泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら) 公演情報 泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-20件 / 21件中
  • 満足度★★★★

    メタフィクション好きにはたまらない
    虚構と現実がない交ぜになりクラインの壺の如くシームレスに繋がってさらに入れ子を成す構造がメタフィクション好きにはたまらない。
    公演会場である「おぼんろ博物館」が既に虚構取り混ぜたものであるのに、その博物館が劇中の舞台という設定からアッパレ!
    また、以前の「幻の公演」を劇中劇として上演してくれるのも嬉しかった。

  • ファンのための感謝デー
    みたいでした。内輪ネタ多し。

  • 満足度★★★★★

    芝居以外でも楽しめる。
    おぼんろ博物館とはよく言ったものだ。芸術劇場のアトリエを使っての公演。いや公演というのだろうか?フォログラム映像?ただの公演を見に行くというスタイルではこの出し物の楽しさを存分に理解はできなかったのではないだろうか?まわりの展示品を見て、そこから、物語が生まれていく。展示品の説明文がこれまた笑いを誘う。おぼんろという団体は本当に、ただの演劇ではないのだな。観劇する側の人間が、自ら楽しみに行くことによって、さらなる楽しみを提供してくれるのだ。斜に構えていたら、せっかく体感する時間が勿体ない。凝り固まった頭をほぐし、素直に感じることが一番なのかもしない。

  • 江古田での余韻に引きずられて、
    夢見るフィーユという作品については、江古田での公演スタイルが私的には好みでした。しかしながら池袋芸劇で行われた、劇団のプロモーション的な今回の公演もまた、それなりに楽しめました。

  • 満足度★★★

    お試し版みたいな感じですかな
    ”おぼんろ”の紹介というか、お披露目版といったものですかね。
    広く知ってもらおう、知ってる人にはより深くって感じでしたかな。
    まぁライト”おぼんろ”劇場かな

    16:50の回 (1時間)観劇です

    ネタバレBOX

    無料公演でした→周囲の壁には過去の作品の関係物が展示してあり、
    その時の状況などが1ページほどのコメント紹介で共に貼ってありました。
    ”おぼんろ”知ってる人は割りと素直に入っていましたが、
    知らない方々には敷居の高かったようで、
    周囲から遠巻きに眺めてるカップルの、
    そーいった会話などが聞き取れました。
    (せっかくのメジャーな場所での宣伝方法はもっと工夫が必要であったのでは?)(過去にみた”ヒツジ”のように会場中央での無料公演にした方がより効果的だった気がしますです)

    内容は未来に設定してある世界で、
    戦争の爆撃・砲撃の中で”おぼんろ”の博物館に避難した人に、
    過去の”おぼんろ”を紹介するという設定でありました。
    進行は館長である老人が、交霊術で館内にいた人に”おぼんろ”主宰である末原拓馬を降臨させて芝居を観客と化した爆撃避難民に見せようとします。
    見事降臨に成功し他のメンバーも仕舞っていたアンドロイドに憑依させて、芝居をしてくれます。老人は感極まりますが、実は老人もメンバーの一人だったサヒガシさんとわかる→サイボーグと化して生き延びていたということでした。
    そしてここまでの話は館内で再現された3Dホログラムえいぞうでありましたという話でありました。(劇中劇は夢の話ですが、「ダークグリーン」の方が出来いいと思うなぁ。)

    全体、小品だったかな。
    場所の生かしたがチト残念でありました。
    展示にしても一般の方も入りやすくする工夫が必要とも感じました。
  • 満足度★★★★★

    芸術劇場ジャックをしていました!
    劇場ではない、アトリエイーストでの公演。隣ではケラ、いとうせいこう、大倉孝二の「ゴドーに待たれながら」 上では三谷幸喜と野田秀樹の「おのれナポレオン」と豪華な顔ぶれ!
    それに負けないほどの、大盛況ぶりでしたね!
    入場は基本無料とのことで、思わず立ち寄って、おぼんろにはまってしまった人もたくさんいたんじゃないでしょうか? 
    おぼんろでこの作品を上演したのは3度目。一度目はなんと屋形船で行われたらしい(残念ながら参加できず)、2度目は1月に30分ミニシアターの祭典まめ芝。今回まめ芝で行われた、ゆめみるふぃーゆ の感覚を持って参加してきましたが、まるで違う作品を見ているようでした。
    夢がみるふぃーゆのように重なる、まめ芝バージョンに さひがしさんが加わる事によって、さらにもう一層みるふぃーゆになっていました!
    今まで参加したおぼんろの作品では笑いがあるシーンはほとんどありませんでしたが、思わず吹いてしまうシーンもちらほら。新しいおぼんろを見ているようでした。
    芝居はもちろん楽しいことは言わずもがなですが、展示の方もとても楽しませていただきました。100年以上先の未来という設定に、諸々の説明書き、天井に映し出されるおぼんろメンバーの動画。何といっても、上演される「ゆめみるふぃーゆ」がホログラム映像という設定が面白い!
    たった1日だけのオープンというのが、とてももったいないです。
    きっと来たくてもこれなかった人がたくさんいるのではないかと思います。
    いつか、またこのようなイベントをやってほしい!と切望します。

  • 満足度★★★

    底が浅い
    ここでの評価は高いのですが。

    ネタバレBOX

    粗筋は多くの方が書きこんでらっしゃいますので割愛します。物語の軸はミルとフィーユの二人の場面だったような気がします。

    博物館にやってきた老人はここで『ゆめみるふぃーゆ』という芝居を観るという劇中劇ですが、その構造は3重になっており、多くの伏線が拡散され終盤では見事に回収されていましたが、主軸となるミルとフィーユの物語の底が浅く、見応えはありませんでした。

    2人の間のファンタジーやフィーユの涙を乾かす役目を担うミルの道程が描かれていたなら、また違ったと思います。あくまで、ここでの老人はミルとフィーユの物語に観客を誘う役割しかありません。だとしたら、その誘った先の物語に脚本の熱量を注ぐべきと感じました。

    それでも40分という短い公演時間で劇中劇を構築させるのは大変なことだとお察しします。次回も頑張ってください。

  • 満足度★★★★★

    魔法
     “おぼんろ”の身軽さ、軽みについて考えながら観た。我らの時代、我らの国で、夢を語ることは、それが真剣であればあるほど、阿保らしいことだ。だが、物語という形式でこの嘘を詩的に、一所懸命に構築することによって、この行為は歌舞くという我らの伝統に繋がり、人々の心の奥底に眠っている大切なものを目覚めさせる。
     身体能力の高さ、選曲のセンス、塵から生まれたダンディな装いの美も見事。更に、間の取り方、当意即妙のアドリブ、観察力とそれをベースにした意表を衝く返答のセンスと軽みは、路上演劇で鍛えた靭さを持つ。組織の力も、温室の穏やかさも借りず、ここ迄やってきた力は本物である。更なる飛躍を期待できる。

    ネタバレBOX

     時は東西内戦も終結した後ではあるが、未だ小競り合いが続くのか、爆撃の音が聞こえる。そこへ地雷を何度も踏み、空爆も受けた老人がやってくる。そんな目に遭いながら、老人は、自分が生きていることをいぶかしむ。然し、彼は自分が誰なのか記憶を失くしている。彼は、おぼんろのファンで自分は生の舞台を観ていないという思いに駆られ、交霊術を用いておぼんろのメンバーを呼び出し、かつての作品を上演して貰う。作品に登場するキャラクターは、ホログラムである。フィーユは、夢を見ている。夢の中で彼は、何か大切なものを失くしてしまった。だが、それが何か分からずに泣いており、当初は、泣いているのが自分だとも気付かない状態であった。一方、ミルはフィーユが大切にしていた人形だが、何百万回かの夢の中に再び現れてフィーユと邂逅し、涙を齎す夢から脱出する為に新たな夢を探しに出掛ける。その過程で彼らは、交霊術を頼んだ、老人と出会うが、彼はサイボーグ化されている為に、百数十年を生き延びて来たのだった。そして、彼がおぼんろに惹きつけられるのは、彼自身がそのメンバーであったことが、分かる。
     無論、これで終わりではない。が、おぼんろの掛ける魔法には、会場で出会って欲しい。
  • 満足度★★★

    不満足
    いくつもの階層のあるストーリーでしたが中途半端でした。

    ネタバレBOX

    アトリエ全体が未来のおぼんろ博物館。しかし、日本では東西戦争が激しく、今や博物館は避難所と化しており、私たち観客はそこに避難してきた避難民という設定でした。そこには立体映像を流す展示品があり、映像を流すと、『泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)』が上演されるのでした。

    おぼんろ博物館で、おぼんろという劇団を懐かしむ老人が、たまたま居合わせた老人や人形たちに末原拓馬、高橋倫平、わかばやしめぐみの三人の役者を降臨させ、『ゆめみるふぃーゆ』という伝説のお芝居をさせます。かつて三人はこの公演中に爆撃を受けて死んだのですが、あの世への帰り際、三人は劇団を懐かしむ老人がこのお芝居に出演していなかったさひがしジュンペイに似ていることに気付きます。そのことを指摘すると、老人も自分がさひがしであることを思い出し、サイボーグとなって長年生き延びていたことを再認識したのでした。

    そう言えば、博物館の外で地雷を踏んでもピンピンしていたはずです、チャンチャン。

    複雑な階層の、今どこを見ているのか混乱するようなストーリーでしたが、ミルはフィーユの見る夢の中にいて、寝れば夢を見ることもあり、いずれまた会えるかもしれないなどという肝心のミルとフィーユの話がつまらなく、全体を中途半端にしてしまいました。
  • 満足度★★★★

    固定概念
    をぶっ壊してくれる舞台だった。

    空間を上手く使っていてお客さんの心を掴んでいたと思います。

    めっちゃパワー溢れてました。

    役者さんの演技がしっかりしていたので観やすかった!!

    照明の使い方が上手かったと思います。

    あっ、大量の小銭を入れた者です(笑)

  • 満足度★★★★

    舞台から温度の高い熱風を送り込むような公演
    「オレたちは、こうなりたい!」と、いつも熱っぽく語る劇団だ。
    しかし、それが嫌みにはならない。
    むしろ「ガンバレ!」と応援したくなる。

    上演時間40分ぐらい。
    料金:投げ銭。

    ネタバレBOX

    今回は、少ないが(それでも日曜日は4回公演!)、ロングランで公演を打ったとしても、毎回毎回、同じ熱いテンションで、「オレたちの舞台! 観てくれ!」と舞台から温度の高い熱風を送り込むような公演を繰り広げる(実際、口に出して言うし・笑)。

    そういう劇団は、そうあるものではない。惰性のように上演を続けているような、大手劇団に爪の垢を煎じて飲ませたいほどの熱意だ。

    たぶん、小劇場の公演に行く観客の多くは、そういうのが好きなんだろうと思う。
    いや、小劇場に限らず、演劇、音楽に限らず、そういうものは観客に伝わるし、それは大切だと思う。

    単なる観客の1人が言うことではないが、「なんでこの、おぼんろという劇団は、観客をも熱くさせ、虜にしてしまうのだろうか」(こりっちの「観てきた」とかを読んで)と思った、他の劇団関係者は、一度観に行くといいと思う。
    確かに、いろいろと稚拙なところはあるとは思うが(失礼!)、得るところ、ヒントはあるのではないかと思うのだ。
    つまり、おぼんろの役者たちだけでなく、そこに集う観客の表情を見て感じることはあると思う。
    そこには、「お手並み拝見」と腕組みして見るなんていう態度では発見できない何かがあると思うのだ。

    路上の一人芝居からスタートし、今までも少人数の観客を前に、とにかく公演回数を重ねながら動員数を増やしてきた劇団であり、観客への接し方がとにかくうまいのだ。

    例えば、観客が座る席の間を役者が駆け回るというスタイルの演劇なのだが、「いろんな場所をキョロキョロ観ると、近所の人と目が合ったりして日本人的にはキマリが悪いと思うので、まず最初に左右前後の人たちと挨拶をしておこう」なんて言う台詞とそのタイミングや、観客に何かを振ったとしても、それを瞬時に自分たちに持っていくタイミングのうまさなど、たぶん同じことを別の劇団でやったとしても、この感じは出ないだろうと思う。
    それはもう、「この! 人たらしっ!」(笑)って言っていいほどだ。

    池袋の東京芸術劇場・シアターイースト脇のアトリエイーストという空間で、「おぼんろ博物館特別展示」と題して、未来の世界にある、おぼんろ博物館という設定で、展示と上演を行った。

    タイトルどおりの内容で、どうやら未来の日本は、東西に分かれて内戦中らしく、かつておぼんろ博物館と呼ばれた廃墟に、避難している人々(観客)がいる。その中に一人の老人が現れ、「おぼんろ」という劇団を一度でいいから観たかった、と言い、末原拓馬を降霊する。

    そんなストーリー。

    まるで詩のような台詞が、いい感じにアングラ感を醸し出す。

    正直、最後の展開(サイボーグ云々)は少々説明的ずきて、窓を開けて海の向こうにある船に行く、というそこまでの、幻想的な展開を壊してしまう。
    つまり、劇中劇(劇中劇中劇?)のおぼんろの演劇のほうはあくまで幻想的で、そして、現代(未来なんだけど)に戻ったときにはその感じで、という切り分けなのだろうが、それでもラストは、おぼんろの演劇を引っ張ったままの、幻想的な雰囲気で終わってほしかったと思うのだ。
    それが、唯一残った、さひがしジュンペイさんが引き継いでいくという、さらに強いラストに結びついたように思う。
    ただ、それは好みの問題で、劇団の未来を示すようなラストも、ちょっといい。

    老人役のさひがしジュンペイさんが、いい感じだった。

    ※星の数は難しい。公演自体は3つなのだが、今回の劇団おぼんろの存在感は4つだったからだ。そんなことどうでもいいとは思うけど、悩んだ。結果、3.5かな(笑)。
  • 満足度★★★

    時間の短さ
     観劇させていただいたので、感想などをば述べさせていただきたいと思います。

    公演に行く以前、この劇団のホームページには、トップの写真にホラー映画に出てきそうな人たちが写っていまして。
    「こんなゾンビみたいな人たちが至近距離を走り回るとは如何なものか」という不安を若干抱えながら会場に着いたのですが、
    白塗りっぷりはゾンビというよりピエロのものでした。
    また、会場もダンボールやいわゆるガラクタなどで製作した品々がたくさん飾ってあったのですが、汚いという印象はあまり受けませんでした。
    歴史の積み重ねを感じさせるものと言うのが正しい気がします。


    肝心の劇の内容はというと、涙がどうとか散々言ってましたが、伝えたいことはよくわかりませんでした。
    本公演ではなく投げ銭公演で40分という短い時間でやる以上は、もう仕方なのないことかもしれませんけれど。


    お金入れる箱は、立って入れられるところに、中身が見えない形で置いてもらえるともっと入れやすいのにと思いました(笑)

  • 満足度★★★★★

    ネホリーとハホリー☆
    (^^)/ 面白かったです! この幻想的な世界観、そして、遊び心とサービス精神☆ これぞ、【朧】(おぼんろ)です♪ 次回の第10回の本公演が、ホントに楽しみです! 観劇日記をブログに書きました。

  • 初おぼんろ。。。
    告知? さすがにおぼんろの本公演を観た事がない自分には???な感じでした。センスは感じられたけど。次回の本公演はぜひ観てみたいと思います。

  • 満足度★★★

    観客と共に作る作品
    ギャラリー空間を未来の博物館に設定して過去の作品をホログラム映画の上映という体裁で演じ、シンプルな設えでファンタスティックな世界観を表現した作品でした。

    少年が夢を見るいう話が入れ子状になった、切なさと希望を感じさせる物語を、4人の役者が客席も含めた空間全体を動き回りながら描いていました。観客に目を閉じるように指示してその間に転換を行ったり、観客に呼び掛けたりと、演じている世界に観客が存在することを前提とした作りが独特でした。
    耽美的な要素のあるファンタジー系の作品では自分に酔っているようなオーバーな演技を見掛けることが多いのですが、この劇団の役者達は熱演の中にも客観的な視線が感じられて、独り善がりな演技になっていないのが良かったです。

    個人的には、観劇において役者との、あるいは観客同士の直接的なコミュニケーションは求めていなくて、物語も好みではなかったのですが、他の劇団にはない素朴で力強い個性をしっかりと打ち出していて、今後の活動がどう展開して行くのか気にさせる魅力がありました。

  • 満足度★★★★

    良し悪し以前に
    まず記憶に残るかどうかをクリアされていました。
    当たり前の様で昨今希少なのではないでしょうか?

    音選びも照明も導いてゆく物語も展示内容に汲み込まれていて、
    予想外のインスタレーション作品を楽しむことができました。

    個人的にですが、熱い想いは聴く者を奮い立たせてもらえたり、
    期待を煽らせてくれますね。今までで最もこころが動かされた
    終演のご挨拶でした。細やかながら応援申し上げます。

    ネタバレBOX

    座席広報の支柱風モニュメントがもしも無かったら・・
    座り芝居を拝見できる位置にさえ座れて居たら・・
    とただただ惜しくなりました。次回以降は早めに参列したいです。
  • 満足度★★★★

    若い人ばっかり。
    「ゆめみるふぃーゆ」は1月に観てるので、どうしようか迷ったのですが会場やら展示物やらに惹かれて2度目の観劇(*゚▽゚*)
    場内の照明も暗めで、あの至近距離ですから、夢現の間を行き来しているような贅沢な空間を楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    ステキ素敵!見なきゃソン!!
    未来の池袋、廃墟となった「おぼんろ博物館」が舞台という設定で、その空間は濃密なおぼんろワールドと化している。
    設定と構成が何とも上手く、セリフのコトバ遊びが楽しい。
    ミルとフィーユの場面では、オバサン思わず泣いちまいましたよ!
    今日一日しかないのが、残念至極。池袋近郊の方は今すぐ東京芸術劇場に急げばまだ間に合う!
    見ないと損する感いっぱいの舞台です。
    リンペイさんのチオビタ見るの忘れた。

  • 満足度★★★★

    嵐を呼ぶ異空間
    殺風景な長方形のアトリエを未来の博物館に仕立てて、“昔々のおぼんろ”を再現する…。
    空間演出の上手さと客を引っ張る巻き込み型は今回も健在。
    そして何と繊細な物語だろう。
    高橋倫平さんが階段を駆け登るシーンの泣きたくなるような切なさ、これが彼の、おぼんろの表現力だと思う。
    いつも衣装のセンスに感心するけど、今度もえらく可愛いのだ。
    フィーユの衣装など、どこかの少年合唱団みたいで少年の純な心を映すよう。
    末原拓馬さんが「目を閉じて5秒後に目を開けてください」と言ったら
    そのとおりにしよう。
    おぼんろの演出に100%乗っかること。
    そうすれば、アトリエイーストは異空間に変わる…。

    ネタバレBOX

    会場入り口では過去の公演の映像をビデオで流している。
    博物館では、舞台衣装やアクセサリー、役者のプロフィールなどが紹介されている。
    「ゴベリンドンの沼」の舞台の熱が蘇るような気がした。

    こういう空間で、ゴベリンドンのリーディング公演なんかやったらどうかしら?
    確かにアクションや身体表現の魅力満載の舞台だけど
    もともとの脚本に力があるのだから、思い切ってコンパクトにして
    役者があの衣装でリーディングするだけでも十分物語は伝わるはず。

    コアなファンだけでなく、「ゴベリンドンの沼」初演を見損ねた人を
    来るべき再演にいざなう呼び水になるような企画があっても良いと思う。
    あの魅力的な台詞と声がまだ耳に残っているし、
    雰囲気の良い空間だったのでそんなことも想像した。

    拓馬さん、終演後客が外へ出てしまってから
    「あっ、お金!!!」と叫んであわてて帽子を持ってロビーで投げ銭を集めて回るという
    主宰らしからぬうっかりぶり、明日はしっかり集金した方が良いと思います。
    老婆の心、老婆心(笑)
  • 満足度★★★★★

    常設展にして欲しいくらい!
    こんな博物館があったら、クチコミでアッと間に大人気になることでしょう!それにしても、今回は彼らの底知れなさに驚きました。一時間もないパフォーマンスだったと言うのに、きっと永遠に忘れないような記憶になりましたプレビューで観ることができてよかったです。明日一日で終わってしまうのが惜しいですが、知人に勧めようと思います。こんなに元気が出る芝居、観ないのは損だと思いました。

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