ロミオとジュリエットのハムレット 公演情報 ロミオとジュリエットのハムレット」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★★

    面白くてきちんと悲劇
    二つのストーリーを進行させながら、こんな面白いものが作れるなんて驚きました。

    ネタバレBOX

    神父から読書感想文の提出を求められロミオが手にしていた本はハムレット、そしてロミオとジュリエットがデートしながらハムレットを読み進めていくような感じで両方の話がシンクロしながら上手い具合に進行していき、途中大いに笑わせ、凄いストリートダンスシーンがあり、次第に悲劇色が濃くなり、ハムレットの一族もロミオとジュリエットも死んでしまいました。笑いの要素から悲劇まで、そしてダンスも半端じゃありませんでしたし、グラフにするともの凄い高低差のあるエンターテイメント性の高い作品だと感心しました。

    そして最後に劇団のオーディションに遅れて訪れた男が拾った本は、当然ハムレットだと思っていたら何とロミオとジュリエット、ここで意表を突かれました。そしてその場の男女はお互いにロミオとジュリエットの生まれ変わりと気付いてのハッピーエンド、あー最後の最後まで手抜きはありませんでした。

    因みに、作品の執筆順を調べたら、ロミオとジュリエットの方が先で、ロミオがハムレットの読書感想文を書くことはそもそも不可能だったんですね。ここからして面白いです、やられました。
  • 満足度★★★★★

    悲劇×2なのに
    悲劇2つのドッキングなのに、笑いにあふれた喜劇でした。見ていてしかめ面にならない、気軽に楽しめるシェイクスピアもいいですね。

  • 満足度★★★

    シェイクスピア×シェイクスピア
    シェイクスピア作品の中でも特に有名な『ロミオとジュリエット』と『ハムレット』を、笑いの要素をたくさん盛り込みながらドッキングし、1本で2度美味しい作品でした。

    読書感想文の課題図書として『ハムレット』を読むロミオが、敵対する貴族の娘であるジュリエットにその物語をうろ覚えながらに語るという話で、想像していたより原作に則っていました。
    初めは別々だった2つの話が同時進行するシーンが何度かあり、巧みな重ね合わせ方が興味深かったです。両作品ともメインの登場人物達が死んで終わる話ですが、希望を感じさせる短いエピローグがあって爽やかな後味を感じました。

    基本的なプロットは良かったのですが、原作とあまり関係ないネタを引っ張って笑いを取ろうとすることが多いのが残念でした。笑いを少なめにして、ベテランの役者達で演じたら面白くなりそうだと思いました。

    中央に1段高いステージがあり、その両袖に可動式の大きな壁という舞台美術が中途半端な印象で、もっと豪華に出来ないのなら、逆にミニマルにした方が見栄えが良いと思いました。
    また、やたらと壁を動かすのは効果を感じませんでした。

  • シェイクスピアパロディ
    脚本が予想外に面白かった。
    美術にお金をかけたら、もっと見栄えがしたと思う。
    それにしても博品館は観難い。
    後ろから5列目、終盤の芝居が全く見えなかった分、感動が薄くなった。

  • 満足度★★★★

    楽しい要素がいっぱい!!
    ロミオとジュリエットとハムレット ???
    誰しもが知っているシェイクスピア2大悲劇が いったいどう一つになるのか??

    そして papasanも大好きな 小林顕作、澤田育子、岩崎大くん という魅力的なキャストも楽しみでしたが・・・


    おもしろかったーー

    かなりパロディ的な要素もはいっていますので、笑いも十分

    しかし、シェークスピア作品の核心部は きっちり表現されています。。

    ロミオとハムレットの2役を演じた佐藤永典くん、若手ながら かなり多い台詞もほぼ完璧

    同時に2役を演じるメリハリもなかなかで いい役者さんになりそうですね。。

    岩崎大X澤田育子 の絡みは good morninng No.5 ぽくて 楽しかったし、

    小林顕作くんは いつも通りのハイテンションで どこまでが台本なの?? というような アドリブっぽさがたまりませんでした。

    ダンスやギャグ満載のシェークスピア

    上演時間 2時間10分、 楽しませてもらいました(^ε^)♪


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