないから安心? してね。 と言われてるのは、どういう意味か分かってなかった人は、考えてね)一応、説明しておくと、IAEAは国際原子力機関。WHOは世界保健機構だよね。で、IAEAは、核、殊にアメリカの核戦略体制を優位に進める為に「世界」(「」がついていることに注意)各国への軍事的核の拡散防止と、「平和利用」(「」の意味を考えよ)原発推進を両立させる為に作られた組織と言っていいよね。他にも多々あるのだけれど、本日、これまで。調べたい人は自分で調べてみてちょ。英語以外に、フランス語文献、ロシア語文献などがあるにゃ。自分はロシア語は読めないので直接あたっていないけどにゃ。翻訳で読んでいる。
     まあ、今作を神話形式にせざるを得ない背景は、このヒントをキチンと追うだけの能力があれば、自ずと見えてくるよ。も一つだけヒント。エートスプロジェクトのチェルノブイリと福島を調べてごらん。その上で、ホントに科学的な知見を比べて見ると良いにゃ。世界の為政者共の狂気が分かるハズだから。一応、参考書。「国際原子力村」合同出版、「調査報告 チェルノブイリ被害の全貌」岩波書店など日本語で読めるものを挙げておく。それと、核物理学に関しても、京大の小出さんの本は読んでおくべきだろうにゃ。この程度は最低限、今作を理解する為に調べるべし。これ常識!
  • 満足度★★★★

    見事な世界観
    まず、見事な世界観と惹きこまれるストーリーでした。当日パンプも凝っていて観劇前から期待が高まりました。
    公演中なので、以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    舞台ですが、映像を上手く多用し、神話をモチーフにした世界観は大変魅力的でした。音楽も良く、良い意味で映画をみているような感じもあります。
    随所に、ベタな笑いを取り入れコメディ要素もありますが、一言でいうと
    「カッコイイ」舞台でした。
    天使は、勧善懲悪ではなく、グリゴリの方にも感情移入できるような感じがとても良いです。
    ダーク・ファンタジーな部分は、日本では残念ながら日常的になってしまったようなダーク感でしょうか。

    続編につながる終わり方で、次回以降も楽しみです。
    ただ、亡くなってしまった早坂さんのマリオ一人芝居やタミエさんの哀愁感が観れなそうなのは残念です。


    最後に、フィクションとありますが、明らかにあの震災を思い出す演出はどうかとも思いました。近くで観劇していた人が東北出身の方のようで、観ていて気分が悪いと、おっしゃっていたので。これだけの世界観を出せるのですから、その辺を考慮して違う形でも同様の演出は出来たのではないでしょうか。
    素晴らしい演技力の役者さん達と見事に映像を駆使した舞台なのですから。


  • 満足度★★★★

    ダーク?
    想像していたほどダークではなかったけど、いかにもボータンツらしい演出と小気味良いストーリー展開は、期待を裏切らなかった。ま、若干だけど力技的な部分(昭和の笑い!?)もあったけど、それはそれでなんとか成立していたので、2時間10分の上演時間がまったく気にならなかったのはスゴい。しかもあの劇場は折りたたみイスだったというのに!

  • 満足度★★★★★

    続編、楽しみにしてます!
    観てきました。
    興奮冷めやらぬうちに書き込み。

    開演20分前に現地着。
    客席の大部分が埋まっていて、スタッフの方にご案内いただいたのが最前列(ドキドキ)。

    息づかいが聞こえてくる臨場感。
    2時間10分。笑って、ドキドキして、泣いているうちに文字通りあっという間に幕が。

    続編、ものすごく楽しみにしてます!
    &千秋楽の日にリピートします!
    :*:・(*´ω`pq゛

    ネタバレBOX

    終盤、涙ボロボロでした。。。
    天使もグリゴリも魅力的で、どっちも応援したくなる。
    ファンタジーなのに説得力があってリアル。

    おいちゃん3人組の暴走(トクホとか)、早坂さんのスイッチ(みなみちゃん)、恥じらう楓ちゃん(壬生さんとの掛け合い)など、笑いも多々。
    コミカルなシーンも大好きです。

    かっこよかった!
    面白かった!
    可愛かった!
    切なかった、、、

    ・・・色々な感情が入り混じってうまく言い表せませんが、観られてよかったです。楽しませていただきました。
    続きが早くも待ち遠しいです。



  • 満足度★★★★

    はなださん滑舌レロレロだなぁ^^;
    まずは,とにかく面白かった。最初からストーリーに入っていけて,最後まで2時間10分を長いとも感じさせず,観劇できる。物語は,この劇団らしいダークファンタジーである。そして・・・そうかぁ,これもシリーズものになるのかぁ。もちろん次回作も期待しちゃうけど,七つの大罪シリーズはホント完成していたからなぁ,あれを超えるのはかなりしんどいだろうなぁ。でも,七つの大罪も回を重ねるごとに物語が膨らんで面白くなっていったんだろうし,とすると,やっぱり観に行くしかないよね。

  • 満足度★★★★

    おやじ、かわいい(^^)
    初めて見た演劇レーベルBö-tanzの舞台である。

    北欧神話やキリスト教などが暗喩として使われているのに、実際の流れは比喩でもなんでもなくしつこいくらいの説明がこれでもかこれでもか、と続く。
    しかし、その説明がおもしろくて笑えるのがすごいなあ、と感心してしまった。
    私は基本的に短い芝居がすきなのだけど(休憩なしで90分くらいがベスト)、長さを感じさせなかったのはすごいなー、と思った。

    主人公である3人のおっさんたち、暑苦しいし、自意識がうっとおしいし、だけど、かわいく見えてくる。

    ネタバレBOX

    ファンタジー色の強い舞台なのかと思いきや、あつくるしいおっさん満載の舞台だった。
    女優さんも出てくるのだが、女のオヤジみたいな感じもあって、私的にはすごく好ましかった。

    トータルとしてまったくこちらに想像の余地を与えないしつこいくらい、台詞や映像による説明が満載なんだが、それがマイナスに働かず、おもしろいところが多分この劇団の持ち味なのだろう。

    ヒロインである早坂の一人芝居と元セクハラ准教授のツッコミは私のつぼに入ってしまって、バカ受けしてしまった。
    一人で観劇したので、このおかしさを身近で分かち合えないのが残念である。
  • 観てきました。
    内容が、音響が派手に鳴り響いて映像もばんばん使うものだったので、もっとダンスや殺陣などがあればかっこよさが増すなあと思いました^_^
    使ってる曲はどれもかっこよかったので、次回作があればそこに期待したいです!

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