満足度★★★★★
正道バージョン
海賊ハイジャック版の桃太郎、ダークでショッキングな世界観はこの劇団独特のもので、まだこの劇団の公演は2回目だがすでにヤミツキだ。
暗く陰惨な世界だからこそ、その世界でもがき生きる人間が強烈に心に焼きつくのだ。
満足度★★★★
正道ver
宇野さんの戯曲の美しさが際立っていたのは邪道ver以上。それだけに、その美学・哲学を役者さん達が伝える力が十分でないと、心に届くものが少なくなってしまうのだなと思いました。お疲れなのか、セリフを噛んでる役者さんが何人かいらして、その度に幻想世界から現実に引き戻されてしまう。川添美和さんはその点流石の実力、素敵でした。
満足度★★★★
傑作叙情詩の「正道」バージョン観劇
芝居のみでも十分に内容はわかるのですが、
先に説明での〜常軌を逸した用語解説〜を読んでおいた方が、
より物語にのめり込める事でしょう。
人を喰う鬼のいる”鬼が島”での闇社会抗争!
みたいな話になっていました。
<正道>Ver.と聞きましたが、
結構ダークなファンタジーに仕上がっていました。
(邪道はもっと凄いんでしょうね)
14:05~16:20=2時間15分=本編に
16:25~16:50のアフターイベント(久仁男イベント)付きの回でした
=楽しめました(^^)
客席は比較的若い年代の方々で、だいたい男女等比でしたかな。
<満席でした>
満足度★★★★
正道ver.
イヌ・サル・キジ(や鬼、キビダンゴ)は出てくるものの桃太郎がなかなか登場しないだけに中盤で4者が集まった時の「キターーーッ!!」感たるや!(笑)
それにしてもあの話をよくもまぁ「海賊風味」に仕立てたものだ、と感服。
満足度★★★★
邪道ver.
「表層の正・裏面の邪」「行動の正・心理の邪」なオモムキ。また、正で残った疑問点に対する回答も含まれており、観る順がこれで良かったと思う一方で、逆順で観たらどう感じたろう?と思ったりも。
満足度★★★★
どっちが鬼?
鬼が島にさらわれた桃姫を鬼といわれるご宗家様が喰らい、この光景をとある企業が物見遊山に立ち入り、それに目をつけた闇企業がリッチな顧客をターゲットにこれを放送するという粗筋でした。
ポップな音楽を流しながらの演出は狂気を少し薄れさせ、色気を押し出していたような感覚でした。楽しかった。
満足度★★★★
『正道』
正道でありながらも、鬼ヶ島も各キャラの設定も、ハイジャック的狂気を滲ませつつ耽美的でした。宇野流哲学的見解(?)とでも申しましょうか?、さりげなく真髄突いてくるような深さも、ちらほらと、魅力ありました。
女性陣の肌露出度低いのに、極上エロチックで、美しかった。イイ女揃い♪
照明も、とても効果的で印象的でした。***申し訳ありませんが、追記します
満足度★★★★
『邪道』観劇
いやー,まったく海賊ハイジャックらしいエロくてエグくてカッコいい。想像しすぎると気持ち悪いけど,想像力の拡散を抑え,十分堪能し,楽しめました。「正道」「邪道」と2つの物語を作るなんてやるなぁ。「邪道」の裏にどのような物語があるのか,とてもとても気になってきます。ちょっと日程がきつく,観劇は無理だけれども,次回公演の時にDVDを購入しようかな。今回も,前回見逃した「黒髪と魚の足とプレシオサウルス」を購入。1500円というお手頃価格なんで,ついつい手を出してしまいます。海賊ハイジャックの芝居は,後ひくわー。
満足度★★★★
邪道
『正道』より、露出度、エログロ度もアップしてましたが、物語的には『正道』の方が深く、感じました。エログロ系嫌いな私ですが、ハイジャック的美学が貫くと、幻想的な美しさと化します。ちゃんと。鬼退治していました。
満足度★★★★
正邪
両方みてみたいと思いました。
今回は邪道ver.のみの観劇だったので正道が見れなくて残念です。
鬼側の信念というのか、悪に徹するというか、限りなく悪というのを期待していたので物足りない気持ちはありましたが、飽きがこなくて面白かったです。
満足度★★★★
sexy girls &従者に金縛り!!
当方、『正道』バージョンを鑑賞。
導入部では、役者の激しい芝居に気圧されながら、口をぽか~んと開けて観てました。
製作総指揮:クエンティン・タランティーノ の映画『ホステル』を連想しつつ今後もずっとこのような芝居が延々と続くのだとしたら凄い!と思わせるモノがありました。
後半、は間延びしていたかな。
満足度★★★★
童話と真
“正と邪”の2バージョンがあって、パラレルワールドになっているとのことだが、自分が観たのは“正”バージョンであった。
痛い生き方をしてきた者の面目躍如。一見残虐そうに見えて欺瞞を排し、却って温かい人間性を表現し得ている。社会の捉え方も資本が総てを支配するという資本主義の根本を捉えて小気味よい。
暴力の象徴としてのやくざも資本の奴隷ではある。が、現代やくざは暴力よりは金の湧く泉を見付けるプロであり、悪知恵と暴力を効果的に用いる技術も持ち合わせているようである。この辺りの描写も興味深い。
満足度★★★★
邪道バージョン観ました
変態セレブ御視聴の闇の猟奇的ショー、なかなかにエグイ。人間の本性のダークサイドですかね。ジャンプスーツ姿の女優さんたちいいねー、見えそうで見えないところが。
満足度★★★★
邪道verをまず観ました。
上演禁止レベルとはいうものの、18禁で上演された「Recover」より遥かにマイルドだと思ったのは、海賊の舞台に慣れてしまったのか、それとも笑いの要素が多かったからなのか(^-^;) 今回は特に宇野さんの戯曲の美しさが際立っていたように思います。ピーチパーティーでの喧騒・・・歌やダンス、フェティッシュなシーン・・・と会話のシーンとのメリハリが効いていたからかも。哲学的な言葉に酔い、役者さん達のキャラクターそれぞれの人生に思いを馳せ。2時間10分という長い上演時間でしたが、ずっと観ていたい、終わらないでほしいと思いました。そして相変わらず川添美和さんの生命力が素晴らしいです。ビッチでした。
満足度★★★
正邪いっぺんに観たい
エロ・グロもキャラ設定も面白いが、似たようなシーンが多くてちと長い。
邪道に2時間10分費やすより、1粒で2度おいしい公演にしたら
登場人物の魅力がより伝わるような気がする。
もっとコンパクトにして正道・邪道いっぺんに観たいというのは我儘か?
満足度★★★
ちょっと長いかな
正道、邪道となっているが、どっちも邪道ぽかったと感じた(笑)。
確かに、邪道の後半はいろいろヤバかったのでこちらが邪道といわれればそうかもしれないが。
後、話の流れ・内容から言って両方ともちょっと長すぎると感じたが、面白くは感じた。
満足度★★★
邪道
桃太郎がハイジャックに掛かるとこういう風な芝居になるのかと感心した。
この芝居をやろうとする人の頭の中をのぞいてみたい気がした。
まさに劇団海賊ハイジャックであった。