ツヤマジケン 公演情報 ツヤマジケン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-15件 / 15件中
  • 20140705
    (^・ェ・^)

  • 満足度★★★★

    ダークな「櫻の園」?(笑)
    女子高演劇部の合宿で起こる惨劇!(?)
    …と言えなくもないが、殺戮はラスト2-3分(?)に限定され、大半は部内(+α)の人間関係。
    最初はコミカルですらあるのが次第にドロドロしてくるのはいかにも日本のラジオ(笑)。
    また、女子高演劇部ということで“ダークな「櫻の園」”なオモムキも。

  • 満足度★★★

    いいねぇ
    内容は肌に合わないけれど、女性キャストが華やかなので十分溜飲は下がるのである。ベストアクトだと思ったのは、吉岡そんれいだが。

  • 満足度★★★★

    みてきた
    坂本鈴さんがセーラー服着たら風鈴のようにさわやかになるのかと期待してたらあんな惨状でした。
    バラエティにとんだキャラクターで、特に部長さんの変容ぶり。

  • 満足度★★★

    一気に落とされました。
    序盤は、だめ教師にイライラさせられ
    女子たちの密かな行動に可笑しさもあって
    だけど、隅っこには常に不確かな怖さも居て
    乾いた空気管の中、淡々と展開されていくと
    突然に死の火蓋が切って落とされ
    寒気がする位い急に悲劇に変わっていく
    最後はここまで綺麗に掃除されちゃうと
    なぜかスッキリしてしまうのが不思議でした。
    ただ、なぜ彼女が選ばれたのかなぁ?
    考えちゃいけない事がなにか引っかかるのでした。

  • 満足度★★★★

    後味悪いけど癖になる
    観劇直後の感想は「一発で全部分からせるつもりがないのか、かなり難しい作りだな」で、観劇後軽く呑んでたら、少し間を置いてジワジワきた。物語が頭の中でつながってくる。あ、そういうことか。。。が連発。後味悪いけど癖になるタイプ。

    ネタバレBOX

    三澤さきが良かった。真っすぐで、鈍感装った繊細さ。自分の感情に制限かけて、どこか諦めているようにもみえる。いろんな側面を、浅めに表現していながら、観客にしっかりと印象を残してくれる。掴みきれていないかもしれないという感覚が凄く魅力的。

    レベッカの狡さや残酷さ、福満瑠美の純情、坂本鈴の駄目っぷり、るんげの嫌味な優越感、しまおみほと松本みゆきコンビの駆け引き。みんな女の子ならではと思われる特徴を発揮していてそれぞれ印象に残っている。
  • 満足度★★★★★

    全員が個性的
    女子校に対する思い入れや憧れがあってのことだと思いました。

    ネタバレBOX

    女子校演劇部の夏合宿において、先生と生徒、生徒同士の恋愛、疑似恋愛のもつれなどから起きた複合大量殺人事件。

    真面目だと思っていた施設管理人が密かに毒草や大麻を栽培していたことも一つの要因でした。

    とにかく全員が個性的。多くの女子高生が登場するため、上ジャージとか下ジャージ、大きいキノコ頭とか小さいキノコ頭など外見でも特徴付け、個人や仲良しグループを分かり易くしてくれる配慮があり助かりました。

    それにしてもそこまでかというくらいの疑似恋愛、疑似恋愛による嫉妬オンパレードでした。顧問の先生役を演じた吉岡そんれいさんのやる気のなさはお見事でした。現代社会をデフォルメして描く面白さに満足しました。
  • 満足度★★★★

    好きですよ
    ゆるふわと猟奇の混ざり合い。なかなか面白かったです。わりと好きなタイプの演劇だし手応えもありましたが、もっと面白く出来るんじゃないかというもったいなさも感じました。

    ネタバレBOX

    客席をL字に配置するのであれば、あの場面はこっちから観たい。この場面は向こう側から観たいと思わせる明確な工夫が必要だと思いました。
    奥側(ロビーから遠い方)に座りましたが、どうみても舞台を横から観てる様にしか観えなくて「こっち側に座ったの失敗!」というガッカリ感が強く残りました。

    冷房ですが、一枚羽織っていても肌寒いを通り越して寒かったです。
    まあ、この時期の暑い寒いはよくあることなんですけどね。
  • 満足度★★★★

    心理ホラー
    「津山三十人殺し」をベースにした全滅系ゆるふわパラノイアック百合演劇という事で、気になり急遽観に行ったが、全然ゆるふわではなく、女子高生同士の心理ホラー作品という印象。
    登場人物がそれぞれキャラ立ちしており、演じている役者さんもお見事でした。

    ネタバレBOX

    前半で各女子高生の人間関係や性格が描かれ、後半でそれぞれの狂気が暴走していく。「秘密」や「友達」と言う言葉で他者とのつながりを求めていて、
    嫌な部分が強調されているが、誰しもが少なからず持っている自然な感情だと思う。ラストシーンは、何パターンか想像できる終わり方で、途中の伏線もそれぞれいくつか考えられる感じ。
    私的には、最後の銃声が10発でしたので、撃った人も含めて登場人物全て全滅かなと。
  • 満足度★★★★★

    無題1157(14-205)
    19:00の回(曇)。18:15受付、18:31開場、18:57前説(95分)、2回目です。

    どうしてももう一度「ジャージ組」を観たくてやってきました。初日に台本を購入しているので斜め読み、「事件」についてウィキペディアで復習。

    福満さんは「劇団鋼鉄村松」、三澤さん「遺作(2013/8@RAFT)」...「想い出パレット(2010/12@ラビネスト」や「ローヤの休日(2011/3@王子)」にも名前が...

    今夜は関村さんがゲストのアフタートーク。

  • 満足度

    キャストはいいけど...
    話が茫漠としすぎていて、まったく楽しめませんでした。

    また、その背景説明が粗いため、田舎の宿泊施設へ部活合宿に来た女子校生徒達のネトついた人間関係にもまるで興味が湧かず、したがって百合演劇としてもまるで楽しめませんでした。

    とてもとても長く感じられた約95分でした。

    ネタバレBOX

    女子高生のグループ同士が宿泊所内でニアミスしてはバラけ、ニアミスしてはバラけ、その繰り返しでなかなか話が進展せずにイライラさせられました。

    宿にたどり着けなかった城戸という女生徒がなぜ一行からはぐれたのか、はぐれてどうなったのか、殺される宿の管理人がなぜ有毒植物を育てていたのか、いろんな謎が最後まで明かされずじまいなのにもイライラ。

    謎なんて、あらかた解明されながらもなお不明な部分が残るからこそ面白いのであって、最後まで完全に謎のままじゃあ面白くもなんともない。

    事程左様に、いろいろと難の目立つ舞台でした。

    演劇部合宿の話ということで、ライトなど舞台用機材が積まれただけの素舞台で演技が行われたことも、舞台美術好きとしては残念。
    大がかりなセットを組まないまでも、何かしら美術上のひと工夫を凝らして欲しかった。
  • 満足度★★★★★

    ゆるふわ
    ・・と思いきや。

    日本の演劇もこんなところまで来たんだなぁ・・

    ある意味凄く日本的かもしれない。

    非常に複雑な脚本だが、女優へのあて書きかもしれない。

    つまり一期一会。

    ネタバレBOX

    最後はガンツ。

    出てくる女性がみんな友達であり恋人であり敵であり霧。

    対して出てくる男性は3人だが、うち二人は典型的な単純な男性。
    二面しかないという意味で。

    残る一人だけが、霧の中の寂しい殺人者。
    夜が明けたらおそらくもうこの世にはいない。

    登場人物はすべて、打ち解けたようでいて誰にも心を開いていない。

    それを孤独と言うのか。

    夜が更けるごとに女性たちは徐々に姿をかえ始める。夜叉のように。
    「友達」とお互いを呼びながら、至る所で嫉妬の炎が燃える。

    自分の恋が叶わなくても、
    相手を墓場まで自分に縛り付ける秘密がほしい。

    男性が何も考えずに「好き」と言うところの単語は舞台上では全く
    発せられることは無く、
    代わりにLOVELESS的な相手を拘束しようとする単語が矢のように飛び交う。

    相手の一挙手一投足を、自分の感情を押し殺しながら冷静に観察しながら、
    弱みを見せると直ちに襲い掛かる姿には容赦がない。

    この女子らの言葉による野蛮で無慈悲な応酬を見ると、
    隠れた殺人者の方が余程紳士に見える。

    ラストがまた非常に興味深い。

    銃声と思われる音が10回。
    舞台に舞い戻るのは女子高生一人。

    最後に生き残ったのは殺人者なのか、女子高生なのか?
    銃声=死者の数だとするとどちらかが生き残ったはずだ。
    この子が生まれ変わったらこうなりたいと思った姿なのか、実際の生きている姿なのか。
    たぶん前者なんだろうなぁと思いながら、殺人者は姿を現さないので後者と言えないことも無い気が。

    でもまぁそんなことどうでも良いのかも。
    人生は霧。
  • 満足度★★★★

    城戸、演劇部やめるってよ
    女子高生版津山三十人殺しということだったので、いじめられっ子がクラスメイトを殺しまくる、アウトレイジとバトルロワイヤルを足して2で割ったような感じかと思ったら、現代劇なのに都井睦雄もちゃんと出てくる意外な展開でちょっと驚きました。

  • 満足度★★★★

    無題1153(14-201)
    20:00の回(曇、雲の色が濃い)。19:15受付(整理券あり)、19:31開場、L字の客席(パイプ椅子、各3列)、そこかしこに舞台装置、部材、工具、脚立、照明はほとんど外したのか一か所にまとめて。客入時BGMなし、95分との案内。
    20:00前説...ここから歪んだ世界に誘い込まれてたことに気づくのは少しあとのこと、21:35終演。

    横手さんのお名前があったので観に来ました。「ユメミルヘヤ(2012/5@RAFT」からで3作目になります。「説明」にある「津山三十人殺し」については「十七戦地」の「獣のための倫理学」を観て少し知っている程度。

    当パンの配役図がよくできていてわかりやすい(上ジャージ、下ジャージ...そのもの)。

    「限定パンフ付」にしたところ、豪華写真集と台本のセットでした。
    津山事件にまるまる沿っているいるのではないものの、気がつかないうちににじみ出てくる狂気がS.E.などないなかで演じられました。

    ジャージ組の三澤さん、西山さんのまったく異なる性格設定がとても面白かったです。

    横手さんはずっとすわり通しで、表情を変えないながらも不気味。

    ネタバレBOX

    いろいろ雑記

    で、動機は何だったのかな…と思う、劇中、特に語られることはなくジャージ組以外は死んじゃったのでしょうかね…。

    外からの殺戮者、内側からのどす黒い意思、「城戸」さんはなぜターゲットになったのか、二人いたと言ってなかったかな?

    葉は大麻あたりか、この施設で栽培して、さばいたりもするんだろう。本筋とどう絡むのか。

    都井は何をやらかしたのか、何十人だと、周囲は大騒ぎじゃないのか。

  • 満足度★★★★★

    アングラアングラ!
    ばっちりアンダーグラウンド。
    こういうの凄い久しぶりかもしれない。
    そして面白かった。


    ちなみに「女子高生」「津山事件」程度のキーワードだけ頭にある状態でかなり新鮮に観れたので観る可能性があるかたは極力、情報を入れない方が良い、と自分は思う。

    ネタバレBOX

    「女子高生」「津山事件」って言ったら出落ちと言えるくらい展開読めるけど大丈夫?
    って思いながら行ってるのですが、やられた。

    時間一杯使って殺し合いするんでしょって思うじゃないですか!

    え、このペースで全員死ねるの?
    って途中、身も蓋もない事を考えながら観ていました。


    女子高生っぷりが面白い。
    皆さん、お幾つですか、と疑問に思うぐらい女子高生でした。
    女子高生どころか何年生なのかも自然に映ったので素晴らしいのでないかと。
    ちなみにパンフ買ってきてバスの中で広げて見ようと思ったのですが、女子高生の写真集状態なので如何わしさが半端なく、そっと閉じましたヽ('ー`)ノ

    あーここも王子小劇場なのか、と思うほど、使う団体によって印象が変わるのが良い。
    そしてどこも使い方が面白いんですよねー。
    こちらは、見えないとこでも声だけで芝居して、おっと思った。
    冒頭でそう思えて、そこから引き込まれたんだろうなー。

    また客に耳を傾けさせるぼそぼそとした話し方、良かった。
    ぎりぎり届く声量でもあんな風にやればありなんだなー!


    なかなかぞわぞわ来る物があった。
    ただ単純に人が死んでるからとかではなく、人の何気ない狂気と言うか。

    最後の暗転の時、「あ、今、これ客席に殺されにかかったら笑える」
    とかわけの分からない事を考えていました。
    あの暗転は怖かった。
    これは明らかに自分が狂っていますかねヽ('ー`)ノ


    ちなみに、観劇直後、の自分のツイート↓
    。。やばいな。


    日本のラジオ「ツヤマジケン」
    面白かった。これは感想を書くわけにはいかないので関係ないことを。
    そのうち、暗転中に客を殺しちゃうとこが出てくるんじゃないか。
    そしたら苦笑いしながら殺されるしかない。

    と言う妄想を抱いたヽ('ー`)ノ

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