『Prism』 公演情報 『Prism』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-20件 / 27件中
  • 満足度★★★

    一話一話をもう少しじっくり見たかった
    話ごとにそれぞれの女優の
    きれいさ、かわいさをテーマにし、
    その魅力を前面に出して描いても
    よかったのではないかな、と思いました。

  • 満足度★★★★

    カワイイだけじゃない
    童話から題材を取りつつ、4人の作家がそれぞれの特徴を出しての短編を4本。全体を通して、女子の「カワイイ」を全面に出しつつ、カワイイだけじゃない実のある芝居をしっかりと作っていた。

  • 満足度★★★

    話自体はおもしろかったです
    四つの”おとぎ話”が、全体を通して有機的につながれば
    もっといいのにな、と思いました。

  • 満足度★★★★

    美しさが増す
    オイラが観た回は、台詞を噛んだり、間違ったりが少し多いかなと感じられましたが、女優陣がその場でいる事による美しさ、また物語自身はちょっと残酷ながらも、女優陣が演じる事により、残酷さが増す中にも美しさが増すのが感じられました。
    よかったです。

  • 満足度★★★

    開演前からの会話は
    演出のうち?童話の再構成でもないか、違う面というか、視点がすき。

  • 満足度★★★★★

    私にとって要らないものって!
    明るく華やかなスペースには白っぽい妖精たちが何やら話していて、とても照れくさい気持ちでいっぱいになりました(*゚.゚)ヾ

    そして、ブラックな童話の世界へいざなわれて行きました。

    ネタバレBOX

    人間あっての存在、自分あってのもの、要らないものが見えてきます。

    幸福の王子の像も銅の塊になったら市長にとっては自分の銅像の材料に過ぎず、シンデレラの姉にとって足の指は邪魔なもの。

    お菓子を食べさせてくれたおばちゃんもヘンゼルとグレーテルにとっては邪魔な存在になり、ヤギに食われるカミも要らないもの。

    奥に座っていた吉水雪乃さんが時々あくびしていて可愛かったです!
  • 満足度★★★

    素敵な集い
    童話は一度も読んだことは無いんですが4作品を観てこの物語が定番として記憶に残りそう。観客は、ほぼ男性。あの近さで演技する吉水さんに感心。

    ネタバレBOX

    4作品どれも面白く戯曲集を購入。
    投票して最下位はバンジージャンプするとか!あ!公演が違うか!
  • 満足度★★★★

    次第にディープになる構成
    童話をモチーフとした4編の短編、原作に近いものから別視点で描いたもの、捻りを加えたもの…と次第にディープになって行く構成と、各書き手の個性が発揮された脚本が面白い。
    また、開場時から板付きの出演者たちの写真集から抜け出て来たようなメイク・衣装も楽しい。

  • 満足度★★★★

    楽しませてもらいました
    メルヘンチックな見た目とは裏腹に、かなりシビアでグロテスクな童話の世界。この落差がいいなー。 『可愛いんだから、いいじゃない』以上に楽しませてもらいました。

  • なるほど。自分はこういうのがかなり好きらしい。
    まずはそれに気付かせてくれてありがとうです。
    記念にやってみた、のレベルではない完成度。写真家として養われた「何処をどう見せれば可愛く見せられるのか」の目利きが演出家としても発動。可愛さの中の狂気も鈍く光っていたし、狂気の中の一途な可愛さも。
    一つくらい面白くない脚本があるかもと思っていたのにみんな面白い。誰にも明かさずひっそり順位を付けようと思ったけど結局は同1位になった。それぞれの演目の繋ぎも上手く出来ていて、作品ごとは絶対的に各作家(しかもみんな銃刀法違反になりそうな武器を持ち込んでくるタイプ)の色が出ているのに観ていて流れが途中で途切れたりしなかった。
    アンケートに次回公演ではどんな事をやって欲しいかという項目があって、個人的には方向性を変えずこのままやって欲しいですね。何回かやったらその中の何作かで再演ベスト版を劇場公演するとか。

    ネタバレBOX

    「可愛くてごめんなさい」はズルイ。こっちこそごめんなさいだ。
  • 満足度★★★★

    男と女
    チケプレに当選して行ってきました。あまりメルヘンにはなじめませんが、その裏側にある醜い面が垣間見られて面白かった。役者さんはみなさんとても魅力あるので、みていて楽しかったです。それにしても華やかでした。但し揃いすぎちゃった感があり、吉水雪乃ちゃんがいなかったらどうなったでしょうか?彼女が私の愛娘と重なってしまい本当にかわいくて参りました。セリフが聞き取りづらいことがあったけれど、今後戸田愛菜ちゃんのように頑張って欲しいです。終演後に写真集を購入しました。まあ男の「かわいい」と女の「かわいい」は別物ですね。この写真集を観てよくわかりました。

  • 1月25日(火)S
    可愛いんだから、いいんです

  • 満足度★★★

    チケット
    友人とはチケットのデザインが異なっていた。可愛い場内の飾り付けと舞台内容が見事にリンクしていた。ルデコに似合った公演だ。個人的には1話が一番楽しめた。最後の4話で、切り抜いた色紙を舞台上にバラ巻いていたが、案の定、テーブルの周りを回っていた女優さんが滑って顔をテーブルの足に少しだけ当たってしまった。さすがにそんなそぶりは見せずに演技は続いたが、プロ根性は認める。でも紙が重なると滑るものだし、そもそも全員が靴下で演技していたからそでなくても滑りやすいはずだ。その辺も演出が配慮すべきだったと思う。怪我が無くてよかった。

  • 満足度★★

    フリルとリボンと甘いお菓子
    隙がないほどの乙女ワールドは大好物の世界観なのだけど、いまひとつ入り込めなかった。ひとつひとつの脚本の完成度は高かったと思うが、表現が演者の自己満足に終わってしまっていた感が。
    ところどころ、引き込まれる部分があっただけに残念。もっと追究できるテーマだと思います。
    ルデコの空間にはとても合っていて良かったです。

  • 満足度★★

    確かにかわいい
    かわいさをとことん追求した公演なんだろうな。写真集出版記念でもあるし、アンケートの「あなたにとって『かわいい』って何ですか?」って・・・。そういう観点では文句なくかわいい公演。ただ、豪華な脚本提供陣に惹かれて演劇として期待して行っただけに、演劇としては???な部分が多かったことが残念。

    ネタバレBOX

    童話の残酷性とかは今更特に新しい視点でもないし、更にそれを展開するということも感じられなかった。会話劇としては結構楽しめたものの、セリフを噛んだり聞き取れなかったりと、演劇としてのクオリティを感じられない部分が散見されたのは残念だった。
  • 満足度★★★★

    童話の世界
    むかしむかし・・と始る日本の童話ではない。海の向こうの代表的な童話4篇集だ。それらは残酷だ。しかし、ワタクシ達がちっさいころ読んだアンデルセンやイソップや他の童話は海を渡って日本に入ったときに、内容を子供向けに優しく変えられた内容ばかりだ。だから、あっちで原作を読むと、殆どが残酷なのだが、そういう土壌で育ったガイコク人を羨ましいとも思う。サイドで観るのがお勧め。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    例えば、シンデレラの原本は、継母やその子供達からさんざん苛められ、酷い仕打ちを受けてきたハイカブリの子が、王子の妃になってめでたく幸せになりました、という本ではない。きちんと仕返しをするのだ。継母たちはシンデレラの命令によって焼かれた熱い鉄の靴を履いて踊りくるって死ぬという、なんともオゾマシイ物語だ。

    童話の中には必ず復讐、戒め、憎悪が含まれており、それらはなんだかキリストの「七つの大罪」に似てるんじゃないかと常々、思っている。

    今回の物語りもやはり恩を仇で返す人間の悪を描写しながら、全体的に「本当は怖い童話」みたいな内容だった。脚本はそれぞれ著名な童話を少しいじりながらも原作の面白みを表現していて好みの内容だった。

    一話と二話の合間に全く休憩がなくいきなり次の物語に入っていたが、迷わず充分に堪能できた。女優人もきっちり演技していたが、雪乃ちゃんは噛んでたり、セリフが聞こえなかったりでちょっと残念だった。体調が悪かったのだろうか?待機中、眠そうだったし、色々やってた。笑
    やはり子供なんだな・・。と感じた次第だけれどむしろ安心した。子供らしい子供で。

  • 満足度★★★

    それはつまり
    確信犯的な可愛いさ。でも、全然嫌味がない。つまり、本当に可愛いってこと。

  • 満足度★★★★

    早めに訪れて・・・
    場内の写真を観たり、
    舞台上を眺めるのもすごくお勧めです。

    表層的なだけではない
    女性のかわいさの本質が
    しっかりと伝わってくる作品でした

    ネタバレBOX

    入るとそこは、
    女性というか女の子の雰囲気がただよう
    どこかぬくもりをもった空間。
    展示されている写真にも心を動かされて・・・。

    席につくと開演前から居続けの役者たちの
    とても女性的な会話が
    会場の空気にゆっくりと拡散していく。

    やがて開演時間がやってきて・・・。
    物語に観る側を導くやり方が秀逸・・・。
    少女が、「もう知ってもよいころ」と手渡された本を読む態で語られるのは
    4人の作家による4つの童話を下敷きにした物語たち・・。

    吉田小夏脚本には
    物語に、実直に積み上がっていく
    表現の力がありました。
    主軸になるふたりの役者が物語のボディを作っていて。
    そこが揺らがないので
    エピソードの重なりにクリアなふくらみが生まれていく。
    高揚につながる無垢の質感を
    まっすぐに受け取る感じ。
    いたずらにシニカルになることなく
    でも暖かさにぼかされることなく
    物語のコアがしっかりと伝わってきて
    やわらかくしっかりと浸潤されました。

    谷賢一脚本には
    観る側を前のめりにさせる設定の秀逸がありました。
    ガラスの靴で有名な物語の外伝のようなお話なのですが、
    本編との表裏の作り方がとてもしたたか・・・。
    ある種のウィットとリアリティが織り込まれて
    この物語の主人公が浸された生活の質感に
    表の物語がしっかりと裏打ちされていきます。
    幼い女の子たちをときめかせる物語の筋立てを
    纏うだけの密度が2人の役者にあって
    母子の台詞、さらには
    終盤、一生一度の思いから溢れ出す女性の業のダークな鮮やかさに
    息を呑みました。

    成島秀和脚本には
    インパクトの秀逸と
    それだけに終わらせない物語の深さがありました。
    骨組みを青い鳥を探す話に委ねた上で
    道具立てをしっかりと並べていきます。
    役者達がくっきりとコンパクトに描く登場人物たちの想い・・、
    その運び方がしたたかに分かりやすくて、
    突然牙を剥くようなカタストロフにも
    因果がしっかりと見えるのです。
    ポテトチップスの道具立てがしっかりと効いて・・
    姉が弟に語るお話を塗りこめた
    嘘の色合いのさりげなさと深さに、
    大人の女性のしたたかさが織り込まれて
    その姿に目を見開きました。、


    小栗剛脚本にはスケール感がありました。
    神と悪魔の確執の姿に
    種を背負うような普遍性が織り込まれて・・・。
    その成り行きは
    やがて、山羊と狼の物語を超えて
    世界の物語となり
    その先に人間が置かれて・・・。
    物語を追っていくうちに、
    人の成り立ちが寓意とともにやってきて
    さらにその先に少女が置かれる。
    彼女の目は悪魔が与えた山羊の目だといいます。
    かわいさの内側に置かれた
    悪魔やけだものの姿がすうっと垣間見えたような気がして。
    その結末の含蓄の深さに圧倒されました。

    終わってみれば個々の物語の秀逸に加えて
    物語をつなぐ仕掛けのしたたかさに舌を巻く。
    本を読み進めるに従って
    大人の女性の内心に宿るものが
    次第に垣間見えてくるような感覚がやってきて・・・。
    そこには、かわいさや美しさの表層にとどまらない
    「女性」の奥行きがしっかりと照らし出されていて・・・。

    それは、場内に飾られていた写真たちからやってくる
    常ならぬ感覚にも重なっていて・・・。
    表層のどこかPopでくっきりとした感じに
    不思議な奥行きがあって心を捉われる感じ・・・。

    作り手たちの才気にがっつりと捉えられたことでした。

    拝見したのが初日ということで
    役者たちのお芝居にやや硬さはみられたのですが、
    役者たちそれぞれに力をまっすぐに発揮できる場面があって
    強く惹かれる。
    6人の女優たちそれぞれの魅力が豊かに感られる舞台でもあって。
    回を重ねるごとにさらなる膨らみも期待できるかと思います。
  • 満足度★★★★

    メルヘンの裏には・・・
    綺麗な薔薇にはとげがある。そして,可愛いメルヘンには残酷さがある。素敵な女優さんたちが織り成す残酷なストーリーの数々。このアンバランスが堪りませんでした。みなさんの表情の豊かさにはホント惹かれます。カメラを向けたくなる欲求は同感できます。この欲求からこの写真集が出来たのですね。開演前にステージ?でガールズトークしている時間も堪能しました。ただ,距離が近すぎて,見ている方がちょっと照れくさい^^;

  • 満足度★★★★★

    サイドから見たよ
    かわいいやメルヘンチックに見え隠れするヒトの本性が描かれている短編集。

    脚本、演出、女優陣その他モロモロが作り出す空間に魅了されました。

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