実演鑑賞
満足度★★★★★
戯曲を読んだときに感じた暗さや楽屋に渦巻く執着から外れて、時にコミカルに、いっそ愉快に暮らしていく女優の幽霊たちの姿がなんとも愛おしい作品になっていました。
会場の写真館の階段上のステンドグラスが、見事な舞台装置として働いていて
会場含め、とっても素敵な公演でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
2回観ました。
L字なので、上手下手と言って良いのかはわからないのですが、鏡のすぐそばとお手洗い側っていう両極端。
あと、お昼回と夜回って違いもあり。更にハプニングで、吉田能さんの演奏有り、無しも。
結果、2バージョンの違う芝居観た印象に。
新作書下ろしというわけではなく、定評ある本。中編くらいの尺。会場もコンパクトなので、大傑作!!って叫ぶような感じでは無いんだけど。
色々と良質で素敵な時間、ほんと素敵な空間でした。
コメディ的な味わいが強く、僕は声出して笑っちゃいました。
座る席で見え方が変わるのは、演劇だからって気もした。
高遠まきさんの作品がそのまま舞台美術に使われてるのも良いなあって。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/13 (金) 14:00
観るのは通算7回目となるこの作品、日本で一番上演された戯曲(伝聞)だけに演出、演者、会場の違いによって毎回異なる面白さがあるのは噺家によって味わいが異なる古典落語の如し。
今回は戯曲冒頭の「鏡のささやき」に吉田能さんが曲をつけた主題歌(?)のコーラスとともに演者が2階からの階段を下りてきて始まる演出から惹きつけられる。
また、女優A・Bのメイク/衣装(なのか?)や階段の上を舞台袖に見立てたことも楽しく、吉田さんのピアノ/ボンゴ/キーボードの生音もいかにもあやめ十八番らしく、まさしくSNSのハッシュタグ通り「#あやめ楽屋」!
実演鑑賞
満足度★★★★
実に色んな「楽屋」を観て来たが、さらに新たなバージョンを目にした。生音楽入り。写真館というので興味津々で訪れたが洋館の内装、白い階段のある高い天井の屋内で、緩急、BGM(生ピアノやボンゴ、キーボード)も効果的で元気の良い「楽屋」であった。
実演鑑賞
満足度★★★★
観てきました☆ 役者さんとの距離がとても近くてドキドキでした☆ 自分はあらすじなど知らずに観たのですが、あとから知ってなるほどって感じでした☆ 蓮見さんがとても素晴らしかったです☆
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/14 (土) 13:00
吉田さんの生演奏と4人の女優さんの相乗効果が良かった。
写真館での上演なので仕方ないのだが、エレベーションの問題で舞台上で見えない場所があり、残念でした。
実演鑑賞
満足度★★★
澤田写真館、青い三角屋根の黄色い古風な洋館。歴史ある写真館を今は多目的スペースに。天才ピアノ職人・大橋幡岩(はたいわ)の作ったDIAPASON(ディアパソン)の1947年製アップライトピアノが置かれている。それを吉田能氏が生演奏、贅沢な空間。コンガを膝に挟んでの演奏も。飾られているアートは現代美術家・高遠まきさんの鏡をモチーフにした作品群。銀幕をイメージした幻想的な銀の鏡、『六英花 朽葉』から触発されたものだと。