Re:トライカクテル 公演情報 Re:トライカクテル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★

    なかなか面白かった。
    前回の公演とは比べ物にならないくらい良かったです!
    今回、実はちょっぴり観るのがこわかった。

    クリスマスにはかなりシビアでシリアスな
    悲しいストーリーでしたが、なかなか面白かった。
    細部は気になるところもあったけれど、
    また次回も楽しみにしております。

    それにしても作演の鳥越永士郎氏、1年で4作品がんばるなぁ。
    大学の授業とかけっこう大変なはずなのに。

  • 満足度★★★★

    こういうの
    けっこう好き!ただ力の差を感じた。

  • 満足度★★★★

    成長する過程なのかと
    前回公演よりも、色々な面で向上がみえました。
    ただ、観てきた人の多くが感じておられたように、自分も人間関係の繋がりの狭くてごちゃつき感は感じました。

  • 満足度★★

    世界に入れませんでした。
    登場人物に感情移入できるかどうかが私にとって重要なのですが、主人公の三田は不器用な男という設定だけれど、無気力・無感動な感じでまったく共感できませんでした。役として登場はしない彼女が、どうして彼に惹かれたのかがまったく分からないです。小説云々…の説明があっても。
    元同僚の上司も、ただ嫌な男というだけでふくらみがないし、バーのマスターやバイト、奥さんにも残念ながら魅力を感じることができなかったので、常に距離を置いて眺めている感覚でした。
    書きかけの小説の登場人物が出てくるというのはよかったです。

    リアルな芝居とシンプルな舞台というのは分かりますが、カウンターの板の繋ぎ目が段差になっていることや、イスも足をのせる台が高い位置にあって、役者さんがみんなそこに足を置いて座るものだから見ていてキレイではありませんでした。そういう細かいところが気になりました。

    最後の展開もう~ん…面白さとか感動とか、余韻みたいなものがなかったです。上演時間は短いのに、退屈に思う時もありました。クリスマスものだから素敵な話かなと期待していましたけど、ちょっと残念でした。

    ネタバレBOX

    私も執筆活動の経験はありますが、リストラされた三田が、今度こそ作家として本気に活動を始めるのかと思ったら、振られた彼女を振り向かせる為というのに納得がいきませんでした。自分のことを書くというのが実はとても大変なことだという編集者の言葉には共感しましたが、それができる作家として夏目漱石・太宰治・芥川龍之介の3人を挙げたのにはしらけてしまいました。

    マスターと編集者の奥さんの赤ちゃんを巡るやり取りなどコメディ部分もありましたが、あのネタでは笑えません。最後に三田がサンタの格好で走る姿を長く見せていましたが、あのシーンも笑いをとりたいのか感動させたいのかが掴めずリアクションに困りました。

    細かいことばかり指摘して申し訳ないですが、それに客商売の人は、普通お客さんが話した内容を、どういう関係かも分からない他の人間にベラベラしゃべらないですよ。それがキッカケでトラブルになっても、責任を感じている訳でもないし、三田も怒るとか何か感情を表すということもないですしね。リアルな芝居を目指しているようですが、リアリティがありませんでした。
  • 満足度★★★

    垢ぬけない
    不器用な男たちと恋人たちの可愛らしさの落差が良かったです。

    ネタバレBOX

    最初、サンタが頭を下げてから相手を殴ったので頼まれでもしたんだろうかと思いましたが、怒りで身をかがめていたんですね。

    小説の登場人物が作者を急かすパターンは過去色々あります。結局作家の彼は交通事故で死んでしまったものの彼女の手許に小説が残り、小説の中の恋人たちは彼女の中で生き続けるということだったのでしょうか。

    ところで、エエーッって驚くときの間の悪さがどうしても気になりました。
  • 満足度★★★★

    なかなか楽しめた
    狭い「楽園」の空間をうまく生かし、カフェバー公演風にしたのが面白い。このところバー公演で良い物に当たらなかったので、「掘り出し物」に思えた。
    クリスマス物として悪くはないし、前回の作品よりは進化しているように感じた。
    この作者は回想を入れた謎めいた作品が好みのようで、背伸びをして荒削りな点もいくつか見受けられるが、私は作品に好感を持っている。
    まだ若い人らしいので、伸びしろはありそうだ。
    やはり年を重ねて身に着けていくものはあると思うし、事実、学生時代から観続けている劇団の作家もみなそうだったのであまり心配はしていない。
    実のところ劇作には全く向いていないと思われる作家もときにはいるが、この作家はそうではないと思う。
    内容の感想はネタバレにて。

    ネタバレBOX

    前作より短い70分物というのが良かった。あわただしいバー公演をいくつも観ているせいか、ゆったりしたテンポを楽しめたし、珍しく時計を見ることなく過ごした。ただ、長めで無言のジェスチャー場面が多いのは気になった。
    何事も中途半端で煮え切らず、表情も乏しいサラリーマン三田(高山五月)。職場で同期の男(斉藤央)が出世して上司になり、ほとんどいじめ状態にあっても、満足に自分の心情も話せない。こういう人を私は身近に知っているので共感がもてた。
    私が一番気になった点は、マスター(小野寺駿策)の編集者の妻(木畑舞子)がしょっちゅう夫の職場であるバーにやってくること。最近のTVドラマにも多いパターンで、舞台設定と進行上しかたがないのかもしれないが夫婦だとあまりありえないことだ。せいぜい婚約者の設定にしておいたほうがよかったと思う。また、妊娠がわかってからの妻の飲み物は明らかに水とわかるものだったが、台詞でそれをわからせたほうが親切だったのでは。
    作家志望の三田と編集者の描き方も安直さは感じた。
    パンフに配役が載っていないのは、小説の登場人物である男女(宮尾政成、後閑真純)の存在を伏せたかったためだと思うが、彼女の浮気をほのめかす上司の発言もあるので、この「彼女」が別の「彼氏」とデートしてるのかと誤解するようにも見せているのは、なかなか巧いと思った。
    三田がサンタとも読める役名もいい。
    マスターが妻の妊娠をガンのような重病と勘違いしたり、常連のタマキ(角北龍)が彼女に買ってやったコンサートのチケットが実は近藤(坂本真太郎)に関係しているのではと思わせる笑いの場面も、あざとさはあるが面白く観られた。善意の人間関係によるきれい事にまとめず、近藤に「三田の苦境は自業自得」と言わせるのも観客を代弁しているようでよいと思った。
    登場人物の男女の会話によって三田が事故にあって死んだと思われるが、そのあとの最終場面が、上司も交えてやけに和気藹々としているのを三田が眺めているというハッピーエンド風なのが違和感を覚えた。冒頭のサンタが人を殴る場面もサスペンス風だが、内容がサスペンスではないので、あまり効果的には感じなかった。むしろないほうが良かったと思う。
    前作とは違う役どころを演じた高山と坂本、前回よりは「間」がよくなっていた小野寺など、前回の公演メンバーの変化もうれしく感じられた。
    海賊ハイジャックの斉藤の現代物も客演ならではの新鮮さだ。
    今後、作者が劇団員ともにどのように成長していくか、長い目で見守りたいと思っている。

  • 主人公の不器用さは・・・・
    いまひとつだったかな、いろいろと。
    もっとミリミリと、細かいトコロ煮詰めないといけない余地があった。
    ように感じました。
    クリスマスに、その象徴のサンタが人を殴る!
    というインパクト、見せたかったんですかな?
    う~む・・・・・。 でした

    ネタバレBOX

    要領の悪い男が、いろいろあって立ち直る物語に・・・
    なってなかったような気がする。

    会社クビにして、彼女まで取った上司さんは。
    なかなか悪役振りがハマッテました。

    けど主人公さん、物語書ける作家の割りに。
    感性乏しく、空気読めず。設定に無理ありませんか?
    表面行動と内面の精神活動にズレがあって、
    自己ペースで小説とか書かせると良いが、
    チーム作業での会社の仕事ではペースを乱してたとか。
    そーゆー設定には出来なかったんだろうか?

    主人公の作品世界のカップルにしても、
    12月に合わせない服装にして、観客に違和感もたせるとかの、
    工夫が必要だったのでは?

    舞台はバーが中心なのだが、
    いろいろ変な事が重なったりするトコなんだし、
    BAR「特異点」でしたとか名前付けて観客の笑い取るとか。

    現実の登場人物の格好も12月に向けて、
    だんだん厚着にしてったり。会話の中に月日入れたりして。
    ラストのクリスマスイブに何かあるんだ!
    と鋭い観客にヒント与えるとか、必要だったのでは?

    オープニングの殴るシーンとかは入れない方が・・、とも思った。

    オチは観客に投げられた様な気がしますが、
    聖夜の話なんだから、奇跡おこして明るく閉めた方が良いとも思った。

    主人公車に轢かれる
    (照明でやってたけど、ブレーキ音の方が判り易いです)
    で奇跡的に軽症・でも利き手折る・彼女に原稿が届けられ・
    元鞘に納まり・口述筆記で暫く本書くとか(彼女に手伝ってもらってね)。
    明るいオチの方が良かったと思いましたが・・・。
    (せめて主人公カップルぐらいはねぇ)

    バーのマスターとそのバイトくん。
    ボーっとしたマスターだけど、目分量でもきっちりカクテルが作れるところと、
    バイト君はスイングメジャーカップとか、しっかり使うようにしてたりとか。
    ミキシンググラスやバースプーンなんかも、さりげなく使ってみてたり。
    細かいトコ本格的にして欲しかった。メジャーカップ使う程度じゃねぇ・・。
    せっかく本当に液体使って飲んでたんだし、あと一押し!!

    らしさの追求してほしかったデス

  • 残念
    やる気は感じた。
    ただし、いろいろなものがそれに追いついていないという印象だ。

    ネタバレBOX

    主人公の成長ドラマにしては、葛藤が浅いし、小説を書くということが非常に安直に使われていた。
    恋愛ドラマとしては、男女の気持ちの動きがまったく見えなかった。と、言うより、主人公の彼女が一切出ないので、彼女の気持ちがわからないのだ。もちろん、彼の彼女に対する気持ち(熱さ)も感じないし。

    そもそも、主人公の彼女は、別の人と付き合っていたのを、主人公が何度もアタックして手に入れたと言う。そのときの彼女が彼と付き合うことを決めたのは、彼が書いた小説を読んで、こんな小説を書く人ならば自分も大切にしてくれると思った、ということ。これって、何度もアタックしたことと、微妙な関係にないだろうか、すっきりしない。

    また、その彼女は、主人公と別れた後に、主人公が嫌っていた上司と付き合うのだ。当然、元彼の上司(同僚)であることは承知の上だろう。だって、主人公は、バーでさえ、上司のことを愚痴っていたぐらいなのだから、彼女は知っていて当然だ。
    そんな彼女に魅力があるのか? と思いつつ見ていた。ひょっとしたら、彼女が舞台に登場しないことで、観客の気持ちをそのように向けて、ちょっとしたどんでん返しがあるのかも、と思ったら、まったくそんなことはなかった。
    また、主人公も彼女に対して、自分がリストラされたときに支えになってくれた、と言いつつ、身勝手なこと言い、そのため彼女は去っていくのだが、それに対する反省の色さえない。

    何度もアタックして射止めて、身勝手なこと言って振られて、だけど復縁したいから小説を書いて、と、あくまで自己中心なのだ。
    彼女の気持ちなんてどこにもない。なんだかなぁと思ってしまう。

    だから、恋愛モノとしても、観ていて気持ちが入らない

    結局、主人公は一体何をしたかったのか? ということだ。
    小説を書くことに情熱があるわけではないし、仕事に一生懸命というわけでもない。彼女と一緒になりたいと思っているわけでもなさそう。小説を書くということが、単に彼女の気持ちを振り向かせたいだけというのには、共感できるわけがない。それなのに、一生懸命パソコンを打ったり、編集者のアドバイスを受けたりするシーンがあったりして、ちよっと白けてしまう。

    主人公、ほぼ無表情と言っていいし。

    最悪なのは、ラストに主人公が事故死してしまうらしきシーンだ。
    ドラマチックを履き違えた、唐突なそんなシーンは、いかがなのものか。

    いずれにしても、なんだか安い話になっているとしか思えない。

    主人公の書いている小説の登場人物(主人公の分身のような)が登場するというアイデアは面白いと思ったのだが、今ひとつ物語に融合してこない。
    彼らがいる意味が見えてこないのだ。
    彼らが、主人公のことを回想するという感じの狂言回しになれば、すっきりしたように思える。と言うか、誰がこの物語を引っ張っているのかが、見えてこないのだ。あるバーに集う人々の群像劇というわけでもないし。

    観客は正直なもので、わずか70分程度の上演時間なのに、時計を見てる人が数人いた。

    物語だけでなく、演出のテンポが悪いのだ。
    具体的に言うと、無言で会話しているように見せて、音楽を流すシーンがやけに多い。これって、全部カットしてもいいのではないかと思ったほど。

    例えば、主人公が泥酔するシーンがあるのだが、暗転後、まずはバーに客がいて無言で会話していて、そこにマスターの妻がやってきて客に紹介する。そして、主人公が酔って入ってきて、マスターや客がソファに寝かせる。ここまでBGMで全部無言の会話。
    これって、ここまで必要なのだろうか。暗転後、バーのソファに酔って寝ている主人公がいる、で意味は通じるだろう。
    こんな余分な説明シーンが多いのだ。70分なのに。

    また、ラストにサンタの格好をした主人公が、元上司を殴って元彼女のところへ向かうシーンがあるのだが、これも構成が悪い。
    サンタが元上司を殴って、暗転。
    主人公の書いた登場人物の会話シーン。「あれ走っているよ」の台詞でつなぐ。
    サンタに扮した主人公が走るシーン。照明が彼の横から当たる。
    主人公の書いた登場人物の会話シーンに戻る。彼らの会話で主人公が亡くなったことがわかる。
    というのが実際の舞台なのだが、サンタが殴って走るシーンへのつなぎが悪くヘンな間が空いてしまう。映像作品のようなカットバックが、テンポ悪く入るからだ。
    ここは単純に、
    サンタが元上司を殴り、走り出す、そして横から光。
    で、小説の登場人物がその顛末を語る、
    というのでよかったのではないだろうか。
    主人公が亡くなるということの是非は横に置いて。

    他の登場人物のエピソードも、それぞれ悲喜交々なのだが、それが別に本筋にかかわってくることはなく、例えば、マスター夫婦の妊娠に関するエピソードも、意味なく人の出入りがあって(会話のズレを演出したいがための人の出入りがあった)、説明的に演じられる。それが後で物語に活かされるわけでもないし、それほど笑いが起きるような内容でもない。

    役者については、申し訳ないが、誰もその役に見えなかった。例えば、やり手のはずの上司は仕事ができるようには見えず、マスターの妻は編集者には見えない。バーテンダーも所作やカクテルや飲み物を作っているのが、単にコップに何かを注いでいるだけにしか見えず、プロの感じがしない。
    バーのバイトや振られる客の本業が裏に見えてこない(具体的な本業を舞台上で説明せよ、と言っているわけではない)。つまり、役が背負っているはずの生活が見えてこないのだ。

    厳しいことを言うが、公演を打つ前に、何かやらなくてはならないことがあるのではないだろうか、受付の印象がとても良く、役者も頑張っていることは、十分に伝わってくるだけに、残念でそう思ったのだ。
  • 満足度★★★★

    大器晩成型?
    若いエネルギーで突っ走ったり、派手なことで意表をついたりせず、じっくりストーリーを展開していく着実型の劇団のようです。今の時点では背伸びして実年齢以上の老成や渋さを狙ってる感がありますが、さらに経験が積み重なれば、サラリーマンの哀愁やバーの味わいが自然と出てくるようになりそう。バーのBGMの選曲が良かったな。

  • 満足度★★★★★

    心がポカポカになりました♪
    決してスケールが大きいわけでもなく、自分の身近なところで起きていそうなお話なのに、すごく訴えかけてくるものがありました。

    というか、日常的だからこそ、普段忙しさにかまけて忘れがちなものを、
    お芝居を通して思い出させてくれた・という感じです。

    今後の舞台も楽しみにしてます!

    ネタバレBOX

    制作側の意図するところでなかったら申し訳ないのですが、
    個人的には“無償の愛”っていうのをすごい感じました!

    男女の恋愛だけじゃなく、かつてお世話になった他人の力になりたいと思うのも“愛”ですし、赤ちゃんを愛おしく思う親の心も愛ですし・・・。

    そういう身近に溢れている愛を、映画やドラマの画面を通してじゃなく、生身の人間が目の前で演じてくれたからこそ、一層リアルに感じ取ることが出来たんだと思います。

    三田さんをはじめ、どの人物もそれぞれ魅力があって共感出来ました。

    三田さんの上司も、一見嫌な人ですが(笑)、三田さんが前に進むために必要な存在だったんですよね。
    人生、色々な人に出会いますが、そういう出会いが今の自分を形成してくれるのだから、無駄な出会いなんてないんだなと思いました。


    素敵な時間をありがとうございました!!


  • 満足度★★★

    うーん
    脚本、演出、演技の連帯感がイマイチ...、
    今後、回を重ねることで劇団のウリというかアジというかを
    熟成させていってもらえれば!

    とはいえ、バーに行くのもいいかもな、と思えた。


  • 満足度★★★

    バーの一場面
    行きつけのバーに集まる人びとが描かれ、それぞれの境遇は面白いと思う。

    ネタバレBOX

    ただ、そこまで人間関係が絡みつくなんて世界が狭すぎるだろう、と思ったのは私だけか。なんとなく最後まで世界に入り込めなかった。マスターと上司の役者さんは良かった。あと、三田さんがサンタの格好で走るシーンはいかがなものか。笑ってよいのかわからない。
  • 満足度★★★★

    人生いろいろ
    ついていない男がバーで飲んでいる。そこにはいろいろな生活がある。希望もあり、絶望もあり、そんな物語。
    ま、明日もがんばるかな

    ネタバレBOX

    バーなんだから、カクテルやウイスキーの水割りに氷なしじゃなんともまずそうな飲み物に見えてしまう。、つまらないことを突っ込むけど、液体を出すなら氷まで用意して欲しかった。

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